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無線従事者免許証を発行してみた!申請から1ヶ月近くかけて届きました!

昨年合格した、第三級アマチュア無線技士の無線従事者免許証が届きました。

少し手順が面倒なこともあり、実施するのに気が引けましたが、せっかく取った資格なので重い腰を動かしていざ実施。

特に難しいことはないのですが、必要なモノが色々とあり準備が大変…

今回は無線従事者免許証を取るにあたり、必要な書類は何かをご説明いたします。

今回はアマチュア無線技士を例にしていますが、他の無線免許も同様の手続きになるかと思います。

ぜひ無線免許証を申請される方は参考にしてください。


ぽかぽか資格道

先日受けた第三級アマチュア無線技士の結果が返ってきていました~! メールでの合格通知あるある(私の場合)なのですが、メー…



無線従事者免許証とは?

日本国内で無線に従事するために必要となる免許証です。
総務省が管轄しております。

単に試験を受けて合格したり講座を受けるだけで、すぐに無線に従事できるわけではありません。
この免許証がないと、無線を使用した際に電波法違反となり処罰を受けてしまいます。

無線免許には仕事で必須となるものから、趣味で無線従事者として活動できたりするものもあったりと免許によって様々!
2025年2月時点で、合計で23の無線免許があります。

無線関係の業務に興味ある方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

 
ぽかぽか
免許証によって扱える無線帯が異なるので、まずはどの無線が必要かを理解したうえで試験に臨みましょう!


無線免許証の発行に必要なモノ(アマチュア無線技士の場合)

今回は実例ということで、試験合格後の手続きについて述べています。

試験に合格すると、無線の申請書や免許証発行についての案内がメールで届きます。

発行に必要な手順を確認し、必要なものを準備いたします。

※ 白い紙は申請書と住民票の裏面です。

  • 無線従事者免許申請書
  • 氏名及び生年月日を証する書類
  • 手数料(1,750円分の収入印紙)
  • 写真(縦30mm×横24mm)
  • 返信先(住所、氏名等)を記載し、切手をちょう付した返信用封筒(免許証の郵送を希望する場合)



無線従事者免許申請書

指定のフォーマットに必要事項が記載された申請書(顔写真貼付)が必要です。

記入例のフォーマットもありますので、それを参考に記載していきます。

なお、試験に合格した場合はメールにて、無線従事者免許申請書(受験事項掲載済)の案内されたURLが送られてきますのでダウンロードして印刷することも可能です。

はっきり言って、1から記入するよりもこちらを使用した方が全然楽です。

ただし、誤記がないかの確認はお忘れなく!

氏名及び生年月日を証する書類

これらに該当する主な書類は以下の通りです(いずれもコピー不可)
・ 住民票の写し
・ 戸籍抄本
・ 印鑑登録証明書
・ 住民票記載事項証明書

平日仕事のサラリーマンの私としては、少し発行するのが面倒な書類です。

私は住民票の写しを提出しました。

住民票の写しは区役所窓口まで取りに行ったのですが、最近はマイナンバーカードを使ってコンビニ交付もできるとか…これは知らなかったです…

手数料(1,750円分の収入印紙)

収入印紙とは、国に税金や各種手数料などを支払うときに使用する印紙です。

普段買う機会がないので、まず買い方から調べました。

郵便局が主のようですが、コンビニでも購入することが可能とか…

私は郵便局まで行き、収入印紙を1750円分購入いたしました。

収入印紙購入用の窓口がありますので、受付後に順番が回ってきたら、「収入印紙1750円分ください」っで買えました!

ちなみに、申請書は封筒で送る必要がありますので、110円切手も2枚必要です(返送用封筒の分を含む)

切手が手元になければ、併せて郵便局で購入しておきましょう。


 
ぽかぽか
収入印紙1750円分と110円切手2枚をください


写真(縦30mm×横24mm)

いわゆる証明写真です。

町中にある撮影機などを使用して入手することが可能です。

ただ、申請書に既に写真が掲載されている場合は不要です。
試験受けるときに証明写真を添付する必要がありますが、その写真が既に申請書に載っているのであれば、新たに写真を用意する必要はありません。

なお写真を変えたい場合は、新しい写真を申請書に貼って送ることで、新しい写真の無線従事者免許証で発行されます。

返信先(住所、氏名等)を記載し、切手を貼付した返信用封筒

どこにでも売っている普通の封筒です。コンビニや文具店などで購入できます。

ただし、定型サイズである必要がありますので注意です。

結局、申請書を送る際に封筒は必要ですので、どうせなら一緒に入れておいた方が楽かと思われます。

もちろんですが、切手付きですので、返信用封筒に貼るのもお忘れなく!


送るときの状態

こんな感じになりました。
申請書、住民票の写し、返信用封筒が入っていてパンパンです。


私は東京住みですので、関東の無線局へお送りいたします。
※ 送付先は無線免許申請のページをご確認ください!

郵便ポストへ投函し、あとは免許が届くのを待つのみです。


無線従事者免許証が到着

送ってから約1ヶ月後、無線従事者免許証が到着しました。


免許交付日が2月14日、届いたのが2月21日でした。

これで私もアマチュア無線の従事者です。

おわりに

今回は第三級アマチュア無線技士を例に、無線従事者免許証を発行した話を書きました。

他にも無線関連の資格は受けていますので、今後のためにも申請の仕方が分かったのは良かったです。

無線従事者免許を発行したいけど、何が必要か分からない…っという方の参考になれば幸いです。

趣味で扱うこともあれば、仕事で必要になる可能性もある無線従事者免許証…気になった人はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

関連リンク

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