プロ野球のペナントレースにおいて、あるチームが負けが込んできて大型連敗を打ち立てそうな雰囲気が漂ってくると貼られるAA。
解説
バラエティ番組で時々見掛けられる「風船爆弾をリレーしながら古今東西ゲームなどを行う」ようなものが由来で、連敗中のチームとの対戦カードを無敗で乗り越えて連敗記録を継続できれば、その爆弾は次の対戦チームへと渡されていく｡
通常は下記AAの一番上のように導火線に火が点いていて各チームが戦々恐々としながら渡していくタイプだが、あまりに負けが込むと「導火線の火が消え後続チームのAAの表情も明るくなり、ただの大玉転がしにしか見えないもの」に変わる。
連敗記録がストップすると爆発し、その場合は爆発用のAAが貼られるのがお約束。
こうした連敗記録をストップさせることの多いチームには爆弾処理班の称号が贈られることがある（後述するDeNAなどが該当）。
ちなみに、野球系の板で爆弾AAが初めて作られたのはマジックナンバー点灯である。いわば時限爆弾で数字がどんどん減っていき、マジック1*1の状態で渡されるとマジック点灯チーム相手に敗北は当然爆破となるためチームもファンも大焦りする。なお「マジック1状態の点灯チーム相手には勝利したが、別の球場の試合でマジック対象チームが敗れて優勝」のケースの場合は「誤爆」「誘爆」など意図しない爆発扱いになる。
AA（2012年ヤクルト交流戦*2ver.）
通常時
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さらなる連敗
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爆発
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く '´:::::::ヤ::::ヽ まってよー
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連敗コピペ
チームの負けが込んでくるとしばしば貼られるコピペのこと。
テンプレートは18連敗のNPB記録を持つ千葉ロッテマリーンズ*3のものだが、内容はその時連敗しているチームによって適宜改変される。
3連敗⇒特に何も思わない
4連敗⇒試合よりも明日の晩飯の事を考える
5連敗⇒いつの日か、シャトルバスが無料に戻る日を夢みる
6連敗⇒ロッテリアの割引券*4の存在を思い出す
7連敗⇒球場の鳥のフンが減らないことに憤る
8連敗⇒昔のマーくんの顔を思いだしビビる
9連敗⇒新聞で騒がれはじめ、ニヤニヤしだす
10連敗⇒8試合、9試合後の対戦カードを調べる
11連敗⇒○年ぶりの11連敗と報道されるが、最近すぎて笑う
12連敗⇒苦肉の策で2軍から上がってきたピッチャーが打たれるのをみて、いよいよだと思う
13連敗⇒歴史的瞬間のチケットを確保する
14連敗⇒ロッテファンの友人を試合に誘うが拒否される
15連敗⇒球場の子供の比率が少なくなっているのを実感する
16連敗⇒後世に映像を残す為に、番組予約の準備をする
17連敗⇒久しぶりに興奮して夜眠れなくなる
18連敗⇒スポーツ新聞を全部買う
19連敗⇒マリーンズファンである自分に感謝する
20連敗⇒そして伝説へ・・・
なお、海の向こうのMLBでは2024年7月11日から8月7日（いずれも日本時間）にかけてアメリカン・リーグ中地区最下位のシカゴ・ホワイトソックスがア・リーグタイ記録となる21連敗を喫し、本コピペが注目され「そして伝説へ・・・」をも超える壮絶な負けっぷり*5にネット上はたちまちお祭り騒ぎとなった*6。この特大の連敗爆弾を爆破したのはこちらも近年は弱小球団とされがちなオークランド・アスレチックス*7であった。ようやく長いトンネルを抜け出したホワイトソックスに野球民は感動を分かち合ったが、やはり勝率3割切りの弱さは伊達ではなく、翌日の試合ではあっさり敗戦している。
爆弾処理班DeNA
連敗爆弾の起爆に関しては全球団に経験があるものの、その中でも横浜DeNAベイスターズの起爆率は突出しており、優秀な爆弾処理班として認知されている。そのため、（セ・リーグ球団が）大型連敗してもDeNA戦になれば必ず止まるという安心感が生まれており、特にDeNA戦を得意とする阪神にとってはオアシスそのものとなっている。逆にDeNA相手でも止められなかった場合は、歴史に残る悲惨な記録が生まれてしまうことが多い*8。
DeNAが止めた主な負の記録
2019年ヤクルト16連敗←処理
2019年広島11連敗←処理
2021年巨人10連敗←処理
2022年阪神開幕9連敗←処理*9
2022年ヤクルト村上宗隆55号ホームランから60打席連続ホームランなし←処理*10
2023年CSファースト2位球団が6ステージ*11連続敗退←処理