静岡県島田市に本社を置く大井川鐵道の蒸気機関車(写真提供:大井川鐵道)

鉄道事業者への乗車を通して、人口減少による利用者減少や自然災害による路線不通に苦しむ事業者に対するエールを送り、日本の鉄道全体を盛り上げる――

そんな思いから、大井川鐵道(本社:静岡県島田市)が2023年から開始した「応援鉄ツアー」もいよいよ第4弾。同社はこのほど、東海や北陸を巡る2泊3日の旅について詳細を発表しました。旅行期間は2024年9月27日~29日で、旅行代金は79,500円。

コース名は「応援鉄第4弾! 大井川鐵道名物広報・山本豊福と行くSL旅紀行」。大井川鐵道への乗車だけでなく、えちごトキめき鉄道・明知鉄道・長良川鉄道・富山地方鉄道・万葉線・氷見線を巡ります。

岐阜県の明知鉄道ではSLの車掌車乗車体験、富山県の氷見線では美しい立山連峰や海岸線を見物し、万葉線では「ドラえもんトラム」へ乗車。富山地鉄では元京阪電車3000系(10030形)「テレビカー」にも乗車予定といいます。

大井川鐵道の新社長・鳥塚亮さんがつい先日まで社長を務めていたえちごトキめき鉄道では、日本海ひすいライン、妙高はねうまラインい乗車。さらに新潟県の鉄道発祥の地である「直江津D51レールパーク」も訪問します。

「今回、テーマは広くなりますが、合計7事業者を訪ね、各路線の運営・維持に微力ながら貢献していきたいと考えています。鉄道事業者に対する応援は「乗る」ことがいちばんだと思います。『乗る』ことで応援、一緒に『応援鉄活動』を繰り広げましょう」(大井川鐵道)

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