着物と猫とカネコ系

―――――――さて、連休最終日。

この三連休からプール開きなところも多いのですが、本日は涼しいです。…でもムキになって我先にとプールへ赴き、そして唇が紫になっている民もそこそこいるのではと思われます（笑）

そしてあちこちで夏祭りがちらほら開催され始めましたね。

…うちの自治会は神輿渡御は７月頭だが、盆踊りは８月末なんだよ…また労働があるんだよ、役員は


んで、しばらくぶりにイオンの浴衣売場が充実している今年。

…あれ？毎年ラインナップとか覗いてたはずなのに、ここ数年の記憶がないなあ…とか思ったらば、そうだった、去年まではコロナ禍で、浴衣売場がほぼないに等しい状態だったのでしたわ

去年の夏からお祭りは復活してますが、浴衣売場は縮小されたままでした。

しかし今年は本格的に通常モードに戻りまして、浴衣の柄のラインナップも最近流行りのくすみ系が多めのようなので、ちょっくら覗いてきました～



何だか浴衣っぽくない、夏着物として着れそうなナチュラル系のボタニカル柄とかが目に付きました。

ここら辺なんて、普通に単衣として長く着れそうな感じですよ。



とかく鮮やかな色味が多くなりがちな紫陽花柄も、地色がグレイッシュパープルでシックな雰囲気です。



で、常々ワタクシは『吸汗速乾素材だけでは暑いんだ。接触冷感が必要だ！！洋服ではそれらのダブル加工の生地が使用されてるものも多いのだから、浴衣業界も何とかしたらどうだ』と言い続けておりますが、ポリの吸汗速乾浴衣は前からありましたが、接触冷感もプラスされてる浴衣がちらほら並んでおりました。

…前からありましたっけ？？

少なくともコロナ前にはなかったような気がします…あったのかしら。



こちらは鮮やかなインクジェット！って感じの従来の柄の浴衣。

こちらも吸汗速乾＆接触冷感素材です。

接触冷感ぶりがどんなものなのか試してみたい気もしますが、その加工が施されてるシリーズのものに気に入る柄があんまりない

帯セットで１２８００円ですので、気軽にホイホイ試せる金額ではない。

ただくすみ系が流行ってる今の方が、着物として着られる柄を探すにはいいかもしれません。



くすみカラーの浴衣のシリーズは、その名も『KUSUMI』（笑）



こちらのレース柄も可愛いです。

洋風小物と合わせた今風コーデで着るのが流行ってるため、浴衣の柄も洋風が多めです。



付け衿に付け袖、そしてトリプル仮紐！！

…トリプル仮紐なんて、かつては振袖帯にしか使わないマイナーアイテムだったのに、これワタクシが記憶する限りではひめ吉ゆうかさんが半幅帯のアレンジで使ってるのを紹介してて、そこからご自身で可愛いものを商品化。

ここ数年で一気にあちこちで真似っこ、じゃないけど可愛いアレンジのものが出るようになってきてはいたのですが、あくまでも少数販売のハンドメイドがメインで、着物民の間での知る人ぞ知るアイテムだったはず。

ところがとうとう、一般向けにまで販売されるようになったとは

兵児帯の羽根部分を高く、ふわふわも維持したいときにも便利なのかしらね。

と云うか、このトリプル仮紐、七宝柄のナチュラルカラーのレース使いで可愛いと思う。

…付け袖は、そもそもは裄が圧倒的に足りない着物用の誤魔化しアイテムだった気がするんですが

もうお洒落小物になってるんですねえ。


…それにしても、相変わらず浴衣売場に売ってるレース足袋は１０００円以上とお高いですわ（笑）

そりゃ、皆さん『チュチュアンナ』に辿り着くよねえ、というお話（笑）



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