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愛蔵版 英雄コナン全集1 風雲篇 単行本 – 2022/6/30

4.6 5つ星のうち4.6 48個の評価
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英雄コナンの物語が、寺田克也氏のイラストとともに甦る!

〈英雄コナン〉は、夭折したロバート・E・ハワードが一九三〇年代に『ウィアード・テールズ』などに発表したヒロイック・ファンタシーのシリーズで、これまで幾度か翻訳書籍が刊行されている。
本書は、〈新訂版コナン全集〉(東京創元社 二〇〇六-一三)」を基に、訳者・中村融氏が全面改稿。新たに新資料も加え、全四巻にてお送りする。
第一巻「風雲篇」の収録作は以下の通り。
【収録作品】
氷神の娘/象の塔/石棺のなかの神/館のうちの凶漢たち/黒い海岸の女王/消え失せた女たちの谷/黒い怪獣/月下の影/魔女誕生
〈資料編〉死の広間(梗概)/ネルガルの手(断片)/闇のなかの怪(梗概)/闇のなかの怪(草稿)/P・S・ミラーへの手紙/ハイボリア時代
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  1. 本の長さ
    512ページ
  2. 言語
    日本語
  3. 出版社
    新紀元社
  4. 発売日
    2022/6/30
  5. 寸法
    13.3 x 3.3 x 19.4 cm
  6. ISBN-10
    4775318845
  7. ISBN-13
    978-4775318843
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新紀元社 (2022/6/30)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/6/30
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 512ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4775318845
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4775318843
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.3 x 3.3 x 19.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 48個の評価

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ロバート・E．ハワード

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上位レビュー、対象国： 日本

回転木馬
5つ星のうち5.0 これを最初から出版してくれ
2023年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フラゼッタの表紙に憧れた世代にとっては、この無骨な姿こそがコナンではあるまいか。
これだよ、これ！と膝を打つ、良い表紙であり挿絵に満足。
内容は勿論先刻承知であり、安心して読める。
必殺技とか無縁だし、ボロリボロリと人が死ぬ。異世界ではなく、ヒロイック・ファンタジーとは、こういうもの。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
K-Yiw-S
5つ星のうち5.0 ヒロイックファンタジー
2024年5月19日に日本でレビュー済み
ＳＦ小説などにくわしい、知り合いの人から貸してもらって読んだのですが、ビックリしました。こんなものすごい小説世界があったのですね。

２０世紀前半のアメリカには質の悪い紙で製本された、パルプ雑誌という読み物専門の雑誌があったそうで、そんな雑誌に掲載された小説だそうですが、どこか特別な輝きに満ちているようで、それが今の時代のＳＦ小説やハードボイルドミステリ、アメリカ映画の世界などに結びついて行ったような、そんな感じがしました。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
 レポート
虎男
5つ星のうち4.0 やっと出た「挿絵付き」完全版コナン
2022年7月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新訂版コナン全集 (創元推理文庫)は一度は購入を考えたが、結局見合わせてしまっていた。
カバーイラストの神将の仏像のような端正すぎるコナンがどうにも肌に合わなかったこと、もう一つは本文中に口絵・挿絵の類が一切なかったからだ、
私のような武部本一郎画伯の挿絵でハヤカワ文庫版を愛読してきた者にとってはコナンには挿絵とハイボリア世界の地図は必須なのだ。
今回の愛蔵版コナン全集は＜新訂版＞に新発見の資料等も加えて再改訂されたものだから既に＜新訂版＞をお持ちの方には悩ましいところだろうが、私にとっては寺田克也氏の挿絵がある、というだけで即買いの要件を満たしていた。

その挿絵は「氷神の娘」「石棺の中の神」「黒い海岸の女王」「消え失せた女たちの谷」に各１点で合計４点。ちょっと少ない気もするが、あまり増やしすぎてイラストのイメージにひっぱられ、ハワードの世界観からズレるのも趣旨に反するかなとも思う。艶麗な女性を中心にキャラクター性を前面に出した武部コナンや ”剣と魔法” の剣の部分を強調したフランク・フラゼッタの筋肉ましましのこってりコナンとは異なり、寺田コナンは ”魔” の要素に着目した感じで、これはこれでアリではないでしょうか。欲を言えば、できればカラーの口絵が１枚は欲しかったかな？

私は旧創元推理版を読んでいないのでハヤカワ版との比較になるが、宇野利泰の旧訳に中村融が手を加えた訳文は歯切れよくメリハリが効いて、特にアクションシーンには合っていると思う。翻ってハヤカワ版の、特に団精二こと荒俣宏訳は振るう剣の上に闇の視線がつきまとうようなほの暗い不安感のような感じがよく出ていたように思うが、これはまあ好みでしょうね。

なおこの第一巻は＜新訂版＞からの追加要素は少なく、初訳作品や新資料は次巻以降になる模様。
楽しみに待ちたいと思う。
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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猫ちゃん
5つ星のうち5.0 カッコいい装丁
2022年7月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新訂版コナン全集は持っていますが、愛蔵版と聞いて思わず購入。
結果は満足です。
COOLなデザインの装丁にテンション上がりまくりです。

しかし、蛮族コナンのイメージからこんな表紙を続けるのかとは思いますが、全身甲冑に身を包んだコナンの絵も見てみたい。本編では重装騎兵の突撃も描かれてるんですから。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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kann
5つ星のうち4.0 古典的名作
2023年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最近SF人気が下火になっているのか時間が過ぎるとなかなか手に入らなくなっています。気づいたらプレミアがつく前に買いでしょう。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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蛙男
5つ星のうち4.0 新訂版から愛蔵版へ〜復活の令和コナン
2022年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
このレビュー欄を参照している諸兄には、無論ヒロイック・ファンタジーとその金字塔たるコナン・シリーズに関する説明はまず不要と思われるのでその辺は省くとして、問題は創元推理文庫の新訂版コナン全集(以下、新訂版)とほぼ同じ内容の本書を買うべきかどうかという事だろう。結論から言えば買うべきである。宇野利泰訳の旧コナン・シリーズ(以下、宇野版)を底本として、ハワードのオリジナル原稿のみで再構成した新訂版を再編集したのが今回の愛蔵版という訳だが、まず「金太郎」と揶揄され大変不評だった表紙が寺田克也画になったのは嬉しい。9編の収録タイトルで挿絵が僅か4枚というのは寂しいが…。文章も宇野版のテイストを極力尊重した新訂版のそれに手を加え、更に読みやすいものとなっている。宇野版、新訂版、愛蔵版と並べて読み比べてみるのも良いだろう。次巻以降、初訳の短編や新資料も追加されるという事なので大いに期待したい。
そして、いつかは戦士ブラクとケイン・サーガの続きも…読めたらいいなあ。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
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映画フリーク（子連れフリーク改め）
5つ星のうち5.0 「全巻」刊行を切に願う。購入すべし！
2022年7月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「英雄コナン」は、ヒロイック・ファンタジーの原点にして最高傑作なのは言うまでもないだろう．

しかし、これが米国でもマトモな全集が出版されたのは2001年。

「コナン」執筆は1930年代前半なので、随分かかったものだ。

しかも、日本では贋作を含む「不完全版」が早川から出版されたが、すぐ絶版。

創元も、途中で挫折。

漸く、創元から今回の底本とも言える「完全版」は、1巻発売から5年かけて完本となったが、絶版。

実に不運な作品だ。

確かに､殺伐として無用な性格描写もないハードなストーリーは、中々取っ付き難いのかなとも思う。

栗本薫さんが、コナンの大ファンで「グイン・サーガ」を書いたのは有名だが、あれとはかなり異質なので、グインファンも要注意。

しかし、ファンとしては、創元版も持っているが真の完全版として未訳小説・資料もあるので、即購入。

長い前置きだったが、内容は申し分ない。
「愛蔵版」の割に紙質が悪い点も気にしない。

他のレビューの様にイラストが少ない点は物足りないが。

しかし、一番心配なのは、全巻刊行されるかどうか。

刊行予定には予定日が記されていない。

出版社も大手では無いので、以前の様に途中で終了だけは止めて欲しい。

僕の購入した本には「ミステリ珍本全集」「少年少女奇想ミステリ王国」（一巻ノミで途絶）なんてのも多いので余計心配だ。

是非、最終巻まで、出版して欲しい。

あえて、注文すれば米国版はイラストも多数網羅されているので、愛蔵版にも今まで日本で出版されたイラストを全て掲載して欲しいものだ．
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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おさ
5つ星のうち5.0 至福。
2022年11月20日に日本でレビュー済み
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翻訳が素晴らしく、まったく古さを感じずかなり読みやすいと思います。短編一つ一つの質も高く、読むのが勿体無い程の至福の時でした。もう少し挿絵があるとよりワクワクしたんですが。各話に一ページあれば最高です。想像力を刺激し、なにより現在こういう一人の作家の短編の連作というスタイルはほとんどみかけないので小学生の頃に戻ったかのような読書体験でした。もっとファンタジー色が強くチープで自分の想像力で補うようなものかと思っていましたが、今読んでもかなりクオリティが高いです。中でも黒い怪獣では戦記物としても質が高く読んでいてワクワクするかなり面白い話でした。今まで読んだことがなかったので勿体無いことをしていました。装丁も豪華で申し分ないです。これは買って損はないと思います。次巻以降も期待です。
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