どうするモンハンワイルズ?PS5の3度目の値上げは売上に大打撃。

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モンスターハンターシリーズの最新作、
モンスターハンターワイルズは
現時点でPS5/XBOXSeries/PCに2025年発売予定のタイトルで、
毎回のように100万本越えの売上を記録している
モンハンシリーズの、ライズ以降となる本編の新作となっています。

しかし、このモンハンワイルズにとっては、
かなりの打撃となる出来事が起きてしまいました。

それが”プレイステーション5の3度目の値上げ”ですね。

これは、モンハンワイルズの売上に”甚大な”影響を及ぼす可能性もあり、
非常に大きな懸念となる部分です。
3度目の値上げが与える影響や、対処法はあるのかどうかなど、
それぞれ詳しく解説していきます。

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あまりにも厳しい展開に

以前、当サイトでは、
”モンハン発売までに廉価モデルのPS5が出ないと厳しい”と、
(⇒PS5がモンハンワイルズ発売まで値下げしなかった場合、モンハンは大丈夫なの?)いうお話をしましたが、
まさかの廉価モデルどころか、値上げという恐ろしい展開になってきました。

ハードメーカーのSONYからすればやむを得ない事情もあるとは言え、
ソフトメーカーであるカプコンからすれば、
他メーカーの判断で”数十万単位の売り上げ減”になる可能性も出て来ていて、
非常に苦しい展開であると考えられます。

今回の値上げは、モンハンにとっても甚大な影響を及ぼすことは間違いなく、
今のまま(モンハンの対応機種が増えない+PS5の廉価モデルなどが出ない)と
なれば、近年のモンハンシリーズの本編の中では
国内では非常に厳しい結果となり、
「モンハンワールド」や「モンハンライズ」、「モンハンクロス」「モンハンダブルクロス」などを
大きく下回る結果が出て来ると予想されます。

海外ではカバーできるかもしれませんが
国内では売上が半分以下に落ちることも覚悟しなければいけない状況に
なってしまう可能性も考えられます。

モンハンと一緒にPS5購入予定のユーザーを突き落としてしまった

これは、カプコン(モンハンのメーカー)が悪いわけではないのですが、
”モンハンと一緒にPS5を買おうとしているユーザー”は
少なからず存在していました。

それでも、既にPS5は高額だったため、FF16やFF7リバースの時の
PS5の動きを見ると限定的ではあったとは思いますが、
モンハンはFF以上に動きを見せたでしょうし、
”本体と同時購入のユーザー”もある程度、いるはずでした。

が、さすがに7万~8万となってしまうと、もはや
”今、PS5を持っていないユーザー”にはかなりハードルが高いのも事実で、
”モンハンのために8万出すか?”と言われると
一般層はかなり躊躇すると考えられます。

また、PS5の様子見勢もこの値上げが決定打となって
遠ざかっていくでしょう。

よく、”今の時点でPS5を購入していないやつは元々買う気のないやつだ”
というような意見もSNSなどで見かけますが
これは間違いで、
”欲しいソフトが出るまで買わない”という人は実際におり、
PS4の時も「モンスターハンターワールド」の発売時にはPS4の売上が伸びました。

また、今もスイッチが毎週数万台売れていることでも分かるように、
”発売から時間が経ってもハードを買っていないやつは買わない”というのは
コアゲーマーにありがちな勘違いです。

一般層は案外、すぐには買いませんし、
割と、何年が経過したあとでも思いつきで買うものです。

が、ここまで値上げしてしまうと、
PS5は”様子見していた人”や”モンハンのために買おうとしていた人”を
遠ざけてしまう結果となり、
3度目となる今回の値上げは、
モンハンのために”買おうかな?”と考えていたユーザーに対し
「いや、君達は買わなくていいよ」と、ハードメーカーが
自らユーザーを追い払ってしまった状態と言っても過言ではありません。

実際、そうなるでしょうし、
SNS上でも「モンハンは諦めよう」という声も、
(SNSの声なので真偽は不明であることは前提ですが)多く見受けられました。

この点は、大きくモンハンに影響が出るでしょう。

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コア層相手だけでやっていけるかどうか

モンハンワイルズの発売ハードは
「PS5」と「XBOXSeries」と「PC」の3つで、
一般層が唯一手を出す可能性があるのが「PS5」でした。

しかし、一般層の多くはゲーム機に7万、8万も出しませんから、
今の時点では、
”一般層の受け皿”となるハードがなくなってしまった状態です。

「PS5」は高すぎ、
「XBOXSeries」は、Sモデルは4万台ですが一般層への知名度が薄すぎ、
「PC」は、一般層には敷居が高く、環境を揃えようとするとやはり高い、と、
一般層・ライト層の受け皿が完全に不在となってしまった状態です。

今のゲーム機市場を見ると、一般層は
「switch」や「PS4」「スマホ」などに点在している状態で、
これらにモンハンワイルズは今のところ出る予定はありませんので、
”コア層だけを相手にどこまで伸ばせるか”という状態になってしまっているのです。

ただ、モンハンは”ライト層”や”一般層”のユーザーも多く存在しており、
それを切り捨ててしまう状態になると、”かなりの影響”が出ることになります。

将来的な影響も懸念

モンハンワイルズが思ったより売れない…となると
当然、メーカー側も「PS5」などを中心に展開することを
考えなおす可能性もあり、PS5を展開するSONYからすれば
”ソフトメーカーのことも考えなければならない”状況です。

特に、3度目の値上げはモンハンワイルズだけではなく、
真・三國無双オリジンや、プロスピ最新作など、
今後PS5やXBOXのみで発売しようとしていたタイトルの売上を
大幅に落とさせる行為であることは事実であるため、
(※日本では発売ハードの中ではPSが中心のため、
そのPS5が値上げするとなると、各ソフトとも大きく売り上げに影響が出ます)
ソフトメーカーに泥水をかけたような状態です。
大きく売り上げに影響が出れば、今後のソフト発売にも影響が出るでしょう。

また、”モンハンワイルズ”が今のまま発売されると
”今の子供”はモンハンを知らないまま成長していくことになり、
将来的に”モンハンを小さい頃にやったことない大人”が増えるでしょうから
何十年と言う単位で考えると”モンハン”のブランド自体の低下も懸念されます。

対処法は?やむを得ず対応ハードを増やすしかない?

PS5自体の価格を下げることは
モンハンを発売するカプコンからすれば、どうすることもできません。

一番の対処法はPS5の廉価モデル発売ですが、
SONY側がそれをする気がないとすると、
頭の痛いところです。

モンハンワイルズの売上を維持するためには、
もはやスイッチ後継機、あるいはPS4などに無理をして
スペックを落としてでも発売するしかない状況に近付いており、
メーカー側も今後、厳しい判断を迫られることになりそうです。

今のままでは、残念ながら前作(モンハンライズ)と比べると
国内では半分以下の売上に落ち込む可能性も考えられます。

まとめ

モンハンワイルズからしてみれば、
PS5の3度目の値上げは
「えっ!?このタイミングで!?」というような
状態であるかと思います。

ハードメーカー側のこの値上げの決断で、
国内での売上は相当大きく落ちることになると思いますし、
かなり、厳しい状況です。

今後、どのような対応をしていくのか、
どのぐらい売れるのか、
モンハンワイルズは、良くも悪くも注目を集めることになりそうです。

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