30年にわたるニュース年表と、重要テーマについての識者エッセイの2部構成で、参考になり楽しめる。
前者は客観的データ。各年の出来事を通読すると、知らなかったニュースも出てきて、勉強になります。
索引がないのは不便だが、インターネット等でニュースの年月日を調べたうえで、この本でダブルチェックするという使い方をすると役に立ちます。さらに、新聞社データベースか、図書館の新聞縮刷版を見れば、レポートが書けます。
・・・このあたりは、「昭和史」のときに比べ飛躍的に発達したSNSに対応した、または甘えた感じ。
テーマ別エッセイのページは、もちろん「中立」ではないが、リベラル派の認識と意見(その鋭さ、甘さを含む)が一覧でできて参考になる。中国や北朝鮮への批判がやや弱いが、人に厳しい日本社会や保守優位政治を警戒する役割は果たしている。
なお保守右派の認識と意見は、読売・産経新聞や、バランスよりオピニオンを優先する複数の右派月刊誌があるので、それで読めば済むでしょう。
本書はさすが新聞社らしく写真が雄弁で、阪神大震災や福島原発事故の記憶はずっと持ち続けたいし、3%消費税が初めて導入された時のポスターなど興味深いです。なお、日経新聞社からも同じ種類の平成史記録の本が出ていて、バランス感覚があり併用をお勧めします。
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平成史全記録 単行本 – 2019/6/29
毎日新聞出版平成史編集室
(著)
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6 0 0 枚以上の写真と詳細年表で振り返る平成時代。私たちはどんな時代を生きてきたのか。著名執筆陣と証言者による平成の真相に迫る。
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社毎日新聞出版
- 発売日2019/6/29
- 寸法21.3 x 2.7 x 29.8 cm
- ISBN-104620606774
- ISBN-13978-4620606774
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登録情報
- 出版社 : 毎日新聞出版 (2019/6/29)
- 発売日 : 2019/6/29
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 384ページ
- ISBN-10 : 4620606774
- ISBN-13 : 978-4620606774
- 寸法 : 21.3 x 2.7 x 29.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 493,112位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年12月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年11月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
平成の記念に購入。特にこれといって、良くもなく悪くもなく、普通に平成がまとまってる一冊です。
2021年9月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
講談社の「20世紀全記録」の続編を期待したが、期待外れでした。評論家のまとめの文章は不要です。写真と記事の見出しだけで結構です。講談社の20世紀はよくできていて写真と短い記事が面白い。
2019年11月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前毎日新聞が出版した「昭和史全記録」が大好きだったので比較の意味も込めて購入した一冊…だったのですが、まさかここまで酷い本を臆面もなく出版できる毎日新聞には苦笑すらできません。
(1)単純な羅列だけ
「記録」なのでその時に起きた出来事を(可能な限り写真入りで)詳細に伝えればいいだけなのに、ただ「何月何日 何が起きた」だけ。昭和史の時はその後の続報も日付入りでちゃんと綴っていたのに今回はなし。ただの物事の羅列ならそこらへんの中学生にもできますよ。
(2)不必要な「時代の考察」
この本は「記録」なんです。考察がメインではありません。考察は「平成史考察」とでも銘打って別の冊子にまとめればいいんです。なのに本の半分以上を識者の考察に充てる有様。ただの自民党嫌いの人が多いことにはもう特に何も言う気も起きませんが、せめて「記録」の意味くらいは理解しておいてほしいものです。新聞社なんだから。
新聞の質の低下が叫ばれて久しいですが、まさかこんな形で新聞社自らが示してくれるとは思ってもみませんでした。本来ならすぐにでも資源回収ゴミに出すところですが、「昭和史全記録」からの極度の劣化がとても面白いので一応隣に並べておきます。
(1)単純な羅列だけ
