【釣行】【反省】浜名湖 えびすき漁
2024年6月22日㈯
浜名湖新居港 極漁丸にて
去年余りにも面白かったので恒例行事にしたえびすき漁、の2年目。
到着時は結構強めの雨が降っていて、参加者も運営の方々もみな合羽を着ている状態。
去年は無かったのだが、今年は船が2列に並んでいる場所もあった。
今年はそんなに見られない。
浜名湖新居港 極漁丸にて
今年も親父たちと行って来た。
道具立て
キャスティング1
- 23 ラワイヤ メタルティップゲーム サーベルテンヤバーサタイル S662ML(ツリノ)
- 20 ヴァンフォード 2500SHG(シマノ)
- シグロンX8 0.6号 200m(サンライン)
- ショックリーダー ナイロン 20lb 1.5m(バリバス)
- スナップスイベル ※メーカー、サイズ不明
軽いルアー投げる用に持ち込んだタックル。魚のサイズが小さかったのでこれで十分だった。
サーベルテンヤ用のロッドなんだけど僕はティップラン用に使用しているタックル構成。
キャスティングタイラバとかでも行けそう。
長くても良ければショア用のエギングタックルとかでもなんとかなりそう。
(キャスティング大変かもだけど。)
キャスティング2
- 05 SSD オフショアキャスト 70M(テイルウォーク)
- 19 ストラディック 4000XG(シマノ)
- シグロンX8 1号 200m(サンライン)
- ショックリーダー ナイロン 24lb 1.5m(バリバス)
- スナップスイベル ※メーカー、サイズ不明
去年えびすきで使った、カツオ用の竿にサーフ用リールの組み合わせタックル。
今年は魚のサイズが小さかったので使わなかった。
使用ルアー
- サーチスピン 14g、20g(Tsulino)
- ビーバイブ キャシーマージ― 20g(ブリーデン)
- sasuke 120 裂波(ima)
- ワーム各種
その他手持ちの物片っ端から投げたが反応が良かったのはここら辺。
一番反応が出たのは、船頭さんが使ってたこれだと思う。
リンク
ロスト
無し。嬉しや。
釣果
状況
海況
釣行時間:21時半〜25時45分(実釣は22時15分〜24時半)
天候:雨 時々 曇り
水温:-℃
実釣エリア:浜名湖 今切口(水深約4m)
風:無風
水色:若干白い?透明度は高い
ライトで照らしてるから白いのかも |
しかし、えびすき本番中はピッタリ雨が止んでいた。
2日前に警報級の大雨、1日前に梅雨入り宣言とあまり状況は良くなかったが、雨の量の割にはゴミも少なくやりやすかったと思う。
止水域の割には水面が荒れていて船がよく揺れていた。
落ちるほどでは無いけどちょっと不安に感じるくらい。
潮は湖内に向かって流れ込んできている方向。
激流なのだが、去年程強く感じなかったのは慣れたからか弱かったからなのか。
ベイトの小魚やエビは相変わらず多かったが、去年は一面に見えたスズキの群れは今回見られなかった。これは季節的な問題でおかしくはないらしい。
それ以上にクラゲが多かった。
前日は非常に状況が良かったらしく、500~800匹ほどのクルマエビが獲れたらしい。
船頭さん曰く「休む暇も無かった」とか。
今回見れた生き物は
クルマエビ、ドウマンガニ、ワタリガニ、ヒラスズキ、クロダイ、ワカシ、イワシ、ギマ、サヨリ、トビウオ、ダツ、ウミヘビ?(ハモかも)、タチウオ、クラゲ等々。
止水域の割には水面が荒れていて船がよく揺れていた。
落ちるほどでは無いけどちょっと不安に感じるくらい。
潮は湖内に向かって流れ込んできている方向。
激流なのだが、去年程強く感じなかったのは慣れたからか弱かったからなのか。
