低カロリーのおすすめドッグフード10選|30種類の餌を徹底検証!

食欲旺盛な愛犬を飼っている方の中には、今与えているドッグフードよりも低カロリーなドッグフードへの切り替えを検討している方もいるでしょう。

ただ、カロリー以外の成分バランスや原材料の内容はメーカー(ブランド)によって様々で、中にはおすすめしづらい低カロリーなドッグフードもあります。

そこでこの記事では、低カロリーのドッグフードの選び方のポイントや、おすすめできる内容のドッグフードをまとめているので、ぜひ愛犬のドッグフード選びの参考にしてみてください。

低カロリーのドッグフードの選び方

低カロリーのドッグフードを選ぶにあたっては、どうしてもカロリーだけに注目しがちですが、そのほかにも押さえておきたいポイントがいくつかあります。

順番に見ていきましょう。

肉・魚が主原料の高タンパクなフードを選ぶ

まず注目しておきたいのは、肉・魚が主原料として使われていて高タンパクなフードかどうかということです。

犬も人間と同じで、高タンパクな食事をメインにすることで筋肉の維持に役立ちます。

対照的に、低価格帯の低カロリーのドッグフードの中には、肉・魚の割合を減らして穀物の割合を増やした、低タンパク・高炭水化物のものも少なくありません。

ただ、肉食傾向の雑食である犬は穀物に含まれている炭水化物の消化吸収が得意ではなく、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードは、下痢や吐き戻しといった消化不良の原因にもなりえます。

 

このことから低カロリーのドッグフードを選ぶにあたっては、肉・魚が主原料かつ高タンパクなフードを選んであげることをおすすめしています。

パッケージや公式サイトに記載されている原材料一覧には、使用割合が多い順に原材料が並んでいるので、先頭に鶏肉や白身魚といった動物性原材料が記載されていれば、肉・魚が主原料のフードということになります。

ただ、中には第二原材料以降に穀物やイモ類・豆類が続いており、全体で見れば肉・魚の割合がそれほど多くないフードもあるので、第二原材料以降にもきちんと目を通しておきましょう。

穀物やイモ類の種類に注目してフードを選ぶ

そのほかには、穀物やイモ類の種類にも注目しておきたいところです。

例えば、米やトウモロコシ、小麦やジャガイモといった穀物・イモ類は高GI食品と言われるもので、玄米や大麦、サツマイモやひよこ豆といった穀物・イモ類は低GI食品と言われるものです。

そして、低カロリーのドッグフードを選ぶにあたって特に注目したいのは後者の穀物・イモ類で、低GI食品は血糖値の上昇が緩やかで脂肪を溜め込みにくく、腹持ちがいいという特徴があります。

ただ、低GIの穀物・イモ類だけが使われているドッグフードはかなり少ないので、高GIの穀物・イモ類の割合が多いフードを避けつつ低GIの穀物・イモ類が使われているフードを選ぶ・・・といった選び方が現実的です。

脂質が控えめなフードを選ぶ

原材料の割合や種類、タンパク質含有量のほかには、脂質が控えめなフードかどうかということにも注目しておきましょう。

と言っても、おそらく低カロリーのフードを選ぶにあたって、カロリーの次に重要視している方がほとんどだと思います。

脂質が控えめなフード選びの注意点を挙げるとすれば、穀物の割合が多い低タンパク・高炭水化物のフードを避けることですが、これについては最初に説明した通りです。

なお、低脂質(低脂肪)のフード選びのポイントは以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてください。

繊維質が多めなフードを選ぶ

成分表のタンパク質・脂質・カロリーの数値に目を通す時には、繊維質も一緒に確認しておきましょう。

繊維質が多いフードは満腹感を得られやすく、食べ過ぎ防止に期待できます。

ただ、繊維質が多すぎるフードは便が固くなりすぎてしまう可能性もあり、「繊維質が多ければ多い方がいい」というわけではありません。

 

このことから、ドライフードの場合は繊維質が5〜10%(以下)のものをおすすめしています。

ちなみに、ドライフードと言っても商品によって水分量に差があり、厳密に言えば乾物量分析値で比較するべきですが、水分量5〜12%(以下)程度の範囲ならそこまでのズレはないので、ざっくりとした目安としては十分に使えます。

