唐突ですが、みなさんは将来どんな仕事に就きたいですか?
えっ、なになに・・・塾の先生!?
はっ、はっ、は、冗談はよしもと新喜劇(笑)。
さて、パートやアルバイトは例外ですが、
会社員や公務員になると、退職するときに、退職金というものがもらえます。
じゅくちょーのような仕事はダメですよ、退職金もなければボーナスもありません。
僕も一度でいいからボーナスをもらってみたいものです。
「冬のボーナスで、お正月は海外で過ごそうか?」
「飛行機はエコノミーでいいんじゃない? 向こうのホテルをワンランク上にしようよ」
こんなセリフの一つや二つ、言ってみたいです(笑)。
さて、さて、きょうはみなさんに学校の先生になってもらいましょう。
学校の先生を35年務め、この3月末日でいよいよ定年退職です。
長かったような短かったような教員人生、あんなこともあった、こんなこともあった・・・
感慨にふけりながら、あと2か月、最後までしっかり務めあげよう。
こんな気持ちで教員生活にピリオドを打ちたいところでしょうが・・・
みなさん、3月末日で退職するより、
1月末日で退職する方が、退職金が150万円多かったら、どうしますか?
1月末に退職すれば、受け取れない2月と3月の給料約80万円を差し引いても、
約70万円多くなる計算です。つまり、「2か月余分に働いて70万円損」するんです。
これでは、やる気をなくして当然ですよね。
実際、1月末で退職を希望する先生が相次いで、問題になっています。
駆け込み退職は埼玉、愛知、兵庫、佐賀などの県で起きています。
1月末日で退職を希望する先生の中には
クラス担任を受け持っている方もいるようで、
最後まで務めて、子どもたちの卒業や進級を見届けたいけど・・・
子どもたちに申し訳ないような気持ちを持ちつつも、3月まで働けば「70万円損」。
これでは1月末で退職を希望する先生を責めることなどできません。
あまりにもお粗末な制度ですね。
もう少し上手いやり方がなかったものでしょうかね・・・。
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(2013年1月31日 コーヒーブレイク Coffee Break)
名古屋市瑞穂区にある小学生・中学生・高校生・高卒生対象の少人数制の塾で、
中学受験・高校受験・大学受験から補習まで(個別クラスも設置しています)対応の
東海学習塾堀田教室(熱田区・昭和区・南区に隣接しています)がお送りしました。