ベイトの小魚やエビは相変わらず多かったが、去年は一面に見えたスズキの群れは今回見られなかった。これは季節的な問題でおかしくはないらしい。
それ以上にクラゲが多かった。
前日は非常に状況が良かったらしく、500~800匹ほどのクルマエビが獲れたらしい。
船頭さん曰く「休む暇も無かった」とか。
今回見れた生き物は
クルマエビ、ドウマンガニ、ワタリガニ、ヒラスズキ、クロダイ、ワカシ、イワシ、ギマ、サヨリ、トビウオ、ダツ、ウミヘビ?(ハモかも)、タチウオ、クラゲ等々。
他船の状況
30名以上いたと思う。船も15隻程度あったんじゃないだろうか。去年は無かったのだが、今年は船が2列に並んでいる場所もあった。
(前後に並んで係留するので下流の船は圧倒的に不利になる。)
釣果はイマイチ分からないがキャスティングタックルや一本釣りタックルみたいなのを持ち込んでいる方を見かけた。
隣の船で5kgクラスのトラフグが上がっていた模様。
レポート
到着からくじ引き、出港
21時~22時
21時半集合なのに大分早くついてしまったが、すでに駐車場は満車に近かった。
みんな気合入っているのである。
雨の中タックルを組んで受付へ。
去年と違い、受付カウンターがあったり、番号札渡されたり、おススメルアー売っていたり大分システマチックになっていた。
雨の中待っているとそのうち番号札呼ばれてお世話になる船頭さんと顔合わせ。
船に案内されて乗船する。
えびすきの近況などを聞いているとくじ引きの時間になったのでクジを引いてくれ、とのこと。
このくじ引きで場所が決まるのだがどこがいい場所か分からん。どうすりゃいいんだ、と思ったら船頭さんついてきてくれて見繕ってくれたので安心。
紐を引き、引いた番号順に入る場所を決めていく。
引いた番号も1番から決める訳では無く、全員が引いた後に紐を引いてスタートの番号を決める。
例えばスタートの番号が『5』だとしたら、6番を引いた人から入る場所を決める、といった風である。
なんと今回は1番最初に決める権利を得た。いい場所を船頭さんに決めてもらいホクホクである。
…と、さながら自分で体験したように書いたが、実際には行ってもらって後から聞いたので伝聞系である。
こんな感じだよ、って雰囲気だけでも伝われば幸いです。
えびすき開始
22時~22時半
船団の最初に僕たちの船が出ていく。和船なので船が低くスピード感が凄い。
あっという間に今切口の橋脚に到着する。
船頭さんが手際よく船を係留し、水中ライトを灯す。
ライトが1つ故障していたけどすぐに直してくれた。
後はエビが流れてくるのを待つばかり…なのだが、一向に流れてこない。
昨日は豊漁だったというので今日はエビのやる気なくなっちゃっただろうか。
そのうちポツポツと流れてきたが、上流側にいる親父たちで事足りてしまう。
出番のないまま海面の眺める。
エビ少ないからキャスティング
22時半~23時15分
海面見てるの飽きたのでキャスティングやることにする。
去年は一面スズキというすさまじい光景だったが
去年の画像 |
でも、船頭さんが言うには「ヒラスズキが入ってきているし、今のシーバスが一番難しくて面白いよ!」との事。とりあえず適当なルアーを投げてみる。
で、本当に面白いのである。
まず、上が橋で左右にロープ、不安定で狭い船上と要求されるキャスティング技術が高い。遠くに投げなくても魚影が濃いので必須技術では無いのだが、ウカウカ投げてると何かに引っ掛けてロストしそうである。
次に、水深が浅い上にスレていないのでサイトで魚の反応が見れる。なんなら船の縁で八の字やってるだけで釣れちゃいそうなくらい魚がすぐそこに居る。
更にルアーへの反応がシビアで、食うルアーと喰わないルアーが明確に分かれている。
