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全国のご当地コスメめぐり、初めての鳥取県です!
ご紹介するのは鳥取県の株式会社シャルビーさんの「りとっとのほほうるる」。なんともユニークなブランド名ではありませんか!
インスタグラムのアイコン画像にもなっている、オールインワンジェルクリームを取り寄せて使用し、「これはぜひとも!」と思ったのです。
その後、シャルビーさんへメールでお話を伺うことができましたのでご紹介します。
鳥取県の、あの特産品の殻から作り出された『保湿成分』。
鳥取県といえば、鳥取砂丘に伯耆富士で知られる大山。そして日本海の幸などいろいろ思い浮かぶものがありますね。
「りとっとのほほうるる オールインワンジェルクリーム」も、鳥取県ならではの地域素材が活用されています。
それは、境港で水揚げされたベニズワイガニの殻!
ベニズワイガニの殻と、コスメ。一見結びつきそうにないのですが…。
実は、ベニズワイガニの殻から、保湿成分の〝アセチルグルコサミン〟が作られるのです。これは美容成分としておなじみのヒアルロン酸などを構成する成分で、肌や軟骨などにも存在しています。
シャルビーさんは自社開発のブランドを立ち上げたとき、鳥取県の研究機関の研究者の方から「このNアセチルグルコサミンの共同開発者として参加して欲しい」とオファーされたのだそう。
そして、この成分の共同研究から誕生したのが、『りとっとのたからもの ほほうるる オールインワンジェルクリーム』というわけです。
ちなみに、この研究者の方は〝キチン・キトサン〟の研究で、さまざまな功績を残された方なのだとか。
鳥取県の女性のために開発したオールインワンジェルクリーム
このオールインワンジェルクリーム開発にあたって、シャルビー代表の工藤陽平さんが素敵なお話をしてくださいました。
「私たちはもともと鳥取エリアを主な市場として活動している化粧品メーカーですので、鳥取の女性に向けたメッセージを製品に込めたいという想いが強くあります。
鳥取は共働き世帯が多く、女性の多くは仕事のほかに、家事、育児と忙しい日々を送っています。
そんな女性たちに向けて、簡単だけど、ほっと安らぐ時間ができて、しっかり美容効果が得られるものを提供したいと思い、オールインワンのジェルクリームを作ることにしたのです」。
『ほほうるるシリーズ』のコスメは、保湿成分アセチルグルコサミンのほかに、鳥取県境港産のタイウロコから作られた〝コラーゲン〟そして鳥取県倉吉市の「白山命水」の〝天然水〟を用いているのが特徴です。
鳥取の女性たちのために、鳥取の地域素材を活かした、地産地消のコスメなのですね。
それでは恒例の〜使ってレポ!
真紅のパッケージが目を引く『りとっとのたからもの ほほうるる オールインワンジェルクリーム』。
ジェルを500円玉大を手に取り、一度手のひらでなじませてから使います。すると一層みずみずしいテクスチャーに変化。そのまま両手で顔に当てて、優しく押し込むように浸透させます。
使った率直な感想は、「あれ、もう浸透した感じ?」。
ベタつかないけど、肌に触れると、しとっとぴとっとした感触になっています。これ、忙しい朝には本当に助かりますね!化粧水、乳液、美容液、クリーム化粧下地と一つで5役の嬉しいアイテムです。
使って幸せになれる商品(たからもの)を。
りとっとのほほうるるシリーズは、メイク落としや洗顔石けん、化粧水、クリームファンデーション、UVカットクリームのラインナップ。いずれも鳥取県の3つの地域素材が活用されています。
工藤さんから、こんなお話を伺いました。
「日々のちょっとした積み重ねが、美肌を作る1番のポイントだと考えています。
それが地元産の美容成分を使うことだったり、毎日のストレス軽減につながることだったり、1分1秒でもリラックスして笑顔になれる時間が増えることが、美肌の素だと思っています」。
家事育児、そして仕事と、毎日を忙しく懸命に生きる女性たちへの想いが、製品づくりに込められているのですね。
りとっとのたからもの ほほうるるというユニークなブランド名は
「りとっと=とっとりの
たからもの=自然の恵み
ほほうるる=頬がうるおいますように」
という意味があり、
社名のシャルビーは
「I shall be happy. きっと私は幸せになる」という思いで付けられたのだそうです。
コスメは、今を生きる私たちを幸せにしてくれるもの。
それを地域素材で叶えた、素敵なご当地コスメでした。
シャルビーさんのwebサイトはこちらです。
今回もお読みいただき、ありがとうございました。
あなたのコスメ選びの参考になれば幸いです。