黒くなったバナナは食べても大丈夫なの?その答えは…?

この記事は約5分で読めます。

黒くなってしまったバナナ…

真っ黒なバナナを見ると、
「これって食べられるの?」
「腐ってるんじゃないか」
などと、思うかと思います。

では、実際のところは、
どうなのでしょうか?

黒くなってしまったバナナを食べても
大丈夫なのかどうか、
黒くなってしまった場合は
どうすれば良いのかどうか、
それぞれ解説していきます。

(バナナ関連記事)
青いバナナは食べても大丈夫なの?
青いバナナの方は大丈夫なのかどうか。

バナナの蜘蛛は心配する必要はあるの?
バナナに潜んでいる蜘蛛は大丈夫なのかどうか。

固いバナナは食べても大丈夫?
固くなっているバナナを食べても大丈夫かどうかを解説します。

バナナはおやつに入るの?
バナナはおやつに入るのかどうかを解説します。

スポンサーリンク

黒い部分は何なの?

バナナの皮が黒くなったり、
バナナの中身が黒くなったり…
これはいったい何なの?と不安に思う人も
いるのではないでしょうか。

しかしながら、これは腐っているわけでもなく
虫に食べられてしまったわけでもありません。
バナナの成分特有の現象なのです。
そのため、黒くなっていても
必要以上に怖がったりする必要はない、
というのが答えになります。

この”黒くなる”のは
バナナに含まれるポリフェノールが酸化することによって
起きるもので、腐っていたり、虫が食べたりしている
わけではありません。

シンプルに表現するならば、
皮も、中身も、バナナの成分上の理由で、そうなる、
ということですね。

では、ここから先は
「腐ってないのは分かったけど、食べて大丈夫なの?」という
部分いついてお話していきましょう。

黒い部分は食べても大丈夫なの?

黒い部分は、例外(後述)を除いて
食べても大丈夫です。
購入して、1年も2年も経過したようなものとか
そういうのは別ですが、普通の範囲内で保存しているものであれば
黒くなっているのは↑の酸化によるものですから
食べても問題はありません。

時々、黒くなっている部分の食感が少し違っていたり、
風味が若干変わったりしている場合もありますが
それも、問題はありません。

黒い部分を食べてしまったからと言って
お腹を壊してしまったりだとか、
そういうことはないので、
その点は、安心して、召し上がってください。

そのため、黒い部分があったとしても
そのまま食べてしまっても、全然健康上も
問題ありませんし、
食べたくなかったけれど、間違えて食べてしまった、
という場合も吐き出したりしなくても大丈夫です。

スポンサーリンク

どうしても気持ち悪い場合は…?

「食べても大丈夫」と言われても
黒くなっているバナナって
やっぱり気持ち悪い…という人もいると思います。
確かに、その気持ちもわかります。

その場合に関しては、
無理して食べたりせずに、黒い部分だけ
取り除いてしまいましょう。

食べられるものではありますが
嫌な思いをしてまで、無理に食べる必要はありません。

「大丈夫かなぁ」とか
「気持ち悪いなぁ」とか思いながら食べると
精神的な部分で、お腹を壊したり
胃の調子が悪くなったりする可能性も0では
ありませんから
(黒いバナナを食べたことを気にしてばかりいると
 黒いバナナ自体は問題なくても、精神的な問題で
 お腹や胃のバランスを崩す可能性はあります)
無理をして食べるぐらいなら、取り除いて
しまった方が良いです。

食べ物を粗末に、なんて思う人もいるとは思いますが
実際、黒い部分を取り除いている人も
たくさんいますから、
その点は、無理しないほうが良いです。

出来る限り黒くしないためには?

黒い部分を食べても問題はありませんが、
それでも「出来る限り黒くしたくない」という人も
いると思います。

黒くしないための方法としては
・常温で保存する
・バナナに衝撃を与えない
・皮を中途半端に剥いてしまったりしない

と、いうことでしょうか。
冷蔵保存は逆に皮が真っ黒になったりするので、
注意してください。

バナナ用のハンガーなども売られているので、
長期保存したい場合は、そういうものを
使ってみるのも良いですね。

ただし、どんなに気を付けていても
「一切黒くならないように保管する」というのは
難しいです。

そもそもお店で既に衝撃が加わっていて
中身が黒くなっている可能性も否定はできません。
ある程度は、我慢するしかないですね。
イヤなら黒い部分は削り取るなどして
上手く対応していきましょう。

例外の「黒さ」も…

ただし、バナナの黒さには例外もあります。

「本当に腐る可能性もある」
と、いうことですね。

基本的に、普通にバナナを買ってきて
常識的な期間内に食べるのであれば
その「黒さ」は、↑でも書いたバナナの性質上に
よるものでしょうから心配はありません。

しかしながら、あまりにも長期間保管したり
保管の環境が悪かったりすれば
バナナとて、”本当に腐る”ことがあります。

この見極めは難しいのですが、
目安として
・あまりにも時間が経過しているもの
・保存状況が、自分で思い返してみて、悪かった場合
・異臭がする(腐ったような明らかにおかしなニオイ)
・味がおかしい(異様に酸っぱいなど)
・見るからにおかしい(カビが生えている)
などの特徴があった場合は、
本当に腐っている可能性もあります。

この場合は、当然体調を崩す可能性もあるので、
上のような状態になっている場合は、処分しましょう。

基本的にこうなる可能性は低く、
通常は、成分変質による変色ですが、
バナナも食べ物ですから、腐る可能性はあります。
その点だけは、覚えておきましょう。

まとめ

黒くなったバナナは基本は
成分上の変質によるものですから
腐っているわけではなく、
「食べることができます」

ですが、どうしてもいやな場合は、
黒い部分だけ取り除いて食べても
良いかと思います。
自分のお好みで判断していきましょう!

また、可能性は低いですが
当然、”本当に腐る可能性”は
上でも書いた通り否定はできませんので、
その点には注意をするようにして下さい。

タイトルとURLをコピーしました
  翻译: