加熱式タバコ「臭くないです、服にニオイつきません、健康被害ないです」←これが叩かれる理由
-
- カテゴリ:
- 喫煙と禁煙
20歳未満の喫煙防止を呼びかける街頭キャンペーンが鹿児島市で行われました。 このキャンペーンは7月の「20歳未満喫煙防止強化月間」にあわせ、九州南部たばこ販売協同組合連合会などが毎年行っているものです。
鹿児島市での街頭キャンペーンではたばこ販売関係者や警察、大学生らおよそ50人が啓発用のポケットティッシュを配り、20歳未満の喫煙防止を呼びかけました。・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
日本体操協会は19日、東京都内で緊急会見を開き、パリ五輪の日本女子代表で主将に選ばれていた宮田笙子(しょうこ、19)=順大=に喫煙と飲酒が確認されたため、五輪出場を辞退したと発表した。協会では情報提供を受けて本人を事前合宿地のモナコから18日に帰国させ、事実関係を確認。6~7月に喫煙は東京都内で、飲酒は強化合宿で滞在していた北区の味の素ナショナルトレーニングセンター宿泊棟で行われたことが判明した。・・・(記事の続き・詳細は引用元にて👇)
引用元
2019年の調査によると、現在、習慣的に喫煙している人は16.7%、男女別では男性27.1%、女性7.6%。それらのうち加熱式たばこ使用者は男性で27.2%、女性25.2%で、20~30歳代の喫煙者では約30~50%が加熱式たばこを使用している(厚生労働省調べ)。日本人の喫煙率は長らく減少傾向にあるものの、そのなかで加熱式たばこ使用者は増え、その一部ユーザーによる自分に都合よく解釈した「たばこマナー」が各方面で問題となっている。(中略)
千葉県在住の女性会社員・Aさん(30代)は、加熱式タバコ利用者の中には、人混みなどでもところ構わず吸う人が一定数いると、怒りを交えて指摘する。
「駅に向かう途中の混雑する通りで、毎朝、必ず誰かが加熱式たばこを吸っているようで、強烈なにおいが漂っています。紙巻たばこよりはにおいや煙は少ないものの、独特のにおいが周囲に漂っています。加熱式たばこはにおわないからいいだろうと思っているのは、吸っている人だけ。だから、こっそり吸ってもバレないと思っている。他にも、全面禁煙のはずのテーマパークや遊園地でも、手で隠すように吸っている人は結構見かけます。そういう意味では、紙巻たばこよりタチが悪い」(Aさん)
紙巻たばこであれば、加熱式と違ってたばこから副流煙が常に立ち上るため、誰が吸っているかは一目瞭然だったかもしれない。だが、加熱式たばこだと点火した火の色が見えることはないし、煙も少なくて誤魔化しやすい。こっそり吸いやすいため、においに気がついたとしても、人混みの中で隠れて吸っているのは誰かと特定することが難しい。
だが、このように「こっそり吸えるから」とは、加熱式たばこ愛用者だけが思っているに過ぎない幻想で、非喫煙者からすれば、禁止されている場所で、こっそり喫煙していることもバレバレだ。にもかかわらず、やはり「バレていない」と思い込んで、あちこちでこっそり加熱式たばこを口元に運ぶ人が後を絶たない。
引用元
横浜市立大学の研究グループが、アイコス(イルマ)のタバコスティック(テリア)からの抽出物の細胞毒性を調べたところ、活性酸素(ROS)の生成と細胞内のカルシウム(Ca2+)濃度の上昇という現象が起き、がん細胞を増殖させるなどの毒性があることがわかったと日本生理学会の英文誌に発表した(>>3)。
同研究グループは、従来の紙巻きタバコとアイコス・イルマのテリアからニコチンとタールを除去した抽出物を用い、それぞれヒトの口腔扁平上皮がん細胞株(OSCC細胞)、ヒト歯肉線維芽細胞などに曝露させ、細胞生存率による細胞毒性、細胞の自死(アポトーシス)、p38というタンパク質(ストレスや炎症性サイトカインなどによって細胞外の刺激を細胞内へ伝えて細胞の機能に影響をおよぼす役割を持つ)の発現と変化(リン酸化)、活性酸素(ROS)の増減、細胞内のカルシウム濃度などを調べた。
現状の研究において、喫煙者の加熱式タバコの吸い方はまだはっきりと標準化されていない(>>4)。
多種多様な仕様の製品が次々に出ているためもあるが、同研究グループはアイコス・イルマに関しては5ミリリットル(80パフ、1パフは1回の吸引)の抽出物を用い、これは現実世界の喫煙による濃度と大きく異ならないとした。
その結果、従来の紙巻きタバコに比べると影響は低いものの、アイコス・イルマの抽出物には、細胞増殖を抑制するなどの細胞毒性があり、細胞の自死を促進し、異常な細胞増殖がみられるなどの悪影響をおよぼす成分が含まれていることがわかった。
これは従来の紙巻きタバコと同様、アイコス・イルマには、p38タンパク質と変化(リン酸化)による細胞の自死(アポトーシス)、細胞内のカルシウム濃度の上昇、活性酸素(ROS)の産生などを引き起こすなどの作用のあること、さらに従来の紙巻きタバコとは異なった細胞内カルシウムによる異常な細胞増殖が示唆されることもわかった。
引用元