「ばらに贈る本」と小和田先生のYouTube


ロザリアンの方のおすすめの本で
「ばらに贈る本」と言う本があります。


今はもう出版されていないようですが
私も読んでみたくなり、Amazonで
中古本を取り寄せました。







内容は薔薇の育て方や種類、古代薔薇から
現代薔薇の系統図なども書かれており
興味深い本でした。


著者は昭和13年に、とどろきばら園を創業し
その後京成ばら園芸研究所長として次々と
新品種を世に送りだした鈴木省三さんと
言う方です。




文中に出てくる"バラに国境はなく"と言う所では
鈴木さんが戦後イギリスに渡って薔薇の
作出家である高名なジャック ハーネス氏の所に
初めて訪れたときの事が書かれてありました。



ジャックは怪訝な顔をして迎え、鈴木さんは
気まずい思いで夕食を共にしましたが、
薔薇の未来性、発展性、交雑の楽しさ、
オールドローズの美しさにも言及してくると、
全く意気投合。


ジャックは戦時中にビルマ前線で
「日本軍と戦い毎夜怯えながら寝た。
しかし今その悪夢は遠く消え、
気持ちを一致した。薔薇作りのあなたと
親友になりたい」と
握手を求めてきたそうです。


心の友となった2人は20年後、薔薇の賞を
受賞して再会を喜びあいました。


本を読んで、薔薇一つにしてもこのような
素敵なストーリーもあるという事を
はじめて知りました。


鈴木さんの伝える
「大自然の美しさをじっくりみましょう。
薔薇に国境は無いのです」と言う
言葉に、薔薇の持つ力を感じますし、
人と人同士を繋ぎあっていける物であると
言う事はとても素晴らしいなと感じました。






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園芸チャンネルのYouTubeを色々
見ている私ですが、サムネイルに
「どうする家康」の時代考証をされている
小和田先生のチャンネルが上がってきました😃


小和田先生のYouTube、わかりやすくて、
ハマっています。

【どうする家康】第16回「信玄を怒らせるな」








最近の庭の花







春先に生協のカタログで"溢れ咲きペチュニアミックス"という種を買ってまいた所、
時間はかかりましたが、最近やっと咲くようになりました。



見て頂きありがとうございます

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