2023年12月27日

いやはや、この1ヶ月あまり、病院三昧でした。

前回の続きとなりますが、まずは頭部のCTを撮りました。
結果は、一週間後に診断となります。

翌週、再来院。
前回は気難しそうだった年配の女医さんは、今回は笑顔で迎えてくれて、
割とフランクな雰囲気で、まるで印象が変わっておりました。
きっと、朝方に家庭で夫か息子と揉め事があり、顔に出てたのかなあなんて、
童子は名探偵コナンに成り代わり、密かに推理脳を活性化させていたのです。

で、CTの結果はというと、
やはり左の上顎部は、左側の漆黒とはまるで違い、白い影にすっぽりと一面包まれている状態。
女医さんの見立てはというと、上顎部の下部の上奥歯の付け根部分にも影が見られると。

上歯の接合部と上顎部は繋がっており、虫歯の炎症が副鼻腔炎の原因の可能性もあるらしい。
CT画像では、よく解らないから、MRIが必要との事。
(なら先にMRIを撮れよと口からこぼれそうになったが、 そこは断酒10年を経過し人格が丸くなった童子。 ぐっと、余計な事を言わぬよう耐えておりました。断酒は辛い。)
また、歯科でも検査が必要という事で、口腔外科の予約も取ることに。

さて、1週間後、再来院です。
MRIが10時、口腔外科が14時。
家に帰ってまた来るのも大事なので、仕事のPCと、昼食用にエナジージェルも持参。

MRIは、これまで受けたことがあるかどうかも、思い出せません。
それに、CTもMRIも何が違うのかが、よく解っていないのです。
MRIの女性操作員から、閉所恐怖症はないですかのような質問を受けて、「大丈夫です。」と条件反射的に生返事をしたのであるが、よく考えると実は列記とした閉所恐怖症なのであった。

幼少期に、道路の下に埋められた小さなマンホールを這った状態でくぐりぬけようとして、
途中で身動き取れなくなり、日も沈みかけた頃に救助されるという経験がトラウマとなって、
未だに、何らかの閉所に閉じ込められた状況を想像するだけで発狂しそうになるのだ。('A`|||)

多分、宇宙飛行士にはなれない。
間違いなく恐怖心に耐えられなくなって、再飲酒で急性アルコール依存がぶり返す。
(その場に運よくアルコールがあればの話だが)

で、閉所恐怖症のぶり返した童子は、MRIの中に飲み込まれていき、20分くらいの閉所を味合う事に。
内容はCTと大差はないが、機械から聞こえて来る不気味な音に恐怖感が募る。
重低音の振動音と、周期的にズドンと地下深くで唸るような内燃機関のような音が、
地底人SF小説物のおどろおどろしい世界を髣髴とさせるのだ。

なんとか発狂は免れ、午後の口腔外科用のレントゲン写真も撮影し、午後の部へ。
時間があるので、自動販売機が設置された飲食エリアのテーブルでPCで仕事ができた。
ドンキで128円で買って保存してた、300mlエナジージェルが活躍する。

さて、時間を潰して、14時からの口腔外科。
初老の医師。巷の歯科のように、若い女性のアシスタントも居ない殺風景な診察室。他にも、2人の医師がいる。
レントゲン写真を見るや、「奥歯の根元が腐っているので、ほっておくと悪化する。」と。
副鼻腔炎の直接原因かは不明だが、危ないので抜歯するという。
そっそく、手術の予約を取ることに。

という事で、またまた、一週間後、口腔外科の治療台で抜歯。
ちくちくと細い針の注射器で麻酔剤を注入されて、二三分後には抜歯。
器具で力を掛けて抜こうとしているのだが、鈍痛に耐えられなく声を上げた。(#`皿´) 

「麻酔が足りないか」と、追加注射。(ケチらずに麻酔剤を使ってくれ!(≧ヘ≦) )
ものの数分・・・歯を食い縛り、ようやく抜けた一物を見せられた。
「ほれ、根元が化膿して割れている。」との事。

そいつは、細長い歯のイメージとは程遠く、ごろんと大きく丸い豆のような奴で、とても別れを惜しむ気分にはならぬグロテスクな姿形の輩であった。(´・ω・`)
抜けた歯茎はテグスで、さっさと要領よく縫合されて、一週間後に抜糸とのこと。
出血の可能性がるので、当日は飲酒は禁止。また、風呂や激しい運動も禁止。
(残念ながら、飲酒は止めたのですよ~、とは自慢しなかったが・・・)

また午後からは、耳鼻咽喉科へMRIの結果を聞きに。
今日も女医さんは御機嫌麗しく、きっと家庭内の揉め事は解消したのだろうと、名探偵コナン童子は推理した。
しかし、MRIでも、副鼻腔の原因は特定できなかった。
抜歯してからの様子を見てから、手術をするかどうか、一か月後に決めようという事に。φ(.. )

で、毎週毎週の通院となりましたが、今週、抜糸に行きました。
あっという間に、テグスは抜けていきました。
「うーん。完全に縫合跡が再生治癒できている。」という驚きのような初老医師の呟き。w(゚o゚)
そんな驚く程、再生能力が高いのか。妖怪人間ベムみたいだ。流石、酒呑童子。取柄は有る。

そして、午後は、高血圧・高尿酸の薬をもらいに、近くの掛かりつけ総合病院に。
前回、血圧手帳を持って行かずに(日々の測定値記帳を怠けていて)、こっぴどく叱られた、こちらもフランクな、若い眼鏡の女医さんである。
今度は、しっかりと記録を付けた血圧手帳を(どうだい!これでもか!と)開いて置いた。

という事で、毎週毎週毎週毎週の病院三昧の日々で過ごしておりました。
気付けば、街のジングルベルも何時の間にか通り過ぎ、師走も残りわずか。
一年一年は早いものです。
せいぜい五体満足に精進を重ねてまいりましょう。

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ctxt0475ctxt0475 at 08:08│コメント(2)

この記事へのコメント

1. Posted by でるでる   2024年01月01日 04:56
童子様 いつも楽しく拝読させていただいております 記事からして歯性上顎洞炎だったようにお見受けして悪性ではなかったようで勝手ながら安堵しています 自分がアル症と癌のどちらかを選べるなら癌を選ぶと思います(どこの部位かにもよるかもしれませんが) 2度目の素面の年末年始を過ごしています ようやく自分や生への未練や執着がなくなり楽になり生きやすくなりました 無知故に現状があると思っていますが過去は変わりません 子供達への最低限の責務を果たすまでは生きて働こうと淡々と毎日過ごしております 死ぬまで勉強だと思っております これからも童子様のブログ楽しみにしています 
2. Posted by 酒呑童子   2024年01月04日 21:59
>>1
でるでるさん
新年おめでとうございます。
>2度目の素面の年末年始・・・
再度おめでとうございます。
淡々と生活されている様子、敬服いたします。
酒呑童子、修行不足で、まだまだ人生のその域に達しておりません。
酒を断っただけでは、閻魔大王に許してもらえるとは思えず、
今までの罪滅ぼしをどうするか、
この齢になっての人格形成も含め、
今年は真摯に考えようと思います。
まだまだ人生やるべきことは山ほど残っております。

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