湖底に沈む宿場に思いを馳せる
桧原湖の北部付近に位置し、水の中にある鳥居が印象的で歴史的な背景も楽しめる撮影スポットです。
とても印象的な鳥居ですが、風景の背景に明治時代に起こった、磐梯山大爆発が関係しています。
磐梯山大爆発の際に、付近にあった桧原宿場が水没することになりましたが、大山祇神社は高台にあったため、水没から逃れることができました。
いくつかの鳥居が沈んでおり、桧原湖の水位が下がる時期になると、また違った風景を見ることができます。
そのため、冬に訪れる人も多いみたいです。
湖底に沈んだ桧原宿をジオラマとして見ることができる、桧原歴史資料館が近くにあります。
大山祇神社の鳥居を見る前に、訪れておくと歴史的背景と風景の二つを楽しめることができると思います。
もし桧原宿が水没していなければ、同県にある大内宿みたいに賑わっていたのかもしれませんね。