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ブラック校則 Kindle版

3.9 5つ星のうち3.9 46個の評価

いま、なぜ校則が問題なのか?


「校則問題はもう遠い昔の話なのでは?」

「今の子どもたちはのびのびと過ごしているのでは?」

実は…

背景を変えながら、いまも理不尽なブラック校則は子どもたちを苦しめ続けている

2017年、生まれつき髪が茶色の高校生が学校から髪を黒く染めるよう強要され、精神的苦痛を受けて不登校になったことから裁判を起こした。この報道をきっかけに行われた全国的な調査から見えてきたのは、生まれつき茶・金髪の高校生の2割が黒く染めさせられている、女子生徒の下着の色を検査され、没収さえされるといった「ブラック校則」の現状だった

○体操着の内側に下着着用禁止
○日焼け止めやリップクリームの禁止
○「おしゃれ」だからタイツの着用は禁止
○女子生徒の下着の色を検査され、没収さえされる
○指導対象の生徒に授業を受けさせない
○年功序列で非合理的な「部則」
○以前よりも増加している「厳格な指導」
………


子どもたちの理不尽な苦しみが、子どもたちの、そして社会の未来の足かせとなっている。その現状を、どのように変えることができるのか。
2017年の裁判をきっかけに発足した「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」による詳細な統計データや苦しむ子ども・保護者の声のほか、司法・貧困・トランスジェンダーなどの多様な論点、そして保護者・教師自身からみた校則の問題など、多様な論点からブラック校則の現状と、その解決策を探る。
巻末には荻上チキ・内田良による対談のほか、頻繁に問われる校則への誤解を解きほぐした「想定問答」を収録。

商品の説明

出版社からのコメント

地毛が茶色なのに黒く染めさせられる、服装や下着の色まで強制される…子どもを苦しめるブラック校則の現実を変えていくためには

著者について

荻上 チキprofile
評論家。「ブラック校則をなくそう! プロジェクト」スーパーバイザー。著書に『ウェブ炎上』(ちくま新書)、『未来をつくる権利』(NHKブックス)、『災害支援手帖』(木楽舎)、『彼女たちの売春(ワリキリ)』(新潮文庫)、『ネットいじめ』『いじめを生む教室』(以上、PHP新書)ほか、共著に『いじめの直し方』(朝日新聞出版)、『夜の経済学』(扶桑社)ほか多数。TBSラジオ「荻上チキ Session-22」メインパーソナリティ。同番組にて2015年ギャラクシー賞(ラジオ部門DJ賞)、2016年にギャラクシー賞(ラジオ部門大賞)を受賞。


内田良 profile
名古屋大学大学院教育発達科学研究科准教授。専門は教育社会学。スポーツ事故、組み体操事故、「体罰」、教員の部活動負担や長時間労働などの「学校リスク」について広く情報発信している。ヤフーオーサーアワード2015受賞。著書に『ブラック部活動』(東洋館出版社)、『教育という病』(光文社新書)、『柔道事故』(河出書房新社)、『「児童虐待」へのまなざし』(世界思想社、日本教育社会学会奨励賞受賞)、編著に『教師のブラック残業』(学陽書房)ほか多数。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B07G5FH8BX
  • 出版社 ‏ : ‎ 東洋館出版社 (2018/8/20)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/8/20
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 9853 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 257ページ
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 46個の評価

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荻上 チキ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まず、本の著者として荻上チキ、内田良となっていますが、内容としては11人の著者による共同執筆です。
全12章の内、第1章で「ブラック校則」について行ったアンケートの概要、2章以降はそれぞれの執筆者が各章を担当し、最後に「ブラック校則 想定問答」まで付ける念の入れ方。
本気でブラック校則をなくそうとする熱意が感じられますね。

この本では「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」に投稿された数多くの実体験が掲載されていますが、投稿内容に具体的な地域名、学校名、本名、連絡先も含む(文中では伏せられています)ということなので信憑性は高いと思います。
これらのデータと合わせて、様々な立場や経歴の11人の著者による異なる視点からの考察と提言に改めて気づくこともあり、参考になりました。