不要な添加物が使われていないフードを選ぶ

そのほかには、不要な添加物が使われていないかにも注目すべきです。

低カロリーのドッグフードに限らず、ドッグフードの中には人工の酸化防止剤・着色料が使われているものがありますが、これらの添加物がアレルギーや涙やけの原因になることがあります。

BHA・BHTといった人工の酸化防止剤はフードの酸化を抑える目的で添加されるものの、ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物といった天然由来のもので代用することもできます。

 

そして、着色料はフードの見た目を良くする目的で添加されますが、そもそもの問題として犬は食べ物の見た目では良し悪しを判断していません。

つまり、犬目線で考えれば人工のもの、天然由来のものにかかわらず、着色料を使ってまでフードに色味をつける意味はない・・・ということです。

口コミのいい低カロリーのドッグフード30種

商品名 主原料 タンパク質 脂質 粗繊維 水分 カロリー
(100gあたり)
気がかりな原材料
シュプレモ(体重管理用) チキン(肉) 26.0%以上 9.0%以上12.0%以下 4.0%以下 10.0%以下 335kcal タンパク加水分解物
サイエンスダイエット(ライト 1〜6歳 小粒 チキン) トウモロコシ 21.0%以上 9.0%以上12.5%以下 14.5%以下 10.0%以下 315.0lcal 動物性油脂
サイエンスダイエットプロ(体重管理機能) チキン 20.0%以上 5.5%以上 14.0%以下 10%以下 298.7kcal
ロイヤルカナン(ミニ ライト ウェイト ケア) 肉類 28.0%以上 9.0%以上 19.0% 10.5%以下 319kcal 動物性油脂、加水分解タンパク
アカナ(ライト&フィット) 新鮮鶏肉 35%以上 11%以上 8%以下 12%以下 307kcal
プリモ(ダイエット・シニア) 生ミンチ肉 25%以上 5%以上 6%以下 10%以下 328kcal
ナチュラルチョイス(減量用 全犬種用 成犬用 ラム&玄米) ラム(肉) 23.0%以上 7.0%以上10.0%以下 11.5%以下 10.0%以下 300kcal タンパク加水分解物
ブッチ(ブラック・レーベル) ビーフ 10.5%以上 8.0%以上 1.0%以下 74.5%(最大) 116kcal
ナチュラルバランス(ファットドッグス) チキンミール 26.0%以上 7.5%以上 10.5%以下 10.5%以下 302.5kcal
スーパーゴールド(フィッシュ&ポテト ダイエットライト) ポテト 18.0%以上 5.0%以上 8.0%以下 10.0%以下 310kcal
ナウフレッシュ(スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント) ターキー生肉(骨抜き) 24%以上 12%以上 5.5%以下 10%以下 340.6kcal
ナチュラルハーベスト(レジームスモール) チキンミール 25.0%以上 5.0%以上 10.0%以下 10.0%以下 286kcal
プロマネージ(減量したい犬用) 大麦 20.0%以上 5.5%以上 7.0%以下 12.0%以下 305kcal チキンミール、家禽類、BHA、BHT
POCHI(ベーシック 3種のポルトリー) チキン生肉 30%以上 10%以上 7.5%以下 10%以下 315kcal
ペロリコ ライト 肉類 22.5%以上 8.0%以上 8.0%以下 9.5%以下 326.9kcal
ソルビダ(グレインフリー チキン 室内飼育体重管理用) オーガニックチキン生肉 24%以上 9%以上 6.0%以下 10%以下 310kcal
アーテミス(フレッシュミックス ウェイトマネージメント 成犬用) 20.0%以上 6.0%以上 4.0%以下 10.0%以下 329.3kcal
ビューティープロ(ダイエット 1歳から) 穀類 25.0%以上 8.0%以上 15.0%以下 10.0%以下 300kcal チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂
プロフェッショナルバランス(スタンダードタイプ・1歳から 体重管理用) 穀類 24.0%以上 8.0%以上 9.5%以下 10.0%以下 約320kcal チキンミール、ミートミール、チキンレバーパウダー、動物性油脂
ロットプレミア(チキン&アガリクス 全犬種 体重管理用) ドライチキン 26.5% 12% 6.5% 8% 337.5kcal
アボダーム(ライト) 乾燥チキン 20.0%以上 8.0〜12.0% 5.0%以下 10.0%以下 319kcal
からだ想いの毎日ごはん(体重管理用) 肉類 14.0%以上 2.0%以上 2.0%以下 37.0%以下 270kcal 油脂類、pH調整剤、増粘多糖類、膨張剤、着色料
グランデリ(カリカリ仕立て 低脂肪 味わいビーフ入りセレクト) 穀類 21.0%以上 7.5%以上 4.5%以下 13.0%以下 約340kcal チキンミール、ポークミール、ビーフミール、ササミパウダー、油脂類、プロピレングリコール、調味料、着色料、pH調整剤、エリソルビン酸Na
コンボ(低脂肪) 穀類 20.0%以上 5.0%以上 4.0%以下 20.0%以下 290kcal チキンミール、牛肉粉、豚肉粉、チキンレバーパウダー、動物性油脂、プロピレングリコール、pH調整剤、デヒドロ酢酸ナトリウム、膨張剤、着色料、エリソルビン酸ナトリウム、香料
メディコート(満腹感ダイエット 1歳から) 穀類 25.5%以上 5.5%以上 10.5%以下 10.0%以下 約290kcal 動物性油脂、チキンレバーパウダー、ミートミール、チキンミール
ドッグヴォイス(ダイエタリー) 鶏肉 29.0%以上 5.0%以上 1.0%以下 33.0%以下 270kcal
ドクターズダイエット(避妊・去勢) とうもろこし 28.5%(標準値) 10.9%(標準値) 7.4%(標準値) 329kcal チキンミール、ミートミール、動物性油脂、チキンレバーパウダー
ハッピードッグ(トスカーナ) ダックプロテイン 24.0% 7.5% 3.0% 9% 322.8kcal
ヤワラハ グレインフリー ソフト(チキン&野菜入り 体重管理用) 肉類 12.0%以上 2.5%以上 4.0%以下 30.0%以下 250kcal 肉類(〜等)、糖類、野菜類(〜等)、いも類(〜等)、魚介類、油脂類(〜等)、pH調整剤
リモナイトラボ(室内犬用 成犬用) 肉類 15.5%以上 7.0%以上 3.0%以下 30.0%以下 298kcal でんぷん類、プロピレングリコール、pH調整剤、エリソルビン酸Na、香料

