ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団(旧キエフ国立フィルハーモニー交響楽団)

私たちは音楽で戦う―不撓不屈のウクライナ魂。やがてくる歓喜の世界へ!

数多くの来日オーケストラあれど、12年もの間隔年で必ず姿を現しその都度名演を繰り広げて再演を求められる団体は他にない。2005年初来日以来毎回絶賛を博し、「スラブ最高のオーケストラ」と評価を確立したウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団が4年ぶりに来日を果たす。
ウクライナへの侵攻が始まってから、団員の中には軍に志願した人もいるという。幾多の苦難を乗り越えて、本国では昨年9月より定期演奏会が再開された。リハーサルや公演が空襲警報で中断することがあっても、ウクライナの人々は連日会場を満席にするほど束の間の時間を待ち望んでいる。「音楽こそが唯一の希望であり武器」と、ジャジューラは語る。オイストラフ、ハイフェッツ、ミルシテイン、ホロヴィッツ、リヒテル等、近代音楽史上の大巨匠を生み出してきた肥沃なる大地。その流れをくむ音楽家が不撓不屈の魂を乗せて届ける「新世界」「第九」はどこまでも熱い。「戦争はすべてを破壊する。しかし希望を失わせることはできない。」(ジャジューラ)
音楽という希望を届けるため、彼らはこれ以上ないほど燃えている。

出演

【指揮】
ミコラ・ジャジューラ Mykola Diadiura
アントニー・ケドロヴスキー Antonii Kedrovskyi (12月24日・12月29日)

【管弦楽】
ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団 National Philharmonic Society of Ukraine KYIV

【歌手】
テチアナ・ガニーナ(ソプラノ) Tetiana Ganina, Soprano
アンジェリーナ・シュヴァツカ(アルト)  Anzhlina Shvachka, Alto
ドミトロ・クズミン(テノール) Dmytro Kuzmin, Tenor
セルギィ・マゲラ(バス) Sergii Magera, Bass

【ソリスト】
フジコ・ヘミング(ピアノ)(127日(木)、20日(水))【中止】

村田夏帆(ヴァイオリン)(1210日(日)、25日(月))
荒川太一(ヴァイオリン)(1216日(土))
野田枝里(フルート)(1216日(土))

東京公演

【日時】
2023年12月22日(金) 19:00開演(18:15開場)

【会場】
東京芸術劇場 コンサートホール(大ホール)

【プログラムA】
ドヴォルザーク:交響曲第9番 ホ短調《新世界より》作品95
ベートーヴェン:交響曲第9番 ニ短調《合唱付き》作品125

主催:毎日新聞社・テンポプリモ  後援:在日本ウクライナ大使館

チケット・プレイガイド

SS席 15,000円(座席数限定・有料プログラム付!) S席 12,000円 A席 10,000円 B席 8,000円
※チケット代金のうち1,000円を人道義援金として在日本ウクライナ大使館を通じて寄付させていただきます。


チケットぴあ
イープラス
ローソンチケット
楽天チケット 050-5474-7343 (平日10:00-17:00)
CNプレイガイド 0570-08-9990 (10:00-18:00)
東京芸術劇場ボックスオフィス 0570-010-296(ナビダイヤル/休館日を除く10:00~19:00)

※全席指定・税込み
※未就学児の入場はご遠慮ください。
※曲目・曲順・出演者等が変更になる場合がございます。ご了承ください。

全国公演情報

■青森【中止】【青森公演、市川公演中止のお知らせ】
12月7日(木)18:30開演(17:30開場)
リンクステーションホール青森
プログラムD
主催HP:サンライズプロモーション東京

■岩手
12月9日(土)15:00開演(14:15開場)
盛岡市民文化ホール 大ホール
プログラムA
主催HP:盛岡市民文化ホール

■山形
12月10日(日)17:00開演(16:00開場)
山形テルサホール
プログラムC
主催HP:山形テルサ

■札幌
12月13日(水)18:30開演(17:45開場)
札幌コンサートホールKitara 大ホール
プログラムA
主催HP:オフィス・ワン

■山梨
12月15日(金)18:30開演(18:00開場)
YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール) 大ホール
プログラムA
主催HP:YCC県民文化ホール(山梨県立県民文化ホール)

■静岡
12月16日(土)14:00開演(13:15開場)
沼津市民文化センター 大ホール
プログラムE
主催HP:沼津市民文化センター

■新潟
12月17日(日)14:00開演(13:00開場)
りゅーとぴあ コンサートホール
プログラムA
主催HP:NST新潟総合テレビ

■東京
12月19日(火)19:00開演(18:30開場)
たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホール
プログラムB
主催:公益財団法人立川市地域文化振興財団テンポプリモ

千葉【中止】【青森公演、市川公演中止のお知らせ】
12月20日(水)18:30開演(17:30開場)
市川市文化会館 大ホール
プログラムD
主催HP:サンライズプロモーション東京

■東京
12月21日(木)18:30開演(17:45開場)
武蔵野市民文化会館 大ホール
プログラムA
主催:(公財)武蔵野文化生涯学習事業団・テンポプリモ
☆完売

■福島
12月23日(土)14:00開演(13:30開場)
ふくしん夢の音楽堂(福島市音楽堂) 大ホール
プログラムA
主催HP:ふくしん夢の音楽堂

■長野
12月24日(日)14:00開演(13:30開場)
レザンホール(塩尻市文化会館) 大ホール
プログラムA
主催HP:一般財団法人塩尻市文化振興事業団

■山口
12月25日(月)19:00開演(18:15開場)
シンフォニア岩国 コンサートホール
プログラムC
主催HP:シンフォニア岩国

■熊本
12月26日(火)19:00開演
熊本市民会館シアーズホーム夢ホール
プログラムA
主催HP:ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団熊本公演2023 実行委員会

■福岡
12月27日(水)19:00開演(18:30開場)
アクロス福岡 福岡シンフォニーホール
プログラムA
主催HP:アクロス福岡

■山口
12月29日(金)
山口市民会館 大ホール
プログラムF
主催HP:山口市民会館

■大阪
12月31日(日)17:00開演(16:00開場)
ザ・シンフォニーホール
プログラムG
主催HP:ザ・シンフォニーホール

■大阪
2024年1月1日(月)15:00開演(14:00開場)
ザ・シンフォニーホール
プログラムH
主催HP:ザ・シンフォニーホール

プロフィール

ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団(旧キエフ国立フィルハーモニー交響楽団)
National Philharmonic Society of Ukraine Kyiv

 1995年ウクライナのキーウに本拠を置く国立フィルハーモニー協会の専属オーケストラとして創設される。同国の巨匠ロマン・コフマンの指導下、1996年には若手の第一人者ミコラ・ジャジューラが音楽監督に就任、フィルハーモニーのライセンコ・ホールで年間50回以上の定期公演を行うほか、旧ソ連を含むヨーロッパ全土から客演に招かれている。特にドイツとフランスでは近年人気が高く、ベルリン、ミュンヘン、ケルンの各フィルハーモニー、バイロイトの大劇場等でチャイコフスキー、ラフマニノフ等を演奏するほか、数日間に渡ったロワールの音楽祭コンサートは、ハイビジョンでフランス全土に放映され大きな反響を呼んだ。ペンデレツキ、テオドラキス等の作曲家、クレーメル、バシュメット、クライネフ、ヴィルサラーゼ、バドゥラ・スコダ、アッカルド等著名演奏家との共演も数多く、東欧における最も優れたオーケストラとして評価を確立している。
詳しいプロフィールはこちら>>

ミコラ・ジャジューラ(指揮) Mykola Diadiura, Conductor

 1961年キーウ生まれ。1980年からキーウのチャイコフスキー音楽院に学び、指揮法をロマン・コフマンに師事、在学中の86年から88年までロシアのオムスク・フィルハーモニー交響楽団の音楽監督を務める。1987年東京国際、88年ブダペスト国際各指揮コンクール受賞、小澤征爾からタングルウッドのサマーアカデミーに招かれ、バーンスタイン、プレヴィン等の指導を受ける。1988年シェフチェンコ記念キエフ国立歌劇場正指揮者、89年ソウル交響楽団首席指揮者を歴任、96年ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団音楽監督に就任。旧ソ連邦諸国を始め、ヨーロッパ、アメリカ、アジア等で幅広く演奏活動を行い、篤実な人格で多くの尊敬を集めている。

 

 

 

テチアナ・ガニーナ(ソプラノ) Tetiana Ganina, Soprano

 チャイコフスキー国立音楽院(キーウ)を卒業後、ウクライナ国立歌劇場のソリストを務める。ルイセンコ国際音楽コンクール準優勝、アゼルバイジャン国際声楽コンクール優勝、ビルバオ国際声楽コンクール第3位、パバロッティ国際声楽コンクールディプロマ獲得他、優勝・入賞多数。これまでにドイツ、スイス、アメリカ、デンマーク、日本等でツアーを行っている。

 

 

 

 

 

アンジェリーナ・シュヴァツカ(アルト)Anzhlina Shvachka, Alto

 チャイコフスキー国立音楽院(キーウ)で声楽を学ぶ。アゼルバイジャン国際コンクール第3位、イワン・アルチェフスキー国際コンクール(ウクライナ)やクラウディア・タエフ国際コンクールで準優勝を果たしたほか、モントリオール・オペラフェスティバル、ベルリオーズ音楽祭に招聘され絶賛を博している。93年以来ウクライナ国立歌劇場のソリストを務めている。

 

 

 

 

ドミトロ・クズミン(テノール)Dmytro Kuzmin, Tenor

 2005年チャイコフスキー国立音楽院(キーウ)を卒業。ウクライナ国立フィルハーモニー交響楽団ほかウクライナの主要なオーケストラに客演するほか、イタリアオペラを中心に幅広いレパートリーを有しウクライナ国立歌劇場のソリストとして活躍している。これまでにドイツ、オーストリア、スイス、オランダ、デンマーク、ポーランド、日本、タイ、チュニジア、ウズベキスタン等でツアーを行っている。ウクライナ名誉音楽家。

 

 

 

 

セルギィ・マゲラ(バス) Sergii Magera, Bass

 1997年リヴィウ州立音楽院を卒業。以来、リヴィウ歌劇場のソリストを務めるほか、98年よりウクライナ国立歌劇場のソリストを務める。ハンガリーでの国際声楽コンクール、マリア・カラス国際コンクール、ビルバオ国際声楽コンクール等で入賞を繰り返してキャリアを積むと共に、ドイツ、イタリア、スイス、フランス、オランダ、アメリカ等で演奏活動を行う。2016年にはイタリアの星勲章、17年にはウクライナのメリット勲章を授章。ウクライナ人民芸術家。

メールマガジン登録

公演情報やアーティストの最新情報などをいち早くお知らせいたします。
下記の「メルマガ登録はこちら」ボタンから登録してください。