2017年に発表され、
2024年のニンテンドーダイレクトでようやく、
2025年発売予定であることが明かされた
「メトロイドプライム4」。
しかし、発表前からここまで来たら”後継機向けに移動するのではないか”だとか、
スイッチ向けに改めて発表されたあとも”縦マルチ”
(後継機版と現行switch版が同時発売)になるのではないか、と言う人も
多く見受けられます。
(関連記事⇒縦マルチとは?)
ではメトロイドプライム4は実際に縦マルチなのかどうか、
この点を予測していきたいと思います。
現時点の公式発表は…?
現時点では
”ニンテンドースイッチ向けに2025年発売予定”となっており、
後継機での発売は今のところは発表されていません。
そのため、このまま変化がなければ
メトロイドプライム4は縦マルチではなく、
ニンテンドースイッチ向けソフトになると考えられます。
ですが、後継機自体は”今季中に発表”とのことで、
まだ具体的に発表されていないため、
その時に発表されるのではないか、などなど、
未だにメトロイドプライム4が縦マルチだと考えるユーザーも
多く存在するのは事実です。
では、実際はどうなのでしょうか。
(追記)
メトロイドプライム4 ビヨンド Nintendo Switch 2 Editionが
発表されたため、縦マルチとなりました。
予想外に、発売が遅れたこと、Switch2の発売が予想より早かったことから
私の予想はハズレました!
↓は発表前の予想です!
外した予想もちゃんと残しておきますので、笑いのネタとしてどうぞ!
縦マルチの可能性は…?
「メトロイドプライム4は縦マルチだと思う」という声は
よく聞きますが、
私としては、実際のところ
「縦マルチの可能性はそんなに高くない」と考えています。
もちろん、”後から後継機に移植”は、
WiiU⇒switchのときもよくあったことなので、
メトロイドプライム4もいつかは、switchの次…あるいはその次、
いつになるかは分かりませんが、そのうち移植はされるでしょう。
ただ、”縦マルチ”と呼ばれるような
後継機と同時発売の可能性は個人的に”低い”と見ています。
その理由を解説していきましょう。
そもそも後継機は2025年に出るのか
(※後日追記)
後継機Switch2自体は2025年中に発売となりました。
ただ、4月にダイレクトということで、その後の発売となる為、
発売は後半になりそうで、その前にメトロイドが出る可能性はあります
↓はその発売時期発表前に書いた内容です。
スイッチの後継機は2024年6月時点で
”今季中に発表”とされており、
これは2025年3月までの期間を意味します。
しかし、”発表”とは”発売”ではなく、
そこからまた色々な情報が少しずつ出て行って
発売に至るため、
”まだ”発売にはそれなりにかかると考えられます。
少なくとも、2024年中に出ることはまずないでしょう。
また”発表”から発売までには
これまでの任天堂ハードを見ると半年~数年を要しており、
特に”現行ハードが売れている場合”、
発表⇒発売までが比較的長い傾向にあります。
そう考えると、
仮に2025年3月ギリギリに”発表”された場合、
2026年に突入する可能性も十分にあり、
そもそも後継機が2025年に出なかった場合は
”2025年発売予定”のメトロイドプライム4が
後継機との縦マルチになることはありません。
また、switchのタイトル数を見ても、
任天堂は”後継機発売の1年前ぐらいから極端にタイトル数が減る”
傾向がありますが
スイッチはまだソフトが多く、後継機の発売が
まだ少し先である可能性も考えられます。
(後継機にスイッチとの互換があるから!と言う人もいると思いますが
ゲームキューブ⇒Wii、Wii⇒WiiUの時も、後継機に互換はありましたが
やはりWii発売前のゲームキューブも、WiiU発売前のWiiも
ソフトが減っていたため
同じような道を辿るならswitch後継機の登場前には
目に見えて任天堂のスイッチタイトルが減るはずです)
さらに、2024年9月にはゼルダモデルの限定switch本体が
出ることも発表されており、
”後継機が間もなく出るタイミングでこのようなものを出すのか?”と
言われると過去の事例を見ると、1年以上空けていることがほとんどで、
このことからも後継機は早くて2025年後半であると考えられます。
メトロイドプライム4が仮に2025年前半であれば、この場合も
縦マルチは不可能である、ということになります。
後継機のローンチタイトルとしては厳しい
