着物と猫とカネコ系

―――――――さて、桜満開中でございますが、強風…ああ、強風なのよ、奥さん

着物に強風は不倶戴天の敵なのですわ。

…強風じゃなく、時々風ってレベルでも着物の裾が踊るわ、袖は舞うわ、で撮影が進まずストレス多め。

しかも桜の時期ですからどうしたって、桜スポットにはそぞろ歩く方々も多く、それで撮影しにくい上に更に風ともなると、本当に本当に大変。

…なので桜コーデで着姿撮影に行きたいが二の足踏んでるここ数日でございます。


さて、皆様には『骨董アンティークフェアに出展中には3000円コーナーにいいものをたくさん持って来て下さるアンティーク・ジョンさん』としてお馴染みでございますが、その骨董アンティークフェアがコロナ以降開催未定のまま…

今現在もまだ6月の開催はあるんだかどうだか…

と云うわけで、もちろん国立市の店舗も開けてはいらっしゃいますが、ネット通販にも本腰を入れられるようになったアンティーク・ジョンさん。

インスタの方でネットショップの商品情報が流れて来るのですが、『あ、これは!!』と発見してすぐに、ネットショップに走り、速攻で購入したものがこちらでございます。



竹と桜に雀の単衣。4800円でございました。…また青系の単衣が増えたわ（笑）

で、商品画像では竹の方が印象強かったんですが、届いた現物見たら、思ったよりも桜も存在感があった。

と云うわけで、急遽桜コーデに採用です。単衣だけど。



一見可愛い雀のようですが、縄張り、及び桜の蜜を奪い合ってどう見ても死闘を繰り広げている、若干丹下のオヤジ入ってる雀がツボ（爆）

…そう云えば最近全く着てないけど、犯罪者の目をした雀の柄の羽織も持ってたな

虚無リス帯と云い、どうにも目つきに癖があるアイテムが結集しやすい我が家です。



そしてもう1枚。

藤とツツジの柄の着物。8800円でした。

うーん、骨董アンティークフェアが開催されてれば、きっと3000円コーナーに並べてくれてたと思うんですが、本当にいつ開催されるかもわかりませんしね

今年無事に6月に開催されても、その頃には藤の季節は終わっておりますし、そもそもヤフオクでもメルカリでもこのような綺麗な藤柄着物は高騰するので、妥当なお値段かと。


『最近はお高いものも買われますよね』と言われるのですが、ええ、そもそもアンティークのお値段がどんどん値上がりしてるんでございますよ…

素材レベルやサイズが小さすぎるものは比較的まだお安いのですが、綺麗めで対丈で着られる丈のものともなりますとメルカリでも5000円以下で見つけるのは大変。

ヤフオクはいいものは本当にいっぱいチェックしてる人がいるので、お値段うなぎ登りになりますしね。

で、ちょっと前でしたらば安くても掘り出し物のお宝!ってのがたまにはあったのですが、今は『安かろう悪かろう』がほとんどなので…

それに100円、500円！レベルの着物を大量に買って、結局着終わらないまま何年も積み上げてるよりは、多少は今までよりも値が張ろうとも、納得のお買い物の方がお値段の分だけ頑張って着る（笑）し、結局コスパがよろしいのでは、とリサイクルやアンティークの着物生活18年にてようやく気が付いた次第（笑）

でもまあ、それでもちゃんとサイタマのどうかしている価格帯のメガトンマーケットとかちゃくちゃくちゃくはたまにチェック入れるんですけどね（笑）



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