Remote Desktopを使用してリモートでコマンドを実行する
クライアントコンピュータで UNIX のコマンドおよびスクリプトを実行できます。
単一の UNIX コマンドを実行する
UNIX コマンドウインドウを使用して、選択したクライアントコンピュータに単一のコマンドを送信できます。コマンドは bash シェルを使って実行されます。
Remote Desktop で、メインウインドウのサイドバーでコンピュータリストを選択し、1台以上のコンピュータを選択してから、「管理」>「UNIXコマンドを送信」と選択します。
以下のコマンドを入力します:
複数行のスクリプトの場合は、各コマンドをそれぞれの行に入力します。
読みやすくするために 1 行のコマンドを区切る場合は、バックスラッシュ(「\」)を使用して新しい行を開始します。
コマンドを実行するために使われるアクセス権を選択します。コマンドは、以下のいずれかのユーザとして実行できます:
現在ログインしているユーザ
クライアントコンピュータの別のユーザ
ユーザ名が root であるシステムユーザ
シェルスクリプトを実行する
「Remote Desktop」を使うと、クライアントコンピュータでシェルスクリプトを実行できます。シェルスクリプトは、連続して実行される UNIX コマンドの集合からなるファイルです。
シェルスクリプトは、すでにクライアントコンピュータ上にある必要がありますが、「項目をコピー」コマンドを使ってスクリプトファイルをクライアントコンピュータにコピーしてから、「UNIX コマンドを送信」を使って実行することもできます。
タスクダイアログの指定されたユーザフィールドに「root」と入力することにより、ルートとして、またはルートレベルのアクセス権を持つ別のユーザとしてスクリプトを実行します。(ルートユーザを指定するために、ルートアカウントを有効にする必要はありません。)対象コンピュータがログインウインドウの状態の場合に現在のユーザとして UNIX コマンドを実行すると、現在のユーザが存在しないため失敗します。ルートユーザとしてタスクを実行するために sudo
または su
を使わないでください。タスクは対話型であり、さらなる入力やスクリプトからの応答が想定されます。
スクリプトを準備して保存します。
スクリプトが UNIX 改行で標準テキストとして保存されていることを確認します。
Remote Desktop で、メインウインドウのサイドバーでコンピュータリストを選択し、1台以上のコンピュータを選択してから、「項目をコピー」コマンドを使用してスクリプトファイルをコンピュータにコピーします。
詳しくは、ファイルをコピーするを参照してください。
スクリプトをコピーしてから、「管理」>「UNIXコマンドを送信」と選択し、以下のように入力してスクリプトを実行します:
sh script_name pathname
「送信」をクリックします。
コンパイルした AppleScript スクリプトを実行する
コンパイルした AppleScript スクリプトを実行できます。
スクリプトをアプリケーションとして保存します。
Remote Desktop で、メインウインドウのサイドバーでコンピュータリストを選択し、1台以上のコンピュータを選択してから、「項目をコピー」コマンドを使用してアプリケーションをコンピュータにコピーし、「項目をコピー」ダイアログで「項目を開く」オプションを選択します。