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日本の特別地域 特別編集55これでいいのか三重県 ペーパーバック – 2014/2/26

2.5 5つ星のうち2.5 4個の評価

2013年、三重県は伊勢神宮の遷宮を迎え、大勢の観光客で賑わった。これまでの歴史の中でも、おかげ参りと呼ばれる参拝ブームはあったが、今回の参拝者数はそれらを大きく超えて1400万人を突破した。参拝者数の記録が残る1895年以降の最多人数883万人は、近年の「パワースポット」ブームによって2010年に叩き出されたばかりだが、その記録の実に6割増。計算上、日本人の1割以上が伊勢神宮を詣でたことになる。 しかし、三重県は伊勢、その恩恵を受けている鳥羽・志摩だけでは語れない。三重県は実に多くの顔=エリアを持った県である。大きく分けて、四日市・桑名を中心とした北勢エリア、津・松阪の中勢エリア、伊勢・鳥羽・志摩の南勢エリア、旧伊賀国からなる伊賀・名張の伊賀エリア、世界遺産「熊野古道」を抱える尾鷲・熊野の東紀州エリアの5つがある。三重県=伊勢神宮のようなイメージで語られるが、実際にはそれぞれのエリアはまったく異なる風景を持っている。つまり、三重県には「これが三重県」というスタンダードなものが存在せず、「三重県」とはなんなのかを定義することは難しい。これは、ミステリーである。 三重県の人は「信心深くておひとよし」ともいわれるが果たしてそれは真実なのか? 「伊勢商 人」という言葉には否定的なイメージもつきまとうし、同じ県内なのに鈴鹿山脈で隔たれている伊賀の人々は、よそ者を寄せ付けない閉鎖的な人々だと見られてきた。そうした三重県の実態を、本書では探っていく。 今でも三重県は、交通網の整備が追いつかず県内を行き来することは困難を極める。そのため三重県人であっても、自分が住んでいる土地以外は謎多きミステリーゾーンとなっているのが実情である。今回、三重県の隅々までを取材で訪れたが、実際に現地を訪れても言葉も違えば習慣も違う、不思議発見の連続であった。本書では、そうした取材を踏まえて考察を行っていく。 本書の目指すところは、参拝ブームで1400万人が訪れてもなお多くの謎を抱えたままの三重県の実態を解明することである。そもそも、同じ県なのに、こっちでは当たり前のことが、向こうでは謎になるのが三重県。東海地方なのか、近畿地方なのかも定かではない日本国内随一の巨大なミステリーゾーンの真実を知る端緒となれば幸いである。

商品の説明

著者について

ルポライター/ 著作家。1975年、岡山市生まれ。 もっとも長い三重県滞在歴は1998年からの2年余り。大学で考古学を学んでいた末に、職を求めて広永横穴墓群を発掘しておりました。今回、かつて暮らした川越富洲原駅近くのアパートを訪ねてみたわけですが、駅は立派になっているしアパートはマンションに建て変わっていて、ビックリ! その後の流浪の中で、お世話になった皆様の連絡先もなくなってしまいましたが、元気でやっております。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 株式会社マイクロマガジン社 (2014/2/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2014/2/26
  • ペーパーバック ‏ : ‎ 144ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4896374517
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4896374513
  • カスタマーレビュー:
    2.5 5つ星のうち2.5 4個の評価

著者について

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昼間たかし
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1975年岡山県生まれ。ルポライター、著作家。岡山県立金川高等学校・立正大学文学部史学科卒業。東京大学大学院情報学環教育部修了。知られざる文化や市井の人々の姿を描くため各地を旅しながら取材を続けている。

カスタマーレビュー

星5つ中2.5つ
4グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年11月9日に日本でレビュー済み
私は三重県在住歴40年ですが(笑)、よく見てるじゃん面白いじゃん? と感じました。
そもそも地域雑誌は、他県の方に我が県をアピールするのが目的。本当かどうかは、来てみてご自分で感じて頂けば良いことです。これ一冊で三重県を分かった気になる方もいないだろうし、歴史などに関して言えば、よく調べてあるし。
文章も砕けていて読みやすく、辛口な辺りをスパイスと取るか知ったかぶりと見るかで評価が分かれるのかも。
とりあえず今度、伊勢うどんパフェを食べに行こうと思いました。知らんかったわ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年3月7日に日本でレビュー済み
たった2年間三重県に住んでたそうで、三重県民を侮辱するような内容が多いです。こんな本が三重県の本屋さんの入り口に並べられてるのが不思議でなりません。本屋さんは中身をみたのでしょうか?三重県民としては1点しかつけられないです。
ただ、他県の方が見たら共感できる内容はあると思います。例えば三重県最南部熊野地方の人々がかなり無愛想で、隣接する和歌山県の人は愛想がいいとあります。三重県南部の人はそのとおりです、ただ実際はその付近の和歌山県民もかなり無愛想です。フィクション作品として読めばおもしろいかもです。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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