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【2018年06月29日(金)投稿】
2018年6月29日(金)は関東甲信越地方に早くも梅雨明けが発表された。気象庁によると6月の梅雨明けは統計史上初めての事らしい。
2018年の関東甲信越地方の梅雨入りは6月6日だから梅雨の期間は24日間だった。これは平年に比べると「22日」も早いそうだ。今年は前々から猛暑が予想されていたが、早期に梅雨が明けた事で「長い夏」が始まる事となりそうだ。
今年の梅雨は関東圏ではあまり雨が降らなかったように感じるし、そうなるとやはり心配になるのは「水不足問題」だろう。
少し調べてみたが、首都圏の「水がめ」となる利根川上流などの関東北部山沿いは6月9日~28日の合計雨量が平年の半分程度のところがあるらしい。しばらくは安定した夏空が続く見通しらしいし、このままだと「水不足」の可能性が濃厚かもしれない。
逆に九州や四国、東北や北海道などは豪雨への警戒が必要だというのだから困ったものだが、首都圏を含む関東圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)は人口3500万人超。日本人の3.6人に1人は関東圏に住んでいるのだから、現在の貯水量では足りなくなるのは目に見えている。このまま雨量が少なければ取水制限などがニュースで話題になるかもしれないな!
話題になる前に先回りしておきたいのが「水不足関連銘柄」や「猛暑関連銘柄(サマーストック)」のテーマ株だ。
特に今回は「水不足関連銘柄」からトーエルをピックアップしたい。
水不足関連銘柄 出遅れ株 トーエル
時価総額:18,537百万円
PER:(連) 13.58倍
PBR:(連) 1.21倍
≪2018/06/29時点≫
トーエルは神奈川県地盤のLPガスを主軸に販売する企業だが、水ビジネスにも注力している。「日本の屋根」といわれる北アルプスの「矢沢水源」の湧水を原水とした「アルピナ」の販売を行っている。何より今は年初来安値を更新しており、割安感もある。水不足が社会問題化すれば物色人気が高まるかもしれない。値動きも軽そうだし、個人的に面白そうな銘柄だと思っている。
どの気象予報士の見解を見ても、2018年は大気の流れや海面水温が平年より高くなるエルニーニョ現象の影響で猛暑になる予想が殆どとなっている。暑さ対策と水不足対策は早めに備えておいた方が良さそうだが、猛暑関連銘柄(サマーストック)・水不足関連銘柄のチェックも早めにしておいた方が良いだろう。