口コミのいい低カロリーのドッグフード30種の主原料と主な成分値、気がかりな原材料が使われていないかを比較してみました。
(※カロリーがかなり控えめなものから、やや控えめなものまでをピックアップしています)

一つ一つの項目に目を通してみると、穀物・イモ類が主原料として使われているフードや、タンパク質含有量に物足りなさを感じるフードがあることが分かりますね。

また、それぞれのフードで脂質や繊維質、カロリーの数値にかなりの開きがあることや、不要な添加物が使われているフードがあることも分かります。

そのほかには、“◯◯ミール”といった品質が不明瞭な動物性原材料が使われていたり、“〜等”・”〜類”といったように内容が不明瞭な原材料が使われているフードも見られました。

 

ちなみに、“動物性油脂”“タンパク加水分解物(加水分解タンパク)”については、使われているからといって必ずしも避けた方がいいものというわけではありません。

ただ、ここで取り上げた動物性油脂には具体的に何の動物の油が使われているのかと、添加されている酸化防止剤の種類が分からないことが、タンパク加水分解物は製造工程の補足がないことが気になりました。

低カロリーのおすすめドッグフード10選

これまでの内容を踏まえつつ、低カロリーのおすすめのドッグフードを10種類紹介します。

なお、販売価格や原材料については、調査した時点の情報を参考にしています。
(※2024年1月に公式サイトとAmazonで調査)

ペロリコ ライト

ペロリコドッグフード ライトのパッケージ画像

通常購入時の価格 5,038円/1.8kg
定期購入時の価格
(1袋あたり)
1袋:4,534円(10%オフ)
2〜4袋:4,282円(15%オフ)
5袋以上:4,030円(20%オフ)
※合計金額に応じて割引率が変動
100gあたりの価格
(4袋を定期購入時)
約238円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約221円
穀物 不使用
(グレインフリー)

低脂質・低カロリーなオランダ産ドッグフードのペロリコ ライト。

脂質とカロリーが控えめと言っても、肉類の割合を減らして穀物でかさ増ししているわけではなく、ペロリコには良質な肉類が主原料として使われているだけでなく、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用しています。

もちろん、香料・着色料といった犬にとって必要のないものは一切使われていませんし、繊維質が多めに含まれていることも見逃せません。

また、肉類の中でアレルギーの原因になりやすい牛肉と、豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われておらず、それらのタンパク源や穀物全般にアレルギーのある愛犬にも安心して与えることができます。

