お世話になります。
うう。しまああです。
今年は夏が暑すぎですね。
そんな中でも、我が家は扇風機も冷房もなし。
だから、近くのイオンか、森に行って涼んでいました。
夏も終わりだというのに、今日も暑い。
留学していた当時と違い、今は社会人らしく、リッチな生活を送っているので、学生時代にはたまにしか自分で買わなかった、ガリガリ君を食べました。ガリガリ君はうまいし、食べると涼めるし、最高である。人はこれを幸せと呼ぶのだと思う。
暑い暑いと思っていたら、そういえば、フィンランドの気候の話をしていなかったなあ、なんて思ったわけで。
今回はその話をしようと思い立った。
たぶんみんなが気になるのは、フィンランドの冬の寒さだと思う。なので、私が直感とfeelingを最大限発揮して作った、気温の指標を紹介しよう。
-3 ~ + 5℃ :何となく、一番寒い。服の中にまで冷気が侵入する気温。特にプラスはだめ。
-10 ~ - 5℃ :ランニングもできて、寒くもなく、ちょうどいい温度。
-15 ~ -12℃ :10kmくらいなら歩ける。走ると肺が痛い。ヒートテックを着ると良い。
-18 ~ -15℃ :5kmくらい歩いて、もう帰りたいとなる気温。露出した肌が痛い。
-20 ~ -30℃ :外にずっといたら、たぶん死ぬな、と思う気温。マフラーが切実に欲しい。
< -31℃. :「トナカイの毛皮を着よう。靴もトナカイだと温かいよ(特に-40℃)。」
我ながら、素晴らしい指標だと思う。こんなに人間の体感に合うように、詳細に気温を分類したブログはないのではないか。しかも、私がこの指標を使ったときは、めちゃくちゃ当てはまりがいい。
-30℃の時に、スノーモービルに乗せてもらったことがあるけど、顔を防寒具で防御しなければ、痛すぎてスノーモービルの運転どころではないので注意。友達のお母さんの彼氏さんが乗せてくれたのだけど、とても親切な人なのだから、できれば、そこも気を利かせて欲しかった。あれではただの苦行である。まあ、私も気が利かない方だから、人のことは言えまい。ちなみに、スノーモービルの乗り方はバギー(ATV)とほとんど一緒で、親指が命。
-40℃のときは、トナカイの毛皮がいいよ、と親がサーミ人の知り合いに教えてもらった。私はまだ着たことないので、実際温かいのか、今度確かめたいな、とずっと思ってる。
この指標だと、冬のInari(北極圏)の気温も網羅しているのではないだろうか。知らんけど。
留学生が入居しているようなアパートは、セントラルヒーティングだけど、案外寒かったりするから、私は持って行った寝袋で寝ていた。0℃までの仕様の寝袋(私の寝袋)だと、心許ない時があるので注意。特に、現地に到着した日やしばらく家に居なかったりすると、寒くなっている可能性がある。
ということで、今度は私が思う寒さの凌ぎ方を紹介しよう。
- 運動
- ウォッカ
- サウナ
- 服装
独断と偏見による、重要な順番に並べてみた。
順番に解説しよう。
- 運動
運動のいいところは、温かさの持続性が格段にいいことである。私は留学当時、この方法が一番コスパがいいと思って、取り入れていた。だが、寒い上に運動すると、お腹が空くので、コスパが本当にいいかは、よく自分の身体と相談した方がいい。
- ウォッカ
フィンランドに留学する志の高い同志諸君なら、知らぬ者はいないだろう、最強の防寒グッズである。銘柄はkosekenkorvaがおすすめ。Laplandiaは飲んだことないからわかんない。体が温まるだけでなく、途中からは寒さもわからなくなるくらいに防寒性能の高く、他の追随を許さない優れた特徴を持つ。ただ、注意すべきは、アルコール度数の高さである。アルコールを酢酸まで分解する能力が低い人には、40度はきつすぎる。そんな方には、アルコール度数32度のsalmiakki kossu(サルミアッキウォッカ)がおすすめである。コスパは悪い。自分が持っていないときは、周りの誰かが大体持っているので、もらうと良い。
ただし、右も左もわからない外国の地で、前後不覚になる可能性があるので、アルコールは自己責任でどうぞ。
- サウナ
瞬間的な温まり方では一番の性能。ただ、持続性はすごく高い訳ではない。結局のところ、留学生が住むようなアパートでは、サウナの建物と自分の住んでいる建物が離れていたりして、帰っている途中で、髪の毛は凍るし、体は冷める。しかも、帰っている途中でスーパーが目に入ると、必然的にアイスを買って帰るから、体は冷えてしまう。さらに、サウナの中でビールを飲むから、水が欲しくなって飲んで、おしっこに行って、気がつけば最後の体温調整までしてしまって、元通りになる。 - 服装
服装は、スキーウェアがあると、結構役に立つと思っているけど、普段着にはならないから、現地で温かいコートを買うのがおすすめ。フィンランド人を見ていると、Halti®というフィンランドブランドの服を着ている人が一定数いる。現地の人の服装が一番その地に適応しているはずなので、多分その服なら大きく外れないのではないかと思う。そして、長い間着れるので、案外コスパがいいかもしれない。
服装は私の感度が当てにならないと大学の友人に再三言われたので、私は、現地民を模倣せよ、としか言えない。私はお金がないので、テキトーに持って行った服を着てた。薄着だと言われたけど、友達にウォッカもらったり、腹筋に力入れておけば、身体は温まるので大丈夫。同じタイプの人なら、無理に服を買う必要はないかも。ちなみにIcefishingに行くときは、長靴を借りた。長時間外に出るときは、軽く運動したら汗をかくくらい着込むのがちょうど良いと思う。
まあ、留学生を見ていると、人によっては薄着だし、人によっては厚着だから、正直むずい。出身の土地にもよるしね。カザフスタンだかどこかから来た人は半袖の上に分厚いコートを着てるだけだったけど、それよりは着ているはずの私に「あなた薄着すぎない?」と言ってきた。あなたには言われたくない。私はズボンの下にヒートテックを着ているんだぞっ!
ちなみに、「ヒートテックは2枚重ね着が限界なので、注意!」と昔、部活で言われた。
あれからだいぶん経ったから、性能も上がっているのかもしれない。
それでは〜。uuu!! simaaa!!!