香港にお届け
香港への類似商品の発送
HK
香港
次に追加されました:

申し訳ありません。問題が発生しました。

ウィッシュリストの取得中にエラーが発生しました。もう一度やり直してください。

申し訳ありません。問題が発生しました。

リストを利用できません。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

著者をフォロー

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

竜と流木 (講談社文庫 し 46-7) 文庫 – 2020/7/15

4.2 5つ星のうち4.2 68個の評価

人間は、自然を管理できているはずだったーー。
細菌を媒介する黒い悪魔の暴走
複層的な問いを投げかけるバイオミステリー


水の守り神とも称される愛くるしい両生類ウアブに魅せられ、太平洋の小島ミクロ・タタに通う若き研究者ジョージ。だが、インフラ開発で高級リゾートの人工池に棲息の場を移されたウアブに、大量死が起こる。それは悪夢の幕開けだったーー。禁忌に触れた人類を生態系の暴走が襲う!

商品の説明

著者について

1955年東京都生まれ。1990年「絹の変容」で小説すばる新人賞受賞。’97年『ゴサインタン』で山本周五郎賞受賞、1997年『『女たちのジハード』で直木賞受賞。2009年『仮想儀礼』で柴田錬三郎賞、’15年 『インドクリスタル』で中央公論文芸賞、’19年『鏡の背面』で吉川英治文学賞を受賞。また、2020年には紫綬褒章を受章した。『弥勒』『聖域』『夏の災厄』『長女たち』『となりのセレブたち』『冬の光』など著書多数。広範なテーマを鮮やかに描き出す手腕は評価が高く、ファンも多い。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2020/7/15)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/7/15
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 384ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4065201136
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4065201138
  • 寸法 ‏ : ‎ 10.7 x 1.5 x 14.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 68個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
篠田 節子
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

東京都生まれ。東京学芸大学卒。1990年『絹の変容』で第三回小説すばる新人賞を受賞。97年『ゴサイタン―神の座―』で第十回山本周五郎賞を、『女たちのジハード』で第百十七回直木賞を受賞。2009年『仮想儀礼』で第二十二回柴田錬三郎賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『 スターバト・マーテル (ISBN-13: 978-4334926977)』が刊行された当時に掲載されていたものです)

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
68グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
主人公の人格設定に感情移入(共感)しにくかったり
謎解き要素が読者には丸わかりでしたが
とても面白かったです。夜ふかししてまで読書したの久しぶりでした。
2023年5月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
篠田節子さんの私的ベストスリー、3位です。南の島にバカンスに行かれる方は是非旅の友に鞄の中へ!2位は夏の災厄、1位は弥勒です。篠田節子さんは小説の舞台が広がるほど、またテーマが深くなるほど、素晴らしい筆力で読ませ切り、おそらく終生心に残ります。すごい作家だと思います。不思議と現代の日本が舞台になると予定調和的になりつまらなくて、(失礼な言い方ですみません。弥勒があまりにもすばらしいので比較にならないのです)、またエッセイも毒味がないのは、きっと心根が品のある方なのだろうなと推測します。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の得意な異郷もののバリエーション。

彼女のトップクラスの作品とはいえないが、標準的な出来だと思う。

それなりに面白い。

驚いたのは、「頂点捕食者」という言葉が本書でも出てくること。

先日読んだ大沢在昌『魔女の封印』は、この「頂点捕食者」がメインテーマだった。

普段は、生き物系のドキュメンタリー番組ならともかく、小説では年に1度もお目にかからない言葉が、立て続けにキーワードとなっている。

さては大沢在昌と篠田節子が、どこかの飲み屋で「この言葉、面白いねぇ。これ使って小説書いてみようか」と語らったかのようだ。

そんなこたないかw
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年2月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
毒トカゲの正体は最初の事件で気付いてしまう人が大半だと思いますが
解決法が面白いので最後まで飽きません
まさに毒をもって毒を制す戦法
竜と流木、神鳥、絹の変容の3作品を篠田節子動物パニックシリーズと勝手に括っておりますが
本作がいちばん娯楽性&爽快感あって読みやすいかと思います
2017年4月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
破天荒なストーリーや壮大な宇宙ものと違い、わりと身近に感じられるアイデアなのでページをめくり易い
小説でした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月23日に日本でレビュー済み
南の島、ミクロ・タタ。そこから、物語は始まる。その島には可愛らしい「ウアブ」という両生類がいる。主人公、ジョージはウアブの研究者であるが、就職はせず、東京で語学学校の講師として生活費を稼いでいる。

そのミクロ・タタで泉から淡水をくみ上げ、水道水として島全体に供給する計画が持ち上がる。そうすると、泉の状態が変わってしまい、ウアブはそこに棲めなくなる。ジョージたちはウアブを保護するための策を練る。

そして、ウアブはメガロ・タタ島に送られ、池で飼育されることになる。しかし、ウアブはどんどん死んでいく。だがしばらくすると、ウアブは繁殖し始める。

一方、島の人工池で泳いでいた若者が、トカゲのようなものに咬まれ、胸や腹に激痛が走る。その後、ジョージの父親もトカゲに咬まれ、同様の症状が出る。似たような事故は続き、ついには死人まで出てしまう。

毒を持つ恐ろしい人食いトカゲ。果たして、その正体は・・・?そして、島の人々は平穏な生活を取り戻せるのか?

その島の伝説によれば、メガロ・タタ島の沖に大きな無人島があり、そこは竜が支配していた。ある時、その島が沈み、流木に乗って小さな竜が周りの島に流れ着いた。その「竜」こそが人食いトカゲではないか・・・そんな伝説が不気味なリアリティーを伴って読者の胸に迫る。

真相は簡単に予測できるようなことだが、エンターテインメントとしてはそこそこ面白く読める作品だった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年9月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今回も間違いない。一気読みでした。
なんとなく展開を匂わせていて、余計にドキドキハラハラ感がつのりました。
描写、特に色彩感覚はさすが。

篠田さんはもしかしたらエッセイ以外はKindle反対派なのかなと思っていたのですが、これからも電子書籍で読めるようになると嬉しいです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月10日に日本でレビュー済み
絶滅危惧と危険外来と生態系と「災いを持ち込むのはいつもよそ者だ」と「地元民のいう事は聞いとけ」と…その辺の要素がこみっちり詰まっていて、尚且つ分かりやすく、そして面白い。パニック映画を途中で止められないのと同じ感覚で一気読みした。
しかし、主役の料簡には多々文句あり。コイツは「お前のせいで何人死んだと思ってるんだ!」と罵られておくべきだったと思う。その部分は父ちゃんの認識のが正しいと思う。駆除剤なんか関係ない。お前さえ余計な事しなきゃよかったんだよ、と。
結果オーライだが、結果が裏目にでたら、個人が引き受けきれる規模の話じゃないけどなあ。勝手にそんな事を「賭け」られてたら地元民はたまったモンじゃないと思った。結局「僕が(保護クラブが)持ち込みましたごめんなさい」はせずに「内輪の内緒ごと」で済ませちゃったし。
事が落ち着いた後、余所で便利使いしてるのを「危険だ」と認識するなら、言い訳しながらこの期に及んで「飼ってる」のは能天気。両生類にスジ立てするより、死者への贖罪しろ、と。水槽飼いで寿命4~5年なら、コイツはまた「研究の為に繁殖させ」る事に手を出し「まさかこんな事になるとは」を繰り返すと思った。
とても面白く読んだが、主役はとても嫌いです。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート