ツイッターの代わりが出て来ないのはどうして?その答えは?

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”ツイッターの代わり”

ツイッターで何かが変更されたり、
何か問題が起きたりするたびに
”ツイッターの代わりになるものはないかどうか”
探し求めるような動きも、よく見かけます。

実際にツイッターの代わりを探したことがある人もいると思いますし、
ツイッター以外のSNSのアカウントを作ったことがある、
という人もいると思います。

しかしながら、探してみると
案外”ツイッターの代わりになるようなものがあまりない”ことに
気付くと思います。

ツイッターが不安定な状況に
”ツイッターの代わり”が出てくれば
人気も出るはずなのに…
と、思う人もたくさんいるのではないでしょうか。

では、何故”ツイッターにとって代わるような”ものが
出て来ないのか。その点について解説していきます。

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ツイッターと完全に同じサービスは不可能

まず、当たり前のことですが
いくら、ツイッターの状態が不安定だからと言っても、
他社が”ツイッターと全く同じもの”を作ることはできません。

それをやってしまったら、法律上も色々と問題が
出て来ることになりますし
ツイッターと全く同じに作ってしまったら
それは”ツイッター”でしかありません。

他社が勝手にツイッターを作ってしまうことは
もちろんできませんから
”完全に同じサービスを作ること”は、ツイッター以外には
出来ません。

ただし、それでも、”同じような感じの”SNSを
作ることであれば、
色々な違いをつけても、できるのでは?と、
思いますよね?

しかしながら、そこにも色々な問題があり、
なかなかそう簡単にはいかない、というのが現実なのです。

莫大な負担に耐えるサービスを作るのは難しい

まず”ツイッターの代わり”になるのであれば、
”莫大な量のアクセス”があっても、
正常に動くような、そんな環境を作る必要がありますが、
ツイッターレベルの規模になると
”相当な数のアクセス”が見込まれるため、
それに耐えうるサーバーなどを用意することは
現実的に”かなり困難”です。

実際に”ツイッターの代わり”候補として
名前が挙がっているサービスも、
”ツイッターに何かが起こる度”に、
混雑してアクセスできなくなったり、
利用制限をしているようなところも多いです。

つまり、”代わり”の候補として名前が挙がるものも、
”ツイッターの利用者の多くが雪崩れ込んで来たら”
耐えきることができない、ということを示しています。

しかし、”ツイッタークラスのアクセス数に耐えられるサービス”を
提供するのは、現実的に非常に難しく、
個人や、中小企業クラスでどうにかできるものではありません。

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莫大な資金力が必要になる

ツイッターのようなサービスを展開するためには
”莫大な資金力”が必要になります。
正直なところ、個人でどうこうできるレベルではなく、
企業であったとしても、大企業でもない限りは、
到底、資金力・経営体力の部分で耐えきれません。

”ツイッターのようなサービス”を作るだけであれば、
技術さえあれば、確かに可能です。
ただ”利用者が増える”ということに耐え切れないために、
そうなってしまうと
”ツイッターと比べてはるかに利用者の少ないサービス”に
なってしまい、ツイッターの代わりは務まりません。

つまり”ツイッターの代わり”のサービスを作るためには
言い方は悪いですが”金”が必要になる、ということですね。

資金的なものが不足していると、
”ツイッターの代わりになれそうなもの”を作ることはできても
”受け入れ態勢が整わない”という状態になってしまうのです。

ですので、簡単に
”代わりを作るか!”というわけにはいきません。

ユーザー数の差が埋められない

仮に、資金的なものが準備できていたとしても、
続いて問題になってくるのが
”ユーザー数”の部分です。

ツイッターの利用者数は、かなりの数に
膨れ上がっており、
同じく大規模なフェイスブックやインスタグラムなどを除く、
他のSNSを利用してみると
”人の少なさ”を確実に実感することになると思います。

そのため、”ツイッターのようなサービス”があったとしても
”ツイッターと同じような賑わい”を見せているところは
”なかなかない”と、言うのも現実です。

”ツイッターの代わり”となると、色々なサービスに
ユーザーが分散していくこともあり、
仮にツイッターがサービス終了になるようなことがあっても、
”中規模なSNSが複数成長する”程度で、
ツイッタークラスの利用者数のものは
なかなか生まれないと思います。

ビジネス的には苦しい

”ツイッター”というサービスは
ビジネス的に見ると、優れた利益を発生させるものではなく、
実際に収益的な部分で見ると、苦しい結果が見えてきます。

つまり、簡単に言ってしまえば
”ツイッターの運営は、ビジネスとしては儲からない”
ということを意味しています。

もちろん、工夫次第ではやりようはあるかもしれませんが、
先程から書いているように、
ツイッター規模のサービスを展開するためには
莫大な資金も必要になります。

そこまでして、ツイッターのようなものを作っても、
赤字になる可能性もある…
ということで、各企業ともに慈善事業ではありませんから、
なかなか”儲かりそうにないうえにリスクの高いもの”に
手を出す企業はなかなかない、ということです。

”ツイッター”が儲かるビジネスなのであれば
とっくに”ツイッターの代わりになりそうなサービス”は
もっと膨大な数、この世の中に存在しています。

そうなってはいない、ということは
やはりビジネス的には難易度が高く、
かと言って、ビジネス的に成り立たせようとすれば
それは”ツイッターの代わりにはなることができない”別のSNSに
なってしまい、なかなかそう上手くはいかないので、
難しいところです。

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「違う」部分が多ければ代わりにはならない

世の中には多数のSNSサービスが存在しており、
上で書いたような資金的な面などをクリアしている
サービスも確かに存在はしています。

しかし、そういったものは
”ツイッター”とはかけ離れた存在で
あくまでも”別のもの”であり、
ツイッターからの移住候補にはなり得ないものが多いです。

例えばフェイスブックは実名制が基本になっており
使い勝手も全然違いますから、
規模や利用者の面ではツイッターと同じような感覚であれど、
ツイッターからの移住にはなかなか使えないと思いますし、
インスタグラムは、フェイスブックよりかは
ツイッターに近い感じですが、
写真がメインだったり、匿名性がツイッターよりも
薄かったりと、ツイッターとは程遠いものになっています。

”色々な条件をクリアして、ツイッターと同じような規模のSNS”が
出来たとしても、それがツイッターの代わりとして使えるような
内容とは限らないので、
”ただでさえ難しい条件をクリア”+”内容がツイッターと似たような感じ”
などというものが出現する可能性は
そもそも限りなく低いのです。

実際に、世のSNSを見て見ても
”規模は大きいけれど、ツイッターとは違う”か、
”ツイッターと比較的似ているけれど、規模が小さい”か、
どちらかに当てはまるものが多く
なかなかビジネス的に難しい以上、
そこに挑戦する企業も現れないために
”ツイッターの代わり”というものはなかなか出て来ないのです。

まとめ

インスタグラム版ツイッターと呼ばれるものは、
やはりツイッターとは違いも見受けられますし、
逆に、マストドンやくるっぷなどになると
今度は規模の面で大きく差がつき、
なかなか”両方を併せ持つ存在”というのは
出てきません。

ツイッターの代わりが出て来ない、というのには、
”ツイッターの代わりになるには、そもそも資金力が必要”な上に
”ビジネスにならない”ことが大きな理由になっているかと思います。

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