９月に韓国で行われる第７回女子野球Ｗ杯で５連覇を狙う、侍ジャパン女子代表のトライアウトが２８日、千葉県内で行われ、ＢＣリーグ・石川ミリオンスターズの「ナックル姫」こと吉田えり（２４）ら２４名が選考を通過した。

　吉田はこの日の実戦形式のテストで、打者９人に対して３安打１三振の投球。前日の選考からナックルの調子が良くなく、２球しか使わなかったが、
代わりに使用したシュートが決まり、大倉孝一監督（５３）も、「他に速い人はいたが、ナックルよりシュートやカーブ、スライダーのコンビネーションが良かった」と高評価した。

　男性相手のリーグ戦では通用しないからと、試合でシュートを使ったことはないと明かす吉田。調整するときに感覚が良くなるからと習得し、練習では右打者をうまく詰まらせられることから、
石川で教わる多田野数人選手兼コーチ（３５）からも「試合で使ってもいいかも」と後押しされた伝家の宝刀を大一番で使用し、中学時代からの夢だった日本代表入りにあと一歩。「ほっとした。５連覇にふさわしい投手になりたい」と抱負を語った。

　今後は、女子プロ野球機構に所属する数名が招集された後、２０名が最終登録メンバーとして大会を迎える。
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青版に憧れていた模様

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　虎の和製大砲候補がまたまた一発だ！阪神・陽川が紅白戦に「５番・三塁」でスタメン出場。２回、バックスクリーン左への豪快なアーチを放った。
先頭打者として打席に入り、秋山の初球、外角の１４１キロ直球を完璧に捉えた。２７日の韓国・サムスンとの練習試合（宜野座）での一発に続く“２試合連続弾”。
これで今キャンプでの実戦では４発目となった。「一日一日を大事にしていきたい」と話す、入団３年目の大砲候補。開幕１軍の生き残りへ、必死のアピールを続ける。