なので触らせるまでが大変なのだが、食い込みも浅いので触らせたとしてもその後掛けるまでの難易度が高い。
最後に、すれるのがメッチャ早いので一投ごとが真剣勝負になる。ミスキャスト一回でそのルアーが釣れなくなるので無駄撃ちができない。
ルアーも竿もイシグロのプライベートブランド『Tsulino』の物である。
僕はやらないので想像でしかないのだが、『これはバスやる人はたまらんだろうな』と船頭さんに聞いてみたら、なんと船頭さんがバサーで全く同じ意見だった。
「今が一番テクニカルで面白いですよ。反応がサイトで見れるので本当におもしろい、もっと流行ってもいいと思ってます。」との事で、バスとかシーバスフィッシング知らない僕でもコレは相当面白かった。
アレコレ投げてはルアーを替え、アタリが出ても乗らないうちにスレてしまうのでまたルアーを替え、ようやく釣れたのはブレードジグだった。
ルアーも竿もイシグロのプライベートブランド『Tsulino』の物である。
橋脚のサイドについている群れを狙い撃ち。
アップストリームになるのでラインが弛まないくらいの速度で巻いて、トゥイッチを入れたらその瞬間に食って来た。コレで3匹立て続けに上げることができた。
このパターンとルアーを見つけるのに30分くらいかかってしまった。
釣り上げた魚は船頭さんが生け簀に入れてくれた。
エビ流れてるからエビすくい
23時15分~
めちゃくちゃ楽しかったのだが、こんな事やっていたらエビ全くすくえなくなってしまう。
我が家で求められているのはエビである。スズキでは無い。
幸いエビも流れてきているので暇では無い。釣りも満足したのでタモを構えてエビハンターに変身する。
「茶色いクラゲみたいなのはカニなのですくってくださいね~。」というアドバイスを貰ったのでそれっぽいのすくったらワタリガニだったり、思わずギマをすくってみたり、トビウオぼーっとしてるから楽勝にすくえたり普通に楽しい。
楽しくて写真撮るの忘れていた。
生き物観察楽しい
エビをすくっているのも楽しいのだが、それ以上に楽しいのが目の前の生態系観察である。
大きい魚がユラッと見え隠れしたり、小魚がバクッと食べられてしまったり、のんびりと生き物が流れて行ったり生き物が次から次へと様々な姿を見せてくれるのである。
なんなら生け簀に入れて置いた生き物見るのも楽しい。
エビすくえていない時間も、生き物見ていて楽しんでいた。
時間いっぱい楽しんだ
~25時半
大きく盛り上がることも無かったがコンスタントにエビが流れてくるので飽きない。
真剣にやっていたら終わりの時間を迎えてしまった。
帰港と同時に雨が降ってきたがどうせ終わりなので濡れたってかまわない。
船頭さんが魚を締めてくれるのを待ってクーラーに入れ
駐車場で親父たちと釣果を山分け。そのまま自宅への帰路へ着いた。
めちゃくちゃ眠たかった…。
結果
親父たちと山分けした後、自宅で計測。
クルマエビ
外出中に奥さんが下処理してくれたので数とか重量測り忘れた。
多分100匹くらいだと思う。
こっちは下味付けられていた |
ドウマンガニ
浜名湖の幻のカニと言われる。コレは大分小型な方。
全長(?)20cm |
389g |
ワタリガニ
こっちは割とよく見る。卵ぎっしりだった。
カニの長さってどこで測るんだろう? |
343g |
ヒラスズキ
締めてくれた時に尻尾切れたらしい |
30cm無いくらい |
307g |
28cm |
243g |
クロダイ
36cm |
822g |
トビウオ
どっちで見るんだろう?28cm? |
169g |
ギマ
カワハギの仲間らしい。胸鰭で立つ姿が有名。あれだけエビが居るのに、エビ食べてる個体って見たことない。