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世界で一番詳しいウナギの話 Kindle版

4.7 5つ星のうち4.7 19個の評価

40年間、太平洋でウナギを追い続けたウナギ博士。その研究の集大成! !

◎天然卵発見秘話
◎稚魚の餌はマリンスノー
◎完全養殖に足りないもの
◎来年以降の資源量変動予測
◎ウナギを絶滅させないために
◎養殖業者に朗報! 幻の絶品「アオウナギ」の作り方
…など、「世界で一番詳しい」ウナギの知識が得られる一冊。
知的興奮を得られる、上質のサイエンスアドベンチャーです。
この本はファイルサイズが大きいため、ダウンロードに時間がかかる場合があります。Kindle端末では、この本を3G接続でダウンロードすることができませんので、Wi-Fiネットワークをご利用ください。

商品の説明

著者について

1948年岡山県生まれ。農学博士。専門は海洋生物学・魚類生態学。1971年東京大学農学部水産学科を卒業後、1973年東京大学大学院農学研究科博士課程に進学、1974年東京大学海洋研究所に助教として着任。1986年の准教授就任を経て、1994年に教授に就任。独自の「海山仮説」「新月仮説」「塩分フロント仮説」に基づき、世界で初めて天然ウナギの卵を北太平洋・西マリアナ海嶺南端部の海山域で採集することに成功。ウナギの産卵地点をピンポイントで特定し、2400年におよぶウナギ産卵生態の謎を解明した。しばしば「世界的ウナギ博士」と称される。その研究功績から、1986年日本水産学会賞(奨励賞)、2006年日本水産学会賞、2007年日本農学賞・読売農学賞、2012年日本学士院エディンバラ公賞など多数の賞を受賞している。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B07B2QTVCF
  • 出版社 ‏ : ‎ 飛鳥新社 (2017/10/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/10/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 19912 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 269ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 19個の評価

著者について

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塚本勝巳
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
生き物に、「渡り」・「回遊」と呼ばれる実態がある。
それは、食や繁殖のためという説が一般的となっている。しかし、典型的「後知恵」の感がある。
著者は、その真の意味を知りたいと念じていた。そしてそれが、動因(モチベーション)であることに気づいた。

芭蕉は、「そぞろ神に憑り付かれて心をくるわせ旅に出た」と、おくの細道に記している。
とすると、動因は「漂白の思ひ」である。これは、腑に落ちる。
人類のアフリカ脱出動因は、今いる場所に不都合を感じたである。
であるならば、「渡り」・「回遊」は前の環境に不都合を感じたである。

ウナギは、イヌ並みの嗅覚及び人より一桁低い照度も感知する。しかも、水の匂いは脳に刷り込まれている。
だから、満月と新月の区別がつく。
産卵場に近づと銀ウナギに変態し目が大きくなる。そして、目の内部でも形を認識する細胞が減り、明暗を認識する細胞が増える。
恐るべき進化である。

著者たちの悪戦苦闘の結果 産卵地点が東経142度〜143度、北緯12度〜15度の水深200m前後で概ね新月の時と推測された。
ニホンウナギの場合、産卵場は、そこの、ピンポイントでなくてはならない必然がある。
なぜなら、水温、餌の多寡、海流の速度、陸地からの距離で厳密に決まってくるのである。地球上、唯一無二の場所である。

著者たちの息遣いが伝わってくる良書である。
この本を読んでいると、もう一つの疑問、「擬態」を思う。それは、博打みたいな突然変異とは到底思われない。
近年、後天的な遺伝子制御(生物は、周辺環境との相互作用により表現型を作る)という説が出てきたがこれは、期待できそうである。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「世界で一番詳しい」の名に相応しい、ウナギに関する、ああでもないこうでもないのうんちくが半端ない。著者の探究心に舌を巻く。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年5月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
私の故郷、長崎県諫早市はうなぎが名物でして、日本うなぎの絶滅には危惧しております。

私は神戸に在住しており、故郷を思うことから、うなぎのことを勉強し始めているところです。この本の内容は期待以上に興味深く、わくわくしてきました。

いつか、塚本先生にお会いしてお話をいただければ光栄です。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うなぎって不思議ですネ。
それにしても、地道な研究です、感動です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月12日に日本でレビュー済み
こんなに普通の単行本の大きさで一番詳しい?」と手に取った時には思いました。でも、研究的には「一番詳しい」かどうかわかりませんが、学術本や論文には載らない失敗の話、大胆な夢物語、実際の情景まで描かれていて、やっぱり一番詳しい本でした。

 世界で初めてウナギの卵を海で採取した著者は確かに「世界で一番ウナギに詳しい」研究者です。ウナギの進化の話から生態の話まで。「教科書的」な記述もありますが、研究者らしいまじめな、でもわかりやすくて素敵な文章で楽しく読めました。
 一番古いと思われるウナギの生息する場所からどうやってウナギの先祖が世界中に広がっていったのか。この話は、ちょうど人間が地球上に広まった過程を知るのと同じようにどきどきする面白い話でした。一つだった地球上の大陸が移動していったことと重ね合わせての話なのも、生物の進化だけでなく地球全体の変化として目線を広げてくれます。

 圧巻はもちろん、世界で初めてウナギの卵を産卵場所近くで採集するまでの話。著者が関わった期間だけでも数十年、海流を見極め、捉えた仔魚の年齢を調べといろいろな手法を駆使して少しずつ産卵場所に迫っていく過程はどきどきさせるお話になっています。「どきどき」とはいっても「荒唐無稽」ではなく着実にデータと予測で追い詰めていく面白さはある意味「科学の発見の醍醐味」のひとつでしょう。
 それでも最終段階の「採集した海水にウナギの卵があるか」を探す作業が、総出でシャーレに少しずつ取り分けて目で探すという「手作業」というのがなぜか感動です。「最先端の機械をつかって探せないのか」と思いそうですが、機械に「こういうものを探せ」と調整している間に調査は終わってしまい、機械を次の探し物に合わせて調整するということになりそうにおもえます。
 なべて最先端のものにはこういうどうしても直接人間がやるしかない「手作業」があるものなのでしょう。

 単純にウナギを知りたい人にも、研究者がどんなことをしているのか知りたい人にもお勧めしたいです。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
うなぎに対する認識を変える本。うなぎなんてありふれた魚と思っていたがとんでもない間違い。ウナギの生態に関する学術的な本。
著者の学問に対する情熱がひしひしと感じられる。大勢の人の総力を結集してマリアナ海域の本当に狭い局地のうなぎの産卵場を確認するまでの物語、すごい本ではあるが単なるサスペンスに富んだ読み物だけでなく、肩のこる学術的記載も多い。
この本を読めばうなぎがいかに貴重なものか、波乱に富んだうなぎの一生を知ることができる。気軽にうなぎを食べる人には是非読んでもらいたい。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年10月3日に日本でレビュー済み
ニホンウナギを追って太平洋へ出かけ、世界で初めて卵の採取に成功した塚本勝巳教授。
本書は40年に渡る氏の集大成とのことだが、良質な推理小説にも似て、知的好奇心を満たす面白さがあった。
塚本勝巳教授は「産卵場はあそこの、あのピンポイントでなくてはならない必然がある」と本書で書いている。
ウナギはなぜ数千'`も離れた海を目指すのか。
偶然と必然。その絶妙なバランスの中、僕らもまた生きている。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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