”後継機のローンチタイトル(発売と同時に発売されるゲーム)”として
メトロイドプライム4が発売されて縦マルチ、という説も根強いです。
ただ、これは私は”難しいのではないか”と考えていて、
メトロイドプライムは海外では絶大な人気を誇りますし、
個人的には好きですが
一方で”日本国内”での売上は”微妙”なのは現実で、
メトロイドプライム3(Wii)も初週で10万本を下回っている
ぐらいの売上です。
そう考えると海外向けには良くても、
国内向けに”ローンチタイトルはメトロイドプライム4!とやってしまうと
かなり売上的に懸念されますし
後継機の国内でのスタートに失敗する可能性があります。
任天堂ハードの国内での売上は非常に重要なポイントですので、
”海外で売れればいいや”というわけにもいかず、
メトロイドプライム4ではローンチタイトルとしての役割を
果たすのは、”日本では”難しいと考えられます。
勿論、ローンチタイトルは1本ではないケースが多いですが
近年のハードの任天堂のローンチタイトルは
スイッチの時が2本、WiiUの時が2本、3DSの時は1本でした。
(Wiiの時は4本ありましたが)
そして、2本のうち1本は入門系ソフトであることが多いため、
スイッチと同じ傾向で考えると
”メトロイドプライム4”+”入門ソフト”になってしまいます。
これでは、さすがに日本ではかなり厳しいです。
しかし、だからと言って、
「3Dマリオの新作」のようなビッグタイトルを同時に投入すると
海外ではマリオとメトロイドが打ち消し合うリスクもあり、
得策ではありません。
あまり、ローンチタイトルを増やすのも厳しいでしょうし、
Wiiの時も4本中3本はライト系のゲームです。
そう考えると、メトロイドを後継機のローンチタイトルにしてしまうと、
日本国内での展開が厳しくなるため、
個人的には戦略上、メトロイドプライム4は後継機の
ローンチタイトルではない、と考えます。
(関連記事⇒任天堂ハードのローンチタイトルを徹底解析)
※過去の任天堂ハードのローンチタイトルを見ると、メトロイドプライム4が縦マルチの
可能性はさらに低いと思われます。(詳しくは↑の記事で解説しています)
互換性があるのであれば…
後継機には、switchの普及状況からswitchに互換性がある、と
言うのが有力な見方ですが、
仮にもし互換性があるのであれば
そもそも後継機でswitchソフトも動くわけなので
縦マルチをする意味はあまりありません。
他の理由に比べると薄い部分ではありますが
この点も縦マルチの可能性をわずかに下げる要素の
一つであると思います。
(※後日追記)
互換性ありが発表されました。
そのため、Switch向けに出せばSwitch2でも遊べることになり、
縦マルチをする意味は薄くなりました。
任天堂は縦マルチをあまりしない
任天堂は比較的縦マルチに消極的で、
Wiiとゲームキューブの「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」、
そしてWiiUとswitchの「ゼルダの伝説 ブレスオブザワイルド」など、
ごくわずかです。
確かに、ローンチ時に縦マルチになっているタイトルはあるのですが
これはいずれも”世界規模で目玉となるタイトル”です。
個人的にはメトロイドプライム4ではなく、
縦マルチになるのは、まだ見ぬ新作(あるいはない)だと
考えています。
いずれにせよ、switchには出る
縦マルチかどうかは、当然、私の予想が外れる可能性もありますし、
予想通り出ない可能性もありますが
いずれにせよ、2024年6月に行われたニンテンドーダイレクトにより
少なくとも”現行のニンテンドースイッチ向けには出る”ことは
確定しました。
そのため”後継機にしか出ないんじゃないか”と不安を感じていた人に
とっては朗報で、
ニンテンドースイッチでプレイできることは”確定”したため、
この点は安心して頂いて大丈夫です。
まとめ
スイッチ後継機の発売時期が2026年以降になる可能性のある点や、
”世界的に考えるとローンチタイトルとしては日本では弱すぎる”点などから
メトロイドプライム4は縦マルチではないと
個人的には考えています。
どうなるかはまだ分かりませんが、
いずれにせよ、無事にswitchで発売されることは、
2024年6月のニンダイで確定したため、
その点は朗報と言えますね。
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