う〜しま〜でございます。
突然ですが、皆さま!
ノルウェーフィヨルドホース(fjordhest)をご存知でしょうか?
あ、え、いや。
その...失礼な質問をして申し訳ありません。勿論「今更何を聞いているのか!?」と憤慨される方もいることは重々承知ですが、お付き合いいただけると大変有り難く存じます。
多くの方にとっては、「九州ってどこにあるか知っていますか?」と聞いているようなものでしょう。勿論存じ上げておりますとも。
いえ、大変恐縮です。
とはいえ、もしかしたら知らない方も中にはいると思いますので、ご紹介させてください。
まずは、その姿、ご覧に入れましょう。
Langedrag Naturpark
Langedrag Naturpark
このように、大層美麗な馬でございます。
あまりに整ったその姿に、呆然としてしまうその気持ち。
よくわかりますとも。
さて、今回は、フィヨルドホースの説明として、
を取り上げたいと思います。
勿論、私の方で翻訳もいたしますので、どうかお付き合いください。
まずは概要から。
The Fjord or Norwegian Fjord Horse(Norwegian: fjordhest) is a relatively small but very strong horse breed from the mountainous regions of western Norway.
意訳(若者ver.)
この馬な、ザ・フィヨルドとかノルウェジアン・フィヨルド・ホース(諾:fjordhest)とかって呼ばれてんねんて。まあちょっとちっちゃいけど、めっちゃストロングな品種らしいわ。ストローング。え、なんもおもろないって? ま、自分でも滑ったおもったわ。
はい、置いといて。
住んでるのはな。わかりやすく言うと、ノルウェーの西側っちゅうんかな。あの山の連なってるとこ。わかる? なんかそっちの方、元々いたらしいねん。まあ、顔可愛かったら、他んことどうでもええけどな。めっさかわいいもん。ほんま可愛いわ。めんこめんこ。
次は歴史。
The Fjord is one of the world's oldest and purest breeds. Horses were known to exist in Norway at the end of the last ice age. It is believed that its ancestors migrated to Norway and were domesticated over 4000 years ago. Archaeological excavations at Viking burial sites suggest that horses of this type have been selectively bred for at least 2000years.[1][2] The horses were used by the Vikings as war mounts, and have been used for hundreds of years as farm animals in western Norway.
意訳(おっちゃんver.)
え、なになに? 最近の子は翻訳がなんたるかを知らんから、若い子に翻訳ってもんを教えてやってくださいって?
おう、わかったわ。
わしが日本代表して、教えたる。
これが、翻訳っちゅうもんやぞ、ってな。
目え、かっぽじってよう見とれよ。
おい、今の突っ込むとこやで。
目えかっぽじったら見えへんやろ?
キミ、わしがせっかくボケたんやから。ツッコまなぁ。ツッコ・マナーやで。
わかる?
ツッコミはやさしさ。やさしさが大事っていうのわからんかな?
まあ、ええわ。わしは優しいからな。
そしたら始めるで。
ザ・フィヨ〜〜ルド! (ドヤア)。
って言うたら、かっこよないか? それで、馬の品種、表せられんねんで。すごないか? すごいよな。ザ・ビートルズなんて、よう考えたら、ただの虫やからな。
ええか?多少滑っても掴みは大事やからな。覚えとき。
まあ、それはどうでもええんやけど、この馬のもっとすごいんは、世界でいっちゃん古くて、ピュアっピュアな品種ってとこやな。あ、もちろん他にも古い品種はあるで。でも、それに負けんくらいピュアっピュアってことやから。一応言うとくと。
まあ、とにかく、あんまこんな純粋な血統っておらんのやって。
えっと、次はぁ、、、ラストなアイスエイジの時代? ああ、そういうことか。
、、、なんと言ってもな、ラストなアイスエイジにはこの馬、もうノルウェーおったらしいわ。いや、ラストなアイスエイジってなんやねん。普通に4000年前って言うた方がわかりやすいわ。、、、最初からそう言えやって話やな。
あとはな、、。アレアレ。ヴァイキング関係のなんか古い骨拾ってるおっちゃんらが言うには、2000年前には、もうここでヴァイキングに飼われとったらしいで、この馬。わかりやすく言うと、飼育に成功してたってことやな。
え、なに?