将来的には、文科大臣の答弁にあるように、校則を生徒が主体となって見直すにはどうするべきか、その為にも教職員の長時間勤務や時間外労働をどのように是正していくのか、といった論点も当然あるとは思います。
ただし、それ以前の問題として「ブラック校則」や、それ以外の校則を見てみても、教職員という法知識も法倫理も足りない法律の素人に大幅な裁量を与えるのがそもそもの間違いの元であると感じざるを得ません。

中身のない時代錯誤な校則の前例踏襲、子供の健康や利益よりクレーム防止を優先する校則の増加、個人の尊厳を著しく傷つける指導の正当化など。無知蒙昧な教育観を並べ立てる前に、先に学ぶことがあるのではないでしょうか。

まず、生まれつきの髪の色に関わらず、黒染めを強制するなどというのは、おぞましい差別であり人権侵害も甚だしい。そもそも日本人でも生まれつき黒髪でない人は普通にいます。自分の身体の一部を特定の人種の特定の色に人工的に染め続けなければ学校に通えない。まして、その理由が「平等原則」などという言い訳が世界のどこでまかり通るのか。

また、女子生徒に対して上下の下着の色を指定・強制するというのも理不尽であり無意味。それを男性を含めた教職員が大勢のいるところでスカートをめくってチェックし、場合によってはそのために服を脱がせる。しかも、女子生徒が教員には逆らえないことを確信した上で。
これが学校の言うところの「痴漢対策」だと言うのだからアホらしい。これではどっちが痴漢か分かったものではありません。

教職員の中には「そんなのは教師全体の一部に過ぎない」との声も多いそうですが、それを言うなら痴漢だって国民全体のごく一部です。犯罪に手を染める生徒も巻き込まれる生徒もごく一部です。
その一部の為に全校生徒に理不尽な校則を強いているのが学校です。それを「一部に過ぎないから」という理由で責任を免れようとすること自体、幼稚な自己矛盾に過ぎません。

これから先は、法律に基づいた新たな校則のガイドラインを教育行政が策定することがブラック校則をなくす第一歩になると思います。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 「2017年。生まれつき茶髪の生徒が、通学する大阪府の高校で髪の黒染めを強要されて精神的被害を受けたとして学校側を提訴(p.14)」した事件をきっかけにまとめられた校則に関する「問題提起の書(p.3)」。
 「ブラック校則」という問題を社会に知らしめるという点で意味があるとは思うが、読んでいくと引っかかるところが多い。
 まずは、編者(荻上)自身、「『ブラック校則が蔓延する理由』はわからないままです(p.228)」と述べており、問題提起(というか告発というか)の書ではあるけれど、それで終わっている。
 私としては、「子どもも保護者も校則に肯定的(p.216)」であることについて論じてほしかった。
 以下、いくつかの章について。
 「司法から見る校則」の章。「校則に関する裁判が多数行われてきた」が「学校や教師の行為、校則そのものが違法であると認定されたものは、あまり存在しない(p.90)」ことは、法の世界では、たいへん重い意味をもつと思うのだが、「司法は……少なくとも校則と子どもの関係については、その役割を十分に果たしてきたとは言い難いだろう(p.91)」と切って捨てている。そこは、どうなのかな。
 「校則が及ぼす経済的負担」の章。「『貧困』に鈍感な学校現場」「経済的負担を強いる校則指導」の節は重要な指摘をしていると思うのだが、「不公平で理不尽な校則指導」の節は「経済的負担」の話から離れてしまう。しかも、「母子家庭や低所得家庭が、その家庭環境ゆえに理不尽な校則指導を受けているとしたら許されない(p.106)」というような、推測に基づく(根拠不明の)主張はどうなのかと思う。
 「当事者研究から見た学校の生きづらさ」「校則に内在する性規範」の章は、それぞれの主張は分かるが、「ブラック校則」という文脈からはズレてしまっているように感じられる。「制服の『あたりまえ』を問いなおす」の章も、社会学的・歴史学的に制服を分析していて面白いところもあるが、それが「ブラック校則」とどうつながるかは判然としない。
 「命を追いつめる校則」の章では、「特別な指導という拷問」「私刑がまかり通る部活動の閉鎖環境」というような、強烈な表現が用いられていて、分担執筆者が怒っていることは分かるが、これで他者を説得するのは難しくないか。
 「ブラック校則」を肯定するつもりはまったくないが、批判するのであれば全体にもう少し冷静に、根拠と論理に基づく議論を展開してほしいと願う。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
下着の色、頭髪の色を規制し、さらに教師がそれをチェックするといういう理不尽でセクハラ紛いの校則がいまだにある、というより、昔にくらべむしろ増えている調査結果に驚きました。 そもそも合理性のない校則が多すぎます。そんなものが必要でしょうか? 校則でがんじがらめに生徒を管理したところで、面従腹背の人間を作るだけでしょう。横並びの規格化された人間を作っても、大量生産の時代ならともかく、21世紀の時代に活力が発揮されるでしょうか? 日本が衰退しつつあるのは、まさに、こんな人権侵害を犯しているからにほかなりません。無意味な校則が横行するような社会でビル・ゲイツやジョブズや孫正義が生まれるでしょうか? 
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年6月10日に日本でレビュー済み
校則問題3冊目『だれが校則を決めるのか』のレビューを参照してください。

