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イギリス紳士のユーモア (講談社学術文庫) Kindle版

3.6 5つ星のうち3.6 34個の評価

山高帽にこうもり傘、優美なマナーとさりげないダンディズム。英国紳士たちの悠揚せまらぬ精神から大英帝国を彩るユーモアが生まれた。当意即妙、光る知性、グロテスクなまでにブラック、自分を笑う余裕。ジョンソン博士、イヴリン・ウォー、チャーチルほか、帝国最上の産物たる紳士の最高のユーモアを味わいつつ、英国流人生哲学の真髄にせまる。(講談社学術文庫)
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商品の説明

著者について

1949年、東京都出身。上智大学文学部卒業後、同大学大学院文学研究科修了。現在、同志社女子大学学芸部教授。専攻はイギリス文学。著書に『コーヒー・ハウス』――駸々堂、『地上楽園バース』――岩波書店、訳書にヒュー・ジョンソン『ワイン物語』――日本放送出版協会――などがあるほか、本新書にも『イギリス貴族』『パブ・大英帝国の社交場』がある。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B016O8V23A
  • 出版社 ‏ : ‎ 講談社 (2003/7/10)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/7/10
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 14549 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 187ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 34個の評価

著者について

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小林 章夫
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カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
34グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2020年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よかったです。ありがとうございました。
2015年11月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ゼミ提出レポートの資料用に購入した数冊の中の一冊。
読み物としてとても面白く、結果的に学術資料としても役に立ちました。
イギリス紳士は生まれながらという側面と、生まれてからの特殊な環境もあって出来上がる。
その工程と背景がとても読みやすく解説されています。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年7月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
英国人のジョーク集的な本を求めて本書を手にしたが、それは間違いだった様である。節の一部に、引用されたジョークが数ヶ所に見られるだけだ。書かれるのは、著者の恩師やイギリス留学時代の生活体験や経験からの[イギリス紳士とは何か?]の考察である。従って、もっぱら80年代迄のイギリス人像である。英国病を克服して以降、バブル時代、そして崩壊以降のイギリス人紳士の思考方も行動様式も、新たなるものが出て来ているのかも知れない。本書は既に古典であり、過去を遡るには適しているのだろうが、情報としてはどうだろうか? 引用される本も絶版のものが多い。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年9月10日に日本でレビュー済み
作者もあとがきで書いてあるように、「イギリス紳士のユーモア」という題名であるが、ユーモアを中心に書かれている箇所は本の一章分である。他の章では、学校や生活環境といったイギリス紳士の育つ背景やライフスタイルについて書かれている。
私はこの本を読む前までは「イギリス紳士」を漠然としたイメージとしてしか捉えていなく、この一冊を読むことで、その具体的なイメージを得ることができた。それに加え、イギリスという国自体に対しても、教育や文化等を学べた。
決してイギリス紳士に特化せず、イギリスに旅行に行く人、留学に行く人にも興味深く読める本だと思う。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年1月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ユーモアの由来も紳士の何たるかも分からない。
男としての美学も感じられない。
金持ちの道楽・堕落がゆとりとプライドを生み出してるってこと?
くだらなく退屈でした。
2021年1月22日に日本でレビュー済み
イギリスが好きだからこの本も好きです。イギリスならダラダラした映画でも永遠に見れるし、最後はイギリスで死にたいのです。
この本はイギリスの文化に関して読んだ一冊目でしたが、多くの文献が紹介されており、もっと読もうと思いました。
さすが英語堪能な筆者の文章は文構造がスッキリされており、スッと入ってきます。情報も最小限のダブりで広がりながらも上手くまとまった内容でした。語彙も大学教授レベルでウイットに富むが全く鼻につかない。
趣味の本なんだから内容はこんぐらいで良い。数時間で読見切れるただのエッセイ。それが良い。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タイトルとは異なり、「ユーモア」というよりも、イギリス紳士そのものの沿革と特徴を作者独自の視点で書き下ろした作品。まさに書き下ろしであるため、根拠となっている事実を適宜拾い上げながら、作者の生活体験を踏まえ、時に漫談調に語っている読み物である。

印象的だったのは、「無駄に時間を過ごすことこそ紳士の最高の贅沢」といった指摘や、「表面のダンディズムではなく、精神ダンディズムを目指すのが紳士」といった視点、それにイギリス人の真髄であるユーモアの重要性などはまさに正鵠を射た指摘だろう。

冷静さを欠かさず、常に悠揚迫らぬ態度でいる「英国紳士」の精神性とそのルーツについて、一つの視角を与えてくれる書である。

学術性が高いとはいえないが、類書にないテーマ設定と、読みやすさは評価できる。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2022年12月31日に日本でレビュー済み
ユーモア集かと思ったら全然違いました。
「イギリス紳士って何なん?」に始まり…そのまま終わる、という本です。
紳士が紳士たる所以を求めていきそれがユーモアに繋がった、という事でいいのかな?
それはそれで面白かったですが「イギリス紳士とユーモア」ならまだ分かる。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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