2024/07/10

ちょっと違うところへ行きたい

昨日ピアノの練習中に電話がかかってきて、どっかで起きてるらしいトラブルに自治会役員として巻き込まれてゆく感じ
いいけどそんなのが頭に入ってきちゃったら練習再開しても間違いだらけ
まあ、何もなくても間違いだらけなのかも
にしてもいいと悪い日があると感じられて何が違うんだろう
あるピアノのすごい人が練習中はいつでも考え事してますよというコメントをくださって
よそごと考えてても楽に弾けるくらいまでになれば本番も落ち着いて乗り切れるのかもな。
今ちょっとよそ事考えるとそこで終わるもん。

以下先日でかけて
夕方オルガンを聴きに行く予定だけどまだ時間があったので地下鉄の駅を出て、信号変わった気がして横断歩道を渡ってたらなんか・・前を見たらまだ信号赤だった。
後ろから聞こえる笑い声が自分へ向けられているかよりも申し訳ない気持ちと死なずに済ませてくれた何かへの感謝
それで、
17199.jpg
あの先に・・・
守衛さんに声掛けしたけどそんな必要なかったかもと思いながら階段を上ると
17212.jpg
わーっ
それで、どこにあるのかと振り向くと
1669.jpg
こんな所に来るのが夢だった

思春期の頃パイプオルガンにはまりました。
音楽だけじゃなくヨーロッパのどこかにあるステンドグラスと石造りの大聖堂みたいな異世界への憧れも込みで。
だけどそんなところへ行ってみるでもなく、一時期大きなコンサートホールのオルガンをいろいろ聴きましたがあくまでホールなので昔思ったあの世界とは別物という感じで
最近日本にもオルガンのある教会がたくさんあることをしりましたが、でもあんな石の大聖堂なんかあるわけがなく・・
17201.jpg
昔本で見たどこかみたい

と思ってたけど、今こんなところにいられることに
17202.jpg
感慨深いというか
聖ルカ礼拝堂、病院の一部なので看護師さんとか患者さんの他に‥誰か知らないけど一人やってきてたたずみ写真を撮って帰っていく人が入れ替わり
でも静かなここにしばらくいて誰か練習で弾いてくれないかと願っていると鍵を持った女性が戸を開けてどっか入っていったので・・・!聴ける?
と思ったけど違った。
17213.jpg
聴きたかったなぁ・・残響も含めて
よく見るとJIS規格のコンクリートブロックが積んであるとかいらんことで、
毎週あのオルガンを聴かせてくれる時間もあるみたいだけど曜日的にちょっと難しいかな。
いつか必ずあのオルガンを聴かせてもらいに行こうと思う

もう一つ別な教会へ行ってみるつもりで外へ出ると見覚えのある建物が目に入ったので
17204.jpg
築地本願寺パイプオルガン持ってるんですよね、写真を貼っていいかはわからない。
たくさんの椅子があるので座らせてもらい、しばらくお香と目の前の後光の中にいたら湿ってた心が落ち着いて来たりする。
お寺の中にカフェがあったので
17210.jpg
黒蜜抹茶ラテ
黒蜜下にたまっちゃってて最後だけ甘かった

窓から見える光景が
17206.jpg
ちょっと外国っぽいかな

地下鉄に乗り京急に乗り換え地下鉄のホームに入った瞬間に来た電車にたまたま乗ったらその後の乗り継ぎも偶然素晴らしくよくて・・ちょっと早すぎたかと思っていたけどでもいい時間で
17207.jpg
関東学院大学礼拝堂
直前まで練習をしていたみたいでそれが少し聴けて、私はうれしかったけど聴いちゃいけなかったのかな
17208.jpg
このオルガンを聴きに来るのは3度目、コンサートホールなんかで見るのと比べちゃって小型かななんて思っちゃうけどでもこれすごいんだよ足元から頭蓋骨まで揺さぶるようなペダルの鳴りが。
ホールのでっかいオルガンでも聴けなかったような・・上の方の音もこう私に向けて刺さってくるというかこのオルガンのファンになりそうですよ。
この楽器輸入じゃなく日本人の手によるものらしい。だれかがヨーロッパのオルガンを多湿な日本に入れても全然鳴らなくてダメだと言ってるのを読んだことを思い出しながら