アカナ

アカナドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「ライト&フィットレシピ」のものです

価格/内容量 6,800円/2kg
23,000円/11.4kg
100gあたりの価格
(2kgの販売価格を参照)
約340円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約272円
穀物 不使用
(グレインフリー)

良質な動物性原材料が贅沢に使われていることに加えて、低GIの野菜と果物が使われており、高タンパク・低炭水化物のドッグフードになっているアカナ。

アカナは年齢や犬種(サイズ)、食の好みや飼育環境に配慮して原材料の内容と成分バランスを調整したドッグフードを取り揃えていますが、ここでは脂質とカロリーが控えめな「ライト&フィットレシピ」をピックアップしました。

先に取り上げたペロリコ ライトと同じように繊維質も多めに含まれており、食欲旺盛な成犬用フードとしてぴったりです。

また、「ライト&フィットレシピ」に限らず、アカナには不要な添加物や品質・内容が不明瞭な原材料は一切使われていません。

ナチュラルバランス

※各項目は「ファットドッグス」のものです

価格/内容量 4,015円/2.27kg
100gあたりの価格 約177円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約170円
穀物 大麦、オートミール

ナチュラルバランスはアカナと同じように、原材料の内容と成分バランスの傾向が違う様々なドッグフードを取り揃えています。

ここで取り上げた「ファットドッグス」は商品名から連想できる通り、脂質とカロリーが控えめに調整されたフードです。

主原料には”チキンミール”が使われていますが、人用の食肉としては出回らない”4Dミール”ではなく、ナチュラルバランスには良質な動物性原材料が使われています。

そして、繊維質も豊富に含まれており、体重管理が必要な犬向けにきちんと成分バランスが調整されている印象を受けました。

POCHI

POCHIドッグフードのパッケージ画像(表面2)
※各項目は「ベーシック 3種のポルトリー」のものです

価格/内容量 1,980円/1kg
5,390円/3kg
100gあたりの価格
(3kgの販売価格を参照)
約179円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約179円
穀物 不使用
(グレインフリー)

「ワイルドサーモン」、「3種のポルトリー」、「ラム」といったメインのタンパク源が違うドライフードを取り揃えているPOCHI。

この記事では「3種のポルトリー」を取り上げていますが、どれについても主要な成分バランスの傾向は変わらず、高タンパク・低脂質・低カロリーなドライフードになっています。

なお、POCHIのドライフードがこのような成分バランスになっているのには理由があり、ウェットフードなどをトッピングして与えることを考慮しているからです。

と言っても、POCHIのドライフードはどれも主食用としての栄養基準を満たしていますし、トッピングなしで与えると仮定した場合には、食欲旺盛で食べすぎてしまう傾向のある愛犬用フードとしてぴったりです。

シュプレモ

シュプレモドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「体重管理用」のものです

価格/内容量 3,523円/2kg
6,186円/4kg
11,011円/7.5kg
18,017円/13.5kg
100gあたりの価格
(2kgの販売価格を参照)
約176円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約167円
穀物 玄米、モロコシ、大麦、オーツ麦、粗挽き米

主に(超)小型犬向けに成分バランスを調整したドライフードを取り揃えており、どのラインナップも肉・魚が主原料として使われていることに加えて、小麦グルテンフリーのレシピを採用しているシュプレモ。

ここで取り上げた「体重管理用」は全犬種向けの成犬用ドライフードで、高タンパクかつ脂質とカロリーは控えめになっています。

“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことは気になりますが、流通量の多さとコスパのよさを評価してピックアップしてみました。

なお、シュプレモには主食用としての基準を満たしたウェットフードもあり、ウェットフードは水分量が多くてカロリーが低いことから、体重管理が必要な愛犬にドライフードにトッピングして与えたり、ドライフードの代わりにそのまま与えるのもおすすめです。

ナチュラルチョイス

※各項目は「減量用 全犬種用 成犬用 ラム&玄米」のものです

価格/内容量 1,798円/1kg
3,484円/2kg
6,114円/4kg
9,489円/7.5kg
15,762円/13.5kg
100gあたりの価格 約174円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約157円
穀物 玄米、米糠、オートミール
(グルテンフリー)

ナチュラルチョイスはシュプレモと同じニュートロのドッグフードで、主原料として肉・魚が使われていることや小麦グルテンフリーのレシピを採用していること、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物が使われていないことは変わりません。

ただ、ナチュラルチョイスはシュプレモ以上にラインナップが多く、中型犬・大型犬向けのドライフードも取り揃えています。

この記事で取り上げている「減量用 全犬種用 成犬用 ラム&玄米」については、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーがかなり控えめになっています。

気になる点を挙げるとすれば、“タンパク加水分解物”の製造工程が不明瞭なことくらいで、シュプレモと同じく流通量の多さとコスパのよさが魅力です。

ソルビダ

ソルビダドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「グレインフリー チキン 室内飼育体重管理用」のものです

価格/内容量 2,838円/900g
5,071円/1.8kg
9,460円/3.6kg
13,860円/5.8kg
100gあたりの価格
(1.8kgの販売価格を参照)
約282円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約304円
穀物 不使用
(グレインフリー)

ソルビダは室内飼いの犬向けに成分バランスが調整されているドライタイプのドッグフードで、全体的にカロリーが控えめな傾向があります。

ここで取り上げている「グレインフリー チキン 室内飼育体重管理用」は、低脂質・低カロリーかつ繊維質も多めに含まれており、体重管理が必要な成犬向けにしっかりと成分バランスが調整されている印象を受けました。

また、穀物不使用のレシピを採用していることから、小麦はもちろん穀物全般にアレルギーのある愛犬にも安心して与えられます。

不要な添加物も一切使われていませんし、人間ではなく犬の立場になって作られているドッグフードと言っていいでしょう。

ドッグヴォイス

※各項目は「ダイエタリー」のものです

価格/内容量 1,078円/100g
3,270円/400g
100gあたりの価格
(400gの販売価格を参照)
約818円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約907円
穀物 不使用
(グレインフリー)

ドッグヴォイスは、主食用の半生(セミモイスト)フードと缶詰タイプのおかず用ウェットフードを取り揃えており、どのラインナップにも肉・魚が贅沢に使われています。

この記事で取り上げている「ダイエタリー」は、高タンパク・低脂質・低カロリーな半生フードですが、そのほかの半生フードについても、ドライフードより水分量が多いこともあってカロリーは控えめです。

このような特性上、噛む力があまり強くない愛犬用フードとしてだけでなく、食欲旺盛な愛犬用フードとしても向いています。

ただ、ドッグヴォイスだけを主食として与えるとなると、月々の餌代がかなり高くなってしまうので、当サイトではドライフードと併用して与えることをおすすめしています。

ナウフレッシュ

ナウフレッシュドッグフードのパッケージ画像(表面1)
※各項目は「スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント」のものです

価格/内容量 2,728円/800g
5,280円/1.59kg
8,580円/2.72kg
27,280円/9.98kg
100gあたりの価格
(2.72kgの販売価格を参照)
約315円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約433円
穀物 不使用
(グレインフリー)

良質な肉・魚を主原料として使用、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用、余計な人工添加物は不使用という3つの要素を満たしたドッグフードのナウフレッシュ。

ナウフレッシュも年齢や飼育環境に配慮して成分バランスを調整したフードを取り揃えており、ここで取り上げた「スモールブリード シニア&ウェイトマネジメント」については、適度にタンパク質を含みつつも脂質とカロリーがやや控えめになっています。

また、口が小さな小型犬に配慮して小粒サイズになっていることも特徴ですが、粒サイズが大きめな体重管理用フードもあり、愛犬の体格に合わせてどちらかを選べます。

販売価格が少し高めなのがデメリットと言えるものの、「体重管理が必要な愛犬に品質面、安全性ともにきちんと配慮されたフードを与えたい」と考えているなら、ナウフレッシュの対象のフードは候補の一つになるでしょう。

プリモ

※各項目は「ダイエット・シニア」のものです

価格/内容量 6,813円/3kg
100gあたりの価格
(2kgの販売価格を参照)
約227円
1日あたりの餌代
(5kgの成犬を想定)
約236円
穀物 押し麦、玄米粉、グレインソルガム、コーングルテン、オートミール

プリモは神戸市で製造されている国産ドッグフードで、主原料として使われている生肉の割合が全体の50%以上を占めています。

また、成分バランスが違う2種類のドライフードがあり、ここで取り上げている「ダイエット・シニア用」については、脂質とカロリーがかなり控えめに調整されています。

もちろん、人工の酸化防止剤・香料・着色料といった添加物は使われていません。

ただ、複数の肉類・穀物と豆類の中でアレルギーの原因になりやすい大豆が使われているので、食に敏感な愛犬に与えようと考えている場合には、タンパク源の種類をきちんと確認した上で購入を検討するといいでしょう。

フード選びで迷った時はペロリコ ライトがおすすめ

ペロリコドッグフード ライトのイメージ画像12

ここまで読み進めたところで愛犬のドッグフード選びに迷った時には、ペロリコ ライトをおすすめします。

当サイトが低カロリーのドッグフードの中でも、ペロリコ ライトをおすすめする理由は以下の通りです。

ペロリコ ライトをおすすめする5つの理由
  • 主原料として良質な肉類を使用
  • 低カロリーかつ脂質も控えめ
  • 繊維質が多めに含まれている
  • 犬にとって必要のないものは不使用
  • 無理なく続けやすい販売価格

まず言えることは、ペロリコ ライトには主原料として良質な肉類が使われており、適度にタンパク質が含まれた低脂質・低カロリーなドライフードになっていることです。

また、繊維質が多めに含まれていることや、香料・着色料といった犬にとって必要のないものが一切使われていないことも、ペロリコ ライトをおすすめする理由の一つです。

それに加えて、穀物・牛肉・大豆不使用のレシピを採用しており、それらのタンパク源にアレルギーのある愛犬にも安心して与えられます。

そして、無理なく続けやすい価格で販売されていることも評価できます。

低カロリーの無添加ドッグフードでおすすめは?

“無添加”という言葉を全面に押し出しているドッグフードは珍しくありませんが、実は完全無添加のドッグフードというのはほとんどありません。

ただ、添加物の全てが避けた方がいいものというわけではなく、主食用フードとしての栄養基準を満たすために添加される合成ビタミン・ミネラルや、酸化を抑える目的で添加される天然由来の酸化防止剤は必要性のある添加物です。

そして、”犬に必要のないものが無添加”という意味で低カロリーのドッグフードを絞り込むとするなら、この記事でピックアップした10種類のフードはどれも条件を満たしています。

以下の記事では、不要なものが無添加のドッグフードの選び方のポイントをまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

市販の低カロリーのドッグフードでおすすめは?

“市販”という条件に限定して、低カロリーのドッグフードを選ぶとするなら、アカナの「ライト&フィットレシピ」やPOCHIはおすすめできる内容のフードです。

どちらも良質な肉・魚が主原料として使われている高タンパク・低脂質・低カロリーなドライフードで、繊維質も多めに含まれています。

また、グレインフリー(穀物不使用)のレシピを採用、不要な添加物は不使用という要素を満たしていることも見逃せません。

なお、市販のドッグフードの選び方のポイントについては、以下の記事で詳しく解説しています。

安い低カロリーのドッグフードでおすすめは?

はじめの選び方の解説でも触れましたが、販売価格が安くなるにつれて肉・魚の割合が減って穀物の割合が増え、不要な人工添加物が使われていることが多い傾向にあります。

そのため、値段の安さを最重要視して低カロリーのドッグフードを選ぶとなると、自信を持っておすすめできる内容のフードは中々見当たらない・・・というのが率直な意見です。

このことを踏まえた上で、この記事で取り上げた10種類のフードの中からコスパを重視して選ぶとするなら、シュプレモナチュラルチョイスをおすすめします。

安いドッグフードの選び方や、おすすめのドッグフードは以下の記事でまとめているので、あわせて参考にしてみてください。

まとめ

ひとくくりに低カロリーのドッグフードと言っても、カロリー以外の成分バランスや原材料の内容は様々です。

そのため、食欲旺盛な愛犬に低カロリーのドッグフードを与えたいと考えている場合には、主原料として使われている原材料やタンパク質含有量、脂質や繊維質といった項目もしっかりと確認することが大切です。

また、穀物・イモ類の種類や、不要な添加物が使われていないかどうかにも注目しておくといいでしょう。

 

ここまで読み進めたところで、もしもまだ愛犬のドッグフード選びに迷っているなら、まずはペロリコ ライトをお試ししてみることをおすすめします。

現在、公式サイトからは最大20%オフの価格で購入できるようになっているので、お得な価格でペロリコ ライトを手に入れたいと考えている場合には、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。