本書はあくまで問題提起。それにしても内容は粗雑だ。校則問題を考え学ぼうとする学生・院生は要注意。教育社会学では対応できない問題領域なので、内田良は研究者としては関与できない。教育法学研究者に登場してもらった方が良い。

※「ブラック」は差別的表現にも使われる。ブラック校則というタイトルをつけることに、何の躊躇も無いのだろうか。著者と出版担当者の人権感覚が疑われる。 
単なる色の表現ではない使い方だ。オバマ元大統領はどう思うだろう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年2月9日に日本でレビュー済み
本書は、評論家で「ブラック校則をなくそう!プロジェクト」のスーパーバイザーを
務める荻上チキ氏と、教育社会学をご専門とする内田良氏が編著者になり、「ブラック
校則」をキーワードに複数の著者とともに改善の必要性を提起した本である。

本書は、合計で11名の方が寄稿し、三部構成として編まれている。最後には荻上氏と
内田氏の対談が加えられている。
本書の発端は、荻上氏のプロジェクトが現状把握のために独自に行った調査である。
この調査報告を兼ねた記者会見が本書の刊行に繋がっている点で、この調査報告が
論じられている荻上氏による第1章、第2章が本書の基盤といっていいだろう。

議論の空転を防ぐためにも、荻上氏によるこの実態調査は非常に興味深いものだった。
内田氏によれば、校則に関する研究の数は多くない現状があるということなので、調査
の価値は尚更高いと感じる。ただ、この調査の仕方と分析、考察の仕方はやや不十分と
感じる箇所も散見されるのは残念であった。一例を挙げれば、例えば40代、50代の方で
あれば中高生時代の校則体験を忘れてしまっていたり、正確に記憶していない方が多い
ことが予測できる。校則を守ってきた方であれば、指導された経験も少なく、尚更校則
体験の有無の数値が不安定になる可能性がある。本書では、この要因への扱いを十分に
明記せずに単純に世代間の比較をし、考察をしている。

第3章以降では、内田氏の論考や、真下弁護士から法理論的に見た校則、大貫氏のご遺族
としての重い言葉、原田氏の校則観の変遷と深い論考など、大変興味深い論考が続くだけ
に、第1章および第2章が個人的には残念だった。
ただ、ブラックな校則に注意喚起し、改善の必要性を提起する一歩として意義のある本
だと感じるものである。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年9月2日に日本でレビュー済み
学校における人権を校則から切り込む、初ジャンルではないでしょうか。

学校は「学習する場」なのか?
学校は「教育する場」なのか?
学習の場なら学習者に人権はあるけれど、
教育の場なら教育者にしか人権はいらないということろでしょうか。
主体者はどちらかという問題に突き当たります。

現在、教育の場だからブラック校則があり、イジメ問題もなくならない。
本来、富国強兵のための学校制度でしたから、教育の場なんでしょうね。

ごちゃごちゃだったものを、子どもたちに分かりやすい形でクローズアップしていただき、ありがたい。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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