前回もその前もペダルと下の手鍵盤が連結されて動いてるのをみて面白がっていた。
演奏中に助手が譜面台の下にあるあの引き出しみたいに見えるところを押すと上の第二鍵盤ごと奥へ動いて主鍵盤と連動するのを目で見ながら聴くことが出来た。
同時の音色の数も一気に増えてクライマックスに向かってゆく・・そういうの知識で知ってはいるけど目の前で押し込むガタッ!みたいな音とともに見ながら聴けるというか立ち会えると感動と興奮みたいなのが来ますね。
あとペダルのふっとい低い音に空気が入るとなんでかしらないけどミシミシ!みたいな音がするとか、音楽と関係ないかもしれないけどそんなリアルはこの席に座って初めて知ることが出来る世界で
17209.jpg
みんな短調で硬派な選曲、オルガン聴きに行くとみんなブクステフーデを取り上げていて、なんて言うか暴れる系ロックな作曲家だったという事、彼がいなければあのバッハも完成しなかったという事を伝承でじゃなく音楽で教えてくれる。

演奏も硬派と感じたけどすごくよかった。おまけのつもりで来たけど、この日ここへ来てよかったなと思いながら聴いてた。


この数日メンタル引きずりおろしてた原因の一つが今ちょっと落ち着いて、この先戻っちゃわずに上手くやれるといいなと思う。
このブログ、すごくよくしてくださる方がいたり今まで助けてもらったと思ってたりでやめる気はないんですが
時々でも読んでくださる方ほんとにありがとうございます。

コメント

非公開コメント

読んでますよ!

こんばんは。
こんなにたくさんのパイプオルガンがあって、演奏会も開催されているなんて知りませんでした。その波動が身体・精神全体に与える影響って想像すると天地創造の世界になりますね!
築地本願寺は毎回素通りで、あの建築様式に想いを馳せたりしてました。次回、近くに行ったら、中を見てみる事にします。
そんな事で、毎回しっかり読んでます・読ませて貰ってます。世の中、いろいろありますが、大好きな事ができる幸せ、もっと大きくなりますように!

Re: 読んでますよ!

yokoblueplanetさん、こんにちは
お寺にパイプオルガンというのも驚きですが、東京横浜にはたくさんのオルガンがあって、わりとみんな外の人間にも聴かせてくれる機会を作ってくれてるみたいです。
ありがたいですね。
いつも読んでくださりありがとうございます。
今まで何度も助けていただいたと思っています。
重ねてどうもありがとうございました。

No title

こんばんは^^
築地本願寺にパイプオルガンて!
とてもびっくりしたけど、この建築様式ならアリなのかも?って思ったりして。

過去に一度、修道院で行われたカソリックのお葬式に出たことがあるんですがパイプオルガンでの聖歌斉唱はとても荘厳でした。
信者ではないので何の歌なのかはわからなかったけど、悲しみの別れというよりは皆で歌って送り出す祝歌にすら聴こえてしまいました。

パイプオルガンめぐり、素敵ですね。
電子ピアノってハープシコードやパイプオルガンの音色があるのでたまにそれで遊ぶけど、いかにもな曲になって、それはそれで楽しいです^^

Re: No title

ハナコさん、こんばんは
オルガンってもともとコンサートホールじゃなく教会にあって宗教と深く結びついて・・というところが興味深いし奥深いし
ですよね。
なのになんで仏教の寺に?とすごく思っちゃいますけど逆にそこを受け入れるお寺の幅広さも興味深いというか
築地本願寺見た目も日本人の思うあのお寺じゃないですよねあれ
ヘンデルにはまったハナコさんですし、オルガンとかチェンバロが楽しいって説得力があるなぁ
楽しいですよね。
一生に一度でいいから本物触ってみたいですよね

コメントいただけてうれしかったです。
どうもありがとうございました。
  翻译: