井上尚弥の人となりがよくわかる本でした。
もちろん彼は文章のプロではないので、ある種の脈絡のなさ、まとまりのなさ、みたいな印象もあるのですが、それすらその人らしさとして好感をもって見ることができます。
素直で、飾らない。サラッとしていて、ある種の爽やかな感覚が読後感としてありました。
ボクサーとしての井上尚弥の強さには目を見張るものがありますが、そのキャラクターは一体どんなものかと興味をもった人の期待には応えてくれるのではないでしょうか。
井上尚弥としての一貫性を、リングの上だけでなく、文章からも感じ取ることができました。
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