モーツアルトやベートーベンの交響曲を長く聴いてきて、ブルックナーが良いよと言われ60歳過ぎて初めて聴いてみました。しかし、その良さが分かりません。人が良いと言っているのに自分だけが分からないのはしゃくに障るので、何回も聴きました。初めてとは言っても、どこかで聞いたようなメローディーがあったりはするのですが、突然の大音響にびっくりしたりしてなかなかついて行けないというのが現状でした。そこで、大のブルックナー好きとの評判のある宇野功芳さんの解説がほしくなり、探しに探してついに古書となった当該本にたどり着いたというわけ。主に、8番と9番の解説があって、あとはさらっと。大半は指揮者評です。それでも、このような道案内があって良かったと思っています。なかなか説得力があります。それでも★三つは、分かりかけてきた7番を外していること、セルについての評価を共有できなかったことが関係しています。
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宇野功芳著作選集〈1〉モーツァルトとブルックナー 単行本 – 2002/9/1
宇野 功芳
(著)
1:目 次
2:【モーツァルト】
3:・モーツァルトの人と作品
4:・モーツァルトの演奏家たち
5:【ブルックナー】
6:・ブルックナーの人と作品
7:・ブルックナーの演奏家たち
:・演奏におけるモーツァルトとブルックナーの造型について
2:【モーツァルト】
3:・モーツァルトの人と作品
4:・モーツァルトの演奏家たち
5:【ブルックナー】
6:・ブルックナーの人と作品
7:・ブルックナーの演奏家たち
:・演奏におけるモーツァルトとブルックナーの造型について
- 本の長さ406ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2002/9/1
- ISBN-104054017681
- ISBN-13978-4054017689
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「幻の名著」としてファンの間で復刻を待望されていた著者初の評論集。一貫した鋭い視点で展開される独特な演奏論が、30年を経た今もなお鮮烈に演奏家像を浮かび上がらせる。
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2002/9/1)
- 発売日 : 2002/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 406ページ
- ISBN-10 : 4054017681
- ISBN-13 : 978-4054017689
- Amazon 売れ筋ランキング: - 914,707位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 277位クラシック音楽論・理論
- - 70,759位教育・学参・受験 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2022年9月4日に日本でレビュー済み
『顔、形で人間を判断してはいけない。大切なのは心である』などという人が居る。実に甘ったれた意見だと思う。人間の心は顔、形に如実に表れるからである』(《モーツァルトとブルックナー》学研)。『昔、仏教関係の人から面白い話を聞いたことがある。一般に男はそのままの形で悟りに達することができるが、女はまず男のレヴェルまで自分を高めないと悟れないのだそうだ。女流演奏家の異常なまでの燃えつき方は、まず男性の域にまで自分の精神状態を高めようとする必死の姿なのではあるまいか』(《名演奏のクラシック》講談社)。
日本人離れした巨匠、朝比奈隆を見出だした稀有の耳の持ち主にして、最期まで戦前、戦中の日本は本当に美しく、戦後日本は堕落、腐敗の一途をたどっている、天皇という精神的支柱を失なったからだと公言していた。貌や体型はおおよそはDNAでどうにもならない。むろん、修練次第でいくらか違いが出ることもあるが、大概は親に相似た骨格、体格になる。宇野よ、お前は一度でもじっくりと鏡に向かって自分の顔を見て自省したことがあったか。はっきり言う、お前の顔には俺様が正しいという傲慢さが剝き出しだ。だから会ったこともない演奏家に対してあまりに残酷な言葉を投げつけられたのだろう。ここまで女性を馬鹿にしながら、読者が激減しなかったのは宇野の愛好者は男性にずっと多かっただろう。
自分の耳だけを信じてレコード会社のスターに媚びなかった。日本に「宇野功芳の時代」を作ったのはこの男の最大の功績である。だが、人生観、歴史観は極端に狭く幼稚だった。大人と子供をごっちゃにしたようなこの男を悼む気にはならないが、一人の権威となりえたことは認めざるを得ない。
日本人離れした巨匠、朝比奈隆を見出だした稀有の耳の持ち主にして、最期まで戦前、戦中の日本は本当に美しく、戦後日本は堕落、腐敗の一途をたどっている、天皇という精神的支柱を失なったからだと公言していた。貌や体型はおおよそはDNAでどうにもならない。むろん、修練次第でいくらか違いが出ることもあるが、大概は親に相似た骨格、体格になる。宇野よ、お前は一度でもじっくりと鏡に向かって自分の顔を見て自省したことがあったか。はっきり言う、お前の顔には俺様が正しいという傲慢さが剝き出しだ。だから会ったこともない演奏家に対してあまりに残酷な言葉を投げつけられたのだろう。ここまで女性を馬鹿にしながら、読者が激減しなかったのは宇野の愛好者は男性にずっと多かっただろう。
自分の耳だけを信じてレコード会社のスターに媚びなかった。日本に「宇野功芳の時代」を作ったのはこの男の最大の功績である。だが、人生観、歴史観は極端に狭く幼稚だった。大人と子供をごっちゃにしたようなこの男を悼む気にはならないが、一人の権威となりえたことは認めざるを得ない。
2021年2月23日に日本でレビュー済み
独断と偏見で綴る宇野節をファンの方にはたまらない著で在ると思います。特にクラシック音楽の初心者の方は大海に船出をする羅針盤として音楽評論家の評価に耳を傾けるのは当然と思います。私もそうでした。一時この人の評価するレコードだCDを買い漁った事もありました。が段々と時が立つに連れてこの人は上から目線的な自身の評価を絶対として宇野信奉者は彼の評価しない演奏家は駄目の烙印を押してしまう!これは間違いと思います。人間一人一人には好みと言う物が存在し、千差万別の考え方があるから面白いし、ましてや音楽ともなると好みは人に寄って左右される物ではありません!勿論宇野氏の事を参考にするのは結構ですが、深入りしてしまうと完全に遮眼帯付きのサラブレッドならぬ視野が定められてしまう危険性があります。モーツァルトもブルックナーも偉大なる作曲家故に色々な演奏家を自身の耳で見つける喜びがあって良いのです。例えばモーツァルトならコリンディヴィスの演奏も素晴らしいと自身の耳で見つけて満足して居ます。ブルックナーでは宇野氏が苛めとも取れる文章で貶すハイティンクの演奏は私のお気に入りです!ケンペもクーベリックのも素晴らしい、反対に宇野氏の薦める物に逆に何でこれか名演なのだと思った事もありました。悪書とは言いません!この宇野氏には毒がありますから、毒に侵されない程度に読んで欲しいと思います。