サイバー攻撃の標的になった場合にMacをロックダウンする
非常に高度なサイバー攻撃から個人的な標的になっていると考えられる場合は、アプリケーション、Webサイト、および機能を厳しく制限することができます。
ごく少数の個人がその人の職業などが原因で非常に高度なサイバー攻撃から個人的な標的になる場合があり、ロックダウンモードはそのような人のために設計されています。ほとんどの人はこのような攻撃の標的になることはありません。
ロックダウンモードをオンにする
Macでアップルメニュー >「システム設定」と選択して、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」 をクリックしてから、右側の「ロックダウンモード」の横にある「オンにする」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「プライバシーとセキュリティ」設定のロックを解除してから、「オンにして再起動」をクリックします。
Macが再起動したら、個々のWebサイトでロックダウンモードをオフにすることができます。Webサイトごとに設定をカスタマイズするを参照してください。
重要: ロックダウンモードにすると、次のように一部のアプリケーションと機能の動作が変わります。
メッセージ: ほとんどの種類の添付ファイルがブロックされます。
Webブラウズ: 特定の複雑なWebテクノロジーがブロックされます。これにより、一部のWebサイトの読み込みが遅くなったり、正常に機能しない場合があります。
FaceTime: 以前通話した相手や連絡先でない限り、FaceTime通話の着信がブロックされます。
Appleサービス: 「ホーム」アプリケーションでホームを管理する参加依頼など、Appleサービスへの参加依頼は、以前その相手に参加を依頼したことがない限り、ブロックされます。
共有アルバム: 「写真」アプリケーションから共有アルバムが削除され、共有アルバムへの新規の参加依頼はブロックされます。
USBアクセサリ: デバイスをUSBアクセサリや別のコンピュータに接続するには、デバイスのロックを解除する必要があります。
構成プロファイル: 構成プロファイルをインストールすることはできません。また、デバイスをモバイルデバイス管理に登録したり、監視対象にしたりすることはできません。
ロックダウンモードをオンにしても、電話と通常のテキストメッセージは同じように使用できます。SOS緊急電話など、緊急時の機能には影響しません。
ロックダウンモードをオフにする
Macでアップルメニュー >「システム設定」と選択して、サイドバーで「プライバシーとセキュリティ」 をクリックしてから、右側の「ロックダウンモード」の横にある「オフにする」をクリックします。(下にスクロールする必要がある場合があります。)
「プライバシーとセキュリティ」設定のロックを解除してから、「オフにして再起動」をクリックします。