Remote Desktopで制御および監視する方法を選択する
現在ログインしているユーザとは別のユーザアカウントを使ってクライアントコンピュータを認証する場合は、コンピュータを制御または監視するときにどのユーザのデスクトップを表示するのかを選択できます。これらの設定は、コンピュータごとに固有です。
画面を共有:現在ログインしているユーザに表示される画面をそのまま表示します。
仮想ディスプレイに接続:「Remote Desktop」でコンピュータを認証するために使ったユーザアカウントのデスクトップのみを表示します。これにより、ログインしているユーザを妨げることなくコンピュータを管理したり、アプリを開いたりできます。
動作を確認:コンピュータを認証するときに、上記の 2 つのオプションのうち一方を選択できます。
制御および監視時に表示するデスクトップのユーザを選択する
デフォルトでは、クライアントコンピュータを制御または監視するときに、リモートユーザの画面がそのまま表示されます。
現在のユーザの操作を監視せずにコンピュータを管理したい場合は、「Remote Desktop」を使った認証に使用されるユーザアカウントのデスクトップを表示することができます。コンピュータを制御または監視するときに別のユーザがログインしている場合は、認証済みのユーザのデスクトップを表示できます。その他のユーザは、中断されずにコンピュータを使用し続けることができます。だれもログインしていない場合や、認証済みのユーザがログインしている場合は、コンピュータでユーザが見ているものと同じ画面が表示されます。
このオプションを使用する場合は、「Remote Desktop」を使った管理、制御、および監視するためだけに使用される管理者アカウントを各クライアントコンピュータに作成することを検討してください。
Remote Desktop で、メインウインドウのサイドバーでコンピュータリストを選択し、1台のコンピュータを選択してから、「ファイル」>「情報を見る」と選択します。
「属性」をクリックし、「編集」をクリックして、ユーザ名とパスワードを入力します。
これは、コンピュータを制御または監視するときに表示されるデスクトップのユーザです。
「制御と監視」をクリックします。
1 台のコンピュータを制御または監視するときは、「このコンピュータを個別に表示中に、別のログインでディスプレイを使用する場合」のオプションを使用します。
同時に複数台のコンピュータを監視するときは、「このコンピュータを複数監視の一部として表示中に、別のログインでディスプレイを使用する場合」のオプションを使用します。
監視または制御する前に許可を求める
クライアントコンピュータのユーザの画面をそのまま表示できますが、その前にアクセス権を付与する必要があります。接続しようとすると、接続を許可するかどうかをユーザに尋ねるダイアログがコンピュータに表示されます。ユーザが「はい」と回答しなければ続行できません。
クライアントコンピュータで、アップルメニュー>「システム環境設定」と選択し、「共有」をクリックします。
「リモートマネージメント」を選択し、「コンピュータ設定」ボタンをクリックします。
「他のユーザが画面をコントロールする権限の要求を許可」チェックボックスを選択します。