抽選販売とは?どうして抽選じゃないと買えないの?コツは?

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抽選販売とは、
「抽選して、当選した人が、その商品を購入することができる」
というシステムのことです。

懸賞のように、当選したら
それを貰える、ということではなく、
当選したらお金を払って、ようやくそれを
買うことができる、というものですね。

普段はあまり目にすることはないとは思いますが、
実際にそういうことが
行われていることもあります。

では、なぜそのようなことをするのかどうかも
含めて抽選販売について、解説していきます。

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抽選せずに、欲しい人に売ればいいのでは?

お店からしてみれば、普通に欲しい人全員に
売ってしまったほうがいいんじゃないか?
人気商品なら、たくさん入荷しておいて
品切れにならないようにすればいいんじゃないの?

そう思う人もいるでしょう。
それは、その通りです。
私も、元販売店店長ですが、
欲しい人全員に売ることができるのであれば
売ってしまった方が通常は利益になりますし、
売れるならどんどん入荷しておいて、
どんどんほしい人に売ってしまいたいところです。

ですが、それができない理由があるのです。

その理由を含めて、順番に解説していきましょう。

抽選販売をする理由は?

抽選販売などという”面倒なこと”を
する理由は何か。
確かに、欲しい人に売らない、ということは
お店の売上を下げることになりますし、
抽選する手間もかかります。
それでも抽選販売をする理由としては
下記の通りになります。

・人気商品
人気が高く、品薄になっているもの、
何らかの事情で品薄になっているもの、
そういったものに対して抽選販売が行われることが多いです。
人気商品の場合や、何らかの事情がある場合、
メーカーの生産が追い付かず「作れる量」が「欲しがっている人の数」を
下回ることがあります。
そうなると、当然、欲しくても買うことのできない人、が
出てくるわけです。
また、メーカーの生産には限界がありますから、
お店が”欲しがっている人の分だけ入荷しよう”と思って
注文しても、その数が届くとは限りません。
そのため、人気商品の場合”入荷できる数に限りがあり”
”欲しがっている人全員に売りたくても、売れない”状況に
なってしまうために、抽選販売が行われる、ということになります

・限定商品
もう一つ、多いパターンとしては「限定商品」の販売ですね。
限定商品は、そもそも数量限定で作られていることが多く、
欲しい人全員の分も、存在しないこともあります。
そうなってくると、↑と同じように、「作られた数」を
「欲しがっている人の数」が上回ってしまうことになり、
結果的に抽選販売という形になります

・特価商品
お店が独自で「大特価!」と出しているような商品。
例えばお店がイベント的に、人気商品を大赤字で
限定〇名様!みたいな感じで抽選販売を実施する
こともあります。
これは、↑の2つの理由とは違っていて
イベントとして盛り上げる目的の抽選販売になりますね。
↑2つは「商品が用意できないから」抽選販売を
せざるを得ない…いわばマイナスの意味合いでもありますが
こちらは、プラス…集客を狙って積極的に行っている
抽選販売と言えます。

抽選販売が行われる理由としては
この3つになるでしょうか。

何らかの目玉商品を赤字覚悟で出して
イベント的に盛り上げているパターンか、
人気商品or限定商品で数を十分に確保できず、
抽選販売にしているパターンか、
そのどちらかがほとんどでしょう。

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お店側にメリットはあるの?

抽選販売をして、お店側にメリットはあるの?
と思う人もいるかもしれません。
例えば、人気商品の場合、並んでいた人間に
先着順で売ってしまって、抽選などしなければ
手間は省けるのではないか?と、思う人もいるでしょう。

が、一応抽選販売にはメリットもあります。

まず、↑で挙げた例のうちの、最後のひとつの場合
「イベント」としてお店を盛り上げる効果があります。
目玉商品を抽選販売すれば、人が集まるでしょうし、
お店で抽選を実施すれば、集まった人の何人かは
抽選で外れても、何か別のものを買って行ってくれる
可能性もあります。
また”こういう面白いこともやっているんだ”という
プラスイメージにもつながりますね。
ネットで抽選する場合も、サイトのアクセスなどに繋がり
ネット販売もしてれば”ついでに”売れる可能性はあります。

一方、人気商品などの品薄が理由の
抽選販売の場合は、お店に人が集まるのは
先着でも抽選でも、カタチは違えど、ある程度は
同じになりますが”早くお店に行ける人しか買えない”という
不公平感をある程度拭うことができるようになります。
先着順になると、仕事などの都合上で、どうしても
並ぶことができずに、不平不満が膨らむ可能性もありますし
トラブルの原因になりやすいのも事実です。
また、開店前にお店の前に列が出来てしまうことを
避ける意味合いもあります。
抽選であっても、人は集まってしまいますが
それでも”ある程度は”緩和できますからね…。

できるだけ、平等に欲しがっている人にいきわたるように、
トラブルに発展する確率を少しでも下げるために、
そして、お店の前の行列対策に…
このような、意味合いがあるのです。

抽選販売で当選するためには…?

抽選販売で当選するための方法…
これは、確実な方法はありません。
確実な方法があれば、それは抽選ではありませんからね…。

抽選方法に関しても
お店によって大きく異なります。
本当に無作為に選ぶところが多いとは思いますが
人を選ぶようなところもあるでしょう。
お店によって方法は異なりますので、
当選確率が上がる方法についても、何とも言えません。

人によってはすぐに当たる人もいると思いますし
何件の抽選販売に応募しても
とことん外れてしまうような、そんなことも
あると思います。

ただ、抽選販売で当選するためのコツとしては
「とにかく応募すること」しかありません。
懸賞とかでもそうですが
”応募しなければ、当たりません”当たり前のことですね。
外れてしまっても、とにかく応募をしていくことで
”当選する可能性”というものが出てくるので、
本当に欲しいものであれば、とにかく
抽選販売に応募することです。

それ以外の攻略方法はあまりありませんが、
とにかく、数を打つ、ということが
大事になってくるでしょう。

どうしても当たらない場合は…?

抽選販売がどうしても当たらない場合は
どうすれば良いのか。

抽選販売が実施されている以上、
その商品は基本的には手に入りにくいものでしょう。

なので、なかなか買うのは難しいとは思いますが、

対応方法としては
まず「妥協する」こと。
例えば限定版を買おうとしてるなら限定版を諦めたり、
特定のカラーを買おうとしているなら別のカラーに変えたり、
ダウンロード版(電子書籍やゲームなど)があるなら
それに切り替えたり…という対処ですね。

他に「中古での購入を検討」「譲ってくれる人を探す」
などもありますが、
どんなに手に入らなくても「転売屋から定価以上の価格で買う」ことは
おすすめできません。
お金の問題もそうですし
転売屋というものは”買う人がいるから転売する”わけです。
誰も買わないようになれば、そのうち絶滅する商売ですから、
定価越えの商品に手を出すことは、おすすめできません。

まとめ

できれば、抽選販売など、お店側も
(イベントが理由の場合を除き)したくないのですが
やむを得ない部分もあります。
どんな商品でも”無限に作れる”わけではないですからね。

どうしても欲しい商品は
”とにかく応募する”しかありません。
早く欲しい!という気持ちは分かりますが
根気よくやっていくしかない、というのが現実です。

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