あ〜、そやった。おねーちゃんも骨拾うてたかもしれんな。おっちゃんだけやなくて、おねーちゃんも骨拾ってましたぁ。
わかってるって。ジェンダーレス、言うんやろ、ジェンダーレス。今時、おっちゃんもオバはんも骨ひろうてんねんな。おっちゃん新聞取ってるからな。世間のことよう知っとんねん。えらいやろ? これが年の功っちゅうやつや。伊達に年取ってる訳やないんやで。
あと、この馬な、ヴァイキングも乗っててんて。ヴァイキング言うたら、なんか髭生やしたゴワゴワのおっさんらが、船ばっか乗ってるイメージあるけどな。馬も乗っててんな。知らんかったわ。
あとは、この馬、数百年も前から、農業でも使ってた言うてるけど、、、、、これ、ほんまか? 骨だけでどうやってわかるっちゅうねん。適当ちゃうんか。使ってたんはほんまかもしれへんけど、年は適当やろ。まあ、多分やけどな。
学者つうやつらは平気で嘘つくからな。いやわしもなろうとおもたら、いつでもなれてんで。ただ、わしは嘘つきちゃうからな。いつでも誠実よ。ほら、わしのピュアっピュアな目え見たらわかるやろ? わしの目なんて見たら、眩しすぎて君の目焼けるんちゃう?
はぁ!? 何言ってん? 死んだ魚の目ちゃうわ!! 全然死んどらへんわ!! ピッチピチやろ!?
最後に特徴。
The conformation of the Norwegian Fjord Horse differs from that of many other breeds in that it is a blend of draught horse muscling and bone, with smaller size and greater agility. It has a strong, arched neck, sturdy legs and good feet, and a compact, muscular body. The head is medium-sized and well defined with a broad, flat forehead and a straight or slightly dished face, with small ears and large eyes.[1] Despite its small size, the breed is fully capable of carrying an adult human and pulling heavy loads.
意訳(東京弁ver.)
荷馬らしい筋肉と骨格。
ははあ、これは本当に素晴らしい骨格でありますな。
それでいて、体格は小さく、卓越した機敏性を誇る馬。
ほほう、テキパキ動けるわけですな。
ゴホン。
それが、ノルウェジアン・フィヨルドホースであります。この馬の構造が、他の多くの品種と異なっているところでございます。
エー。ご覧ください。この姿を。
力強く弧を描く首。
頑丈な脚と優れた蹄。
引き締まった筋肉質な体躯。
エッと、いい感じの頭の大きさ。
前頭は、、、なんつうか平たいな。そいで、顔は、、、、うん、シュッとしてはるわ。
耳は、可愛らしい。目もくりっくりやな。女の子なら、えらい別嬪さんやろな。
おっと、あかん、あかん。
東京弁モードやったわ。
エ〜、ゴホンゴホン。
その姿を見た者は感嘆の溜息を漏らし、その美しさに魂を打たれ、生まれたことを神に感謝したと言われております。
勿論、見た目の美しさのみではございません。
かの馬は、その小さな姿からは想像もつかないほどの力持ち。
成人男性もなんのその。見るからに重い荷物だって、ひょいっと持ち上げてしまうのですから、その怪力っぷりが分かろうというもの。
人々はそれを見て、わっと湧き、口々に誉めそやす。
乙女たちがその姿に頬を染め、うっとりと見つめてしまうのも仕方がないわけであります。
、、、、、、え?
そんなこと書いていないって?
何をおっしゃいますか。
皆さんご存知の内容を普通に訳しても飽きてしまわれるでしょう?
サービスですよ、サービス。
え、フィヨルドっちのこと知らないから全然頭に入ってこなかった?
それはあなたのフィヨルドホースへの愛が足りないからです。
是非、もっと精進してください!!!
おや。
不思議なことに、文字数が多くなってしまいましたな。
行き届きすぎたサービスは逆に迷惑かもしれませんな。ハハハ。
ノルウェー・フィヨルドホースの魅力をたっぷり語っている間に、時間が来てしまったようです。
それでは〜。