お店の中で、他人の子供が走り回っている…
そんなことがあると、危ないと感じると思いますし、
場合によっては自分自身がトラブルに巻き込まれてしまう
リスクも存在します。
では、他人の子供がお店の中で走り回ったりしている場合には
どのような点に注意すれば良いのでしょうか。
”自分がトラブルに巻き込まれないこと”を中心に
綺麗事抜きの部分も含めて
色々なポイントを解説していきますので
そういった場面に直面した際に
どのように対応していくかの参考にしてみて下さい。
理想を言うのであれば…
子供がお店を走り回っている場合、
理想を言うのであれば、
その子供の親がしっかりと注意をして、
自分の子供の安全と、周囲に迷惑をかけないように配慮する…
と、いうことですが、
なかなかそれができない親もいますし、
親も、”ずっと子供のことを監視している”のは
難しかったりする場合もあるので、
どうしても子供がお店の中で走り回ってしまうことも
あるかと思います。
また、第3者も”理想論”としては、
他人の子供が走り回っていたら「危ないよ」と教えてあげて
子供もそれに納得して走り回るのをやめる…
というような感じになっていけばベストですが
現実問題、そんな風に綺麗に物事が進むことはなかなかなく、
子供が反抗的な態度を取ったり、
子供の親も「うちの子に何してるんですか!?」みたいな
態度だったりするケースも多いために、
”現代においては”他人の子供に注意をする、
ということは綺麗事抜きにして言えば”リスク”となります。
遠い昔であれば、他人の子を注意しても問題にならなかったとは
思いますが今はそうではないので、
それが良いのか、悪いのかはさておき、
現実問題、”他人の子を注意することはリスクとなる”ので、
この点は覚えて置いた方が良いでしょう。
それを踏まえた上で他人の子供がお店で
走り回っていた際に注意するべきポイントや
対応方法を解説していきます。
基本はノータッチ
冷たいようですが、
今の時代背景を考えると、
最適な対応方法としては
”ノータッチ”、つまりは「関わらない」ということになります。
上でも書いたように他人の子供に注意をすると
場合によっては親に逆ギレされたりするようなこともありますし、
周囲から変な目で見られて
「スーパーで子供に切れる変な人がいた」みたいな感じで
他の客から撮影されて、それを切り抜かれてネットで晒される
リスクも存在します。
”考え過ぎでは?”と思う人もいるかもしれません。
しかし、これが今の時代であり、
リスクを回避するのであれば
”関わらない”ということが最もベストな対応方法になります。
世の中が、全て理想で動いている世の中であれば、
もちろん、そういう危ない行動をしている子供がいた場合
危ないと教えてあげて…というのが理想ですが
先程から書いている通り、世の中はそんなキレイな世の中では
ありませんので、
”ノータッチ”を貫くのが最適解となります。
自分にとっても嫌な思いをするかもしれませんし、
走り回っている子供の親も
”うちの子に勝手に怒らないでください!”と、不満を感じるのであれば
双方にとって”プラス”はありませんから
”何もしない”というのがお互いにとって一番良い道となるのです。
それが、良いことなのか悪いことなのかは別として
今の時代はそういう時代であることは事実なので、
そういう風に対応していくことが一番賢い選択と言えるでしょう。
近くにいる場合は注意する
お店の中で走り回っている子供が”近くにいる”場合は
注意が必要です。
「注意」と言うのはその子供を叱る意味の注意ではなく
自分自身の”注意”です。
どういうことかと言うと、例えばカートを押して
買い物をしている際に
他人の子供が周囲を走り回っていた場合、
その子供が自分の押しているカートにぶつかってくる可能性があります。
仮に”子供からあなたのカートにぶつかってきた場合”であっても
子供が倒れて泣き出したりすると、
あなたが悪者になってしまう可能性があるほか、
怪我をさせてしまったりした場合、
”自らぶつかってきた場合”でも、相手の親との
トラブルなどに発展する可能性がありますので、
この点には”細心の注意”が必要になります。
最悪のパターンで言うと、”自分は立ち止まっていた”にも関わらず
走り回っている子供の方からぶつかってきて、
しかも、こっちが悪者にされてしまう…という可能性も
本当にあるので、この点は注意をしておき、
周囲で走っている子供がいた場合に関しては
警戒しておくか、一定の距離を保つようにすることを
おすすめします。
ある程度、距離を取っておけばトラブルに巻き込まれる
心配はなくなります。
どうしても本人に注意したい場合は?
どうしても走り回っている子供本人に”注意したい”と
感じる場合に関しては、
まず「怒鳴りつけたりしないこと」に注意をしつつ
優しく言い聞かせるような感じで注意を
するようにしましょう。
昔は怒鳴っても問題なかったかもしれませんが
現代ではそれは絶対にNGであり、
仮に正しいことを指摘してる場合であっても、
周囲から白い目で見られたり、
ネット上に晒されたり、
相手の親とのトラブルになる可能性もあります。
そのため、走り回っている子供にもしも指摘したい場合は、
「怒鳴らずに」「怖がらせるようなことをせずに」
指摘するようにしてください。
指摘しても聞かない場合に関しては
”どうにもならない”ので、あとは放置しておくしかありません。
直接指摘以外の方法では「店員に危険だと伝える」という方法も
ありますが、店員自体も手が回らない場合もあるために
状況を良く判断しつつ、(ちょうど近くにある程度手が空いてそうな
店員がいるなど)伝えるようにしましょう。
現代では、このぐらいが限界で
それ以上の対応は現実的に難しいかと思います。
子供が転倒などしてるのを見かけたら…?
走り回っている子供が、自分とは関係なく
何かにぶつかったり、転んだりした場合は、
助けてあげるのは全然良いかと思います。
先に指摘してあげる…というのが”理想論”ですが
先程から書いている通り
なかなか現代ではそれは難しいので、
”何か起きてから”しか対応が難しい、ということですね。
ただ、これもあれこれ世話をしようとすると
親に何か言われる可能性も0ではないため、
その子供の親が近くにいるなどの場合に関しては、
親に直接伝えて、自分たちで対応をしてもらう、
というのがベストになるかと思います。
親がしっかり自分の子供に責任を持つ
現代では、他人の子に他人が注意することは
難しいですし、
親の立場からしても”そうして欲しくない”という人も
当然いると思います。
しかし、子供がお店の中で走り回ったりすれば
予期せぬ事故やトラブルなどが
起きてしまう可能性は十分にありますので
そのようなことになってしまわないためにも
親がしっかりと自分の子に責任を持つ、ということが
大事になります。
最初にも書いた通り”全ての行動を監視する”ことは
不可能だとは思いますが
普段から”お店では走り回ってはいけない”ということを
伝えたり、それに気づいた時には注意したりして、
トラブルにならないように、気を配るようにしていきましょう。
それが自分の子供のためにもなるのです。
まとめ
お店の中で他人の子供が
走り回っていることに気付いた場合は
”なるべく関わらないようにすること”が
綺麗事抜きで、”お互いのため”になる
ベストな対応方法です。
今の時代はモンスターペアレントも多く、
関わるだけでお互いにイヤな思いをすることもありますから
(全員がそうではないのですが)
関わらない、と言う選択をすることが身を守ることに
繋がります。