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辺獄のシュヴェスタ(1) (ビッグコミックス) Kindle版

4.5 5つ星のうち4.5 306個の評価

16世紀、神聖ローマ帝国。
罪なき賢者が「魔女狩り」という名の迫害に遭った時代。
魔女狩りを指揮する修道会の処刑で
家族を失くした「魔女の娘」エラは、
魔女の子供達を集めた女子修道院に収容された。

激流のごとき変革の刻。
聖母を形どった拷問具「鋼鉄の処女」と共に辿るエラの苛烈な運命を描く、サバイバル歴史大作…!!
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。
販売: 小学館
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B010NPJTXU
  • 出版社 ‏ : ‎ 小学館 (2015/6/12)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2015/6/12
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 67074 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 222ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.5 5つ星のうち4.5 306個の評価

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竹良実
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カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
306グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2022年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
グロテスクな描写が大変多い作品ではありますが,その部分だけ読み飛ばしてでも全巻読んで欲しい作品のひとつです。

※全巻読んでのレビューです。
※他の竹良実作品のネタバレも含んでいます。

次作,次々作の『不朽のフェーネチカ』,『バトルグラウンドワーカーズ』の基礎となる,「社会的地位の低い人々が,社会的地位の高い人々に対し復讐を志し,彼らを欺き欺かれ,最終的に勝利(幸福,不条理からの脱却)を手にする」,というTHE 竹良実な作風,ストーリー構成の原点たる作品です。

1巻目を読んだ際には絵柄が独特で好みではなかったので続きを購入するか迷ったのですが,こういった独特な絵柄の作品に限ってストーリー展開も独特で読者を飽きさせない,という自身が今まで読んできた作品(『ヨルムンガンド』とか…)からの経験(勘?)を踏まえ,全巻購入しました。
幸いにも勘が当たり,なおかつ巻を追うごとに作画もブラッシュアップされてゆきました(しかも元々の味を残して)。

また,世界観に関しても,父母共にクリスチャンで自身も一応洗礼を受け,ミッションスクール(カトリック系)に12年通い,かつ大学では中世フランスにおける修道院や新教(プロテスタント)について学んでいた私からみても,そこまで違和感のない世界観設定でした(無神論者ですが)。

ただ,あえていうならば,本来「社会的地位の低い人々」は,どの時代においても,地頭が悪かったり,基礎的な教育を十分に受けておらず,思考力に乏しかったりするはずにもかかわらず,竹良実作品においては,社会的地位の高い人々(≒高度な教育を受けており,策略を巡らすに足る知識やそれを活用する能力のある人々)を欺くに足る思考力を有しているところが,実社会の現状から乖離している点であり,同時に今後作者が対処してゆかねばならない問題点であると感じました。

総評としては,世界観も比較的史実に沿っており,ストーリー構成も読者に「先を知りたい」と思わせるモノであるため,是非ともアニメ化してほしいと思いました。
(特に近年は,2010年代とは異なり,無駄に原作に手を入れて迷走する傾向も減少してきましたし。)
ただ一方で,グロテスクな描写が多く含まれるため,難しいのかなと惜しんでもおります。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年5月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み直すにはちょうどいいので早速ぽちり。
アドビリーダーなどで拡大しながら読むと、今まで気づかなかった細かいところの作りこみまで。
ハマった人は今がチャンスです
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年12月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さらっと読めるやさしい漫画ではない。
だが、途中で読むことを止めさせない「魔」力のようなものがある。
私の方に問題があるのか、この一巻だけでエンターテイメントになってないと思う。
すべては次巻以降で決まる、ということで星4つ。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年6月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
少し恥ずかしいですが、漫画を読んで興奮して寝付けなくなったのは子供のとき以来です
ものの見事に作品に「飲まれ」ました

「お前ただ残酷な場面が描きたいだけじゃね?」と言いたくなるような漫画作品が最近は多いように思います
でも本作品は明らかにそれらとは違う
残酷な場面ではなく、残酷な場面で闘う人間を描きたいという作者の強烈な思いがひしひしと感じられます
お薦めです
できれば私がそうしたように、3巻まで一気読みすることを強くお薦めします
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
驚異の新人とはまさに。
男よりも力強く、女よりも潔く、ただただエネルギッシュに誓いに生きる少女。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
同業のマンガ家さん達から絶賛されてるし、ここのレビューもすごく評価が高かったので読んでみました。
確かに、凄いと思わせられる部分はありました。
ハッとするようなセリフもありましたし、ヒロインの『強さ』は魅力的だと思います。
でも、こんなに残酷な描写が多いとは思っていなかったので、気分が悪くなってしまいまして。
そこ(人が人に対してどこまで残酷になれるか)も、この話では重要な部分なのだろうとは思いましたが、人がものすごく理不尽な理由であんなに惨い目にあうのが、ダメでした。
冒頭に描かれた『謎』が気になるので、この先も読むとは思いますけど、私は(今のところ)手放しで絶賛はできないです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年6月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
魔女狩りの話を読んだり聞いたりしたことのある人は
あまりの理不尽さと残酷さに戦慄を覚えたことがあるのではないでしょうか。そして同時に怒りも覚える。
本作品はその壮絶に残酷で理不尽な時代を、怒りに燃えた少女エラの復讐譚を軸に描かれていくようですが
もー、エラがたまりません。魔女狩りの話を読んだ時の頭の芯が熱くなるような怒りを体現してくれております。
残酷な時代の中に咲く誇り高い、恐ろしい花エラ!ゾクゾクすること請け合い!
一読を強くおすすめします!!第二巻に期待します♡
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年2月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
魔女狩りが行われている時代。主人公の敵があまりに恐ろしくて立ち向かうのが無謀にも思えます。ですが、彼女の倫理も理屈も超えた復讐の意志はそれを可能にさせるのではないかと思わせ、立ちはだかる困難をその賢さと強さでどうやって切り抜けるのかとだんだんとわくわくしてくる話です。拷問で肉体の尊厳を失わせ最後に支えとなる己の良心さえも裏切らせることで修道院に身体も心も壊された人の表情は胸が痛くなるくらい記憶にやきつきます
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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