「記録」なのでその時に起きた出来事を(可能な限り写真入りで)詳細に伝えればいいだけなのに、ただ「何月何日 何が起きた」だけ。昭和史の時はその後の続報も日付入りでちゃんと綴っていたのに今回はなし。ただの物事の羅列ならそこらへんの中学生にもできますよ。
(2)不必要な「時代の考察」
この本は「記録」なんです。考察がメインではありません。考察は「平成史考察」とでも銘打って別の冊子にまとめればいいんです。なのに本の半分以上を識者の考察に充てる有様。ただの自民党嫌いの人が多いことにはもう特に何も言う気も起きませんが、せめて「記録」の意味くらいは理解しておいてほしいものです。新聞社なんだから。
新聞の質の低下が叫ばれて久しいですが、まさかこんな形で新聞社自らが示してくれるとは思ってもみませんでした。本来ならすぐにでも資源回収ゴミに出すところですが、「昭和史全記録」からの極度の劣化がとても面白いので一応隣に並べておきます。
2019年6月29日に日本でレビュー済み
1年ごとに大体6ページで要約してあり
更に出来事・話題(流行語・スポーツ・映画・音楽等)と大きく2つに分かて紹介。
出来事やスポーツ等は、何月何日に何があったか、を数行で簡潔に書いてあります。
一番残念なことは、人物や出来事等から検索し、いつだったのか?という
さくいんがないため、気になったら出来事や人物について書かれている年・ページが
すぐに見つからなずに、ずっと探さなくてはいけない点です。
また、流行歌・流行・出来事等、ジャンル別の時系列的な一覧表でもあればいいのですが
それもありません。(新聞社らしく歴代総理一覧はありますが・・・)
まさしく、平成元年からこういうことがありましたというキロクだけです。
せっかくこういう立派なものを出版されるのであれば、もう少し時間と手間をかけて
見易い,ためになる,調べられる平成史を編んでもらいたかったです。
更に出来事・話題(流行語・スポーツ・映画・音楽等)と大きく2つに分かて紹介。
出来事やスポーツ等は、何月何日に何があったか、を数行で簡潔に書いてあります。
一番残念なことは、人物や出来事等から検索し、いつだったのか?という
さくいんがないため、気になったら出来事や人物について書かれている年・ページが
すぐに見つからなずに、ずっと探さなくてはいけない点です。
また、流行歌・流行・出来事等、ジャンル別の時系列的な一覧表でもあればいいのですが
それもありません。(新聞社らしく歴代総理一覧はありますが・・・)
まさしく、平成元年からこういうことがありましたというキロクだけです。
せっかくこういう立派なものを出版されるのであれば、もう少し時間と手間をかけて
見易い,ためになる,調べられる平成史を編んでもらいたかったです。
2021年1月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
気に入らなかったことが多かったかな。評論家などのコメントは要らない。昭和史よりもレベルが落ちたって感じです。残念です。
2019年7月15日に日本でレビュー済み
昭和史全記録と異なる点
・事件の記述がほぼ見出しのみで概要がつかめない
・コラムが約半分を占めるため情報量は前作の4分の1程度
・ハードカバーでないため耐久性に不安
図書館で見かけたものの、以上3点から購入しませんでした。
単なる安倍政権批判本であり、毎日新聞の構成力は平成で大きく劣化したことを感じる一冊でした。
・事件の記述がほぼ見出しのみで概要がつかめない
・コラムが約半分を占めるため情報量は前作の4分の1程度
・ハードカバーでないため耐久性に不安
図書館で見かけたものの、以上3点から購入しませんでした。
単なる安倍政権批判本であり、毎日新聞の構成力は平成で大きく劣化したことを感じる一冊でした。
2019年7月1日に日本でレビュー済み
やはり検索できる索引が無いのは大きなマイナス点です。
また、「平成考」などという「コラム」を全383ページ中約半分の171ページ(!)も掲載する必要はなく、その分を記事内容やカラーグラビアなどにして頂けたら、情報量がほぼ倍になったのではと非常に残念です。
更に大きな事件や事故(一連のオウム真理教関連事件や阪神淡路大震災、東日本大震災、アメリカ同時多発テロなど)は、もっとスペースを割くべきだと思います。
全てが日付順で羅列されているため、なんとも平坦で薄っぺらい印象になっています。せっかく新聞社の出版物なのですから、当時の記事を乗せるなどは可能だったのではないでしょうか。
「歴史書」としての魅力が大きく削がれてしまっているとの印象は否めません。
また、「平成考」などという「コラム」を全383ページ中約半分の171ページ(!)も掲載する必要はなく、その分を記事内容やカラーグラビアなどにして頂けたら、情報量がほぼ倍になったのではと非常に残念です。
更に大きな事件や事故(一連のオウム真理教関連事件や阪神淡路大震災、東日本大震災、アメリカ同時多発テロなど)は、もっとスペースを割くべきだと思います。
全てが日付順で羅列されているため、なんとも平坦で薄っぺらい印象になっています。せっかく新聞社の出版物なのですから、当時の記事を乗せるなどは可能だったのではないでしょうか。
「歴史書」としての魅力が大きく削がれてしまっているとの印象は否めません。