映画とのコラボトランスフォーマーですが、
通常ラインの商品を凌ぐ出来栄えです。
自分は『トップガン』シリーズはまったく見たことがないので、
思い入れはないのですが、
本商品が変形するF-14トムキャットといえば
VF-1バルキリーのデザインベースとなった戦闘機、
ということで、ビークルモードはむしろ慣れ親しんだシルエット。
実機に寄せたディテールやマーキングもかなり細かく、いい塩梅です。
すごく精密というわけではないのですが、
ボイジャークラスとしては破格。
細かい傷をイメージしたウェザリングが施されているのですが、これは
塗装ではなくMB01 クラシック・オプティマスのような印刷で再現されています。
変形ギミックはそこそこ複雑ですが、腕以外はバルキリーに非常に近く、
超合金などでバルキリーに触ったことがあれば、
説明書なしでもサクッと変形させられると思います。
胴体部に、ちょっとした連動変形も仕込まれています。
ビークルモードはものすごく薄く、
正面から見てもまったく違和感がないのがスゴイところ。
鳥足にこそできませんが、戦闘機形態から手足を出して
かなりガウォークに近い変形もできます。
可動は標準的なトランスフォーマー。
ちょっと狭めといったところですが、
気になるほど悪いわけではありません。
腰の回転はありません。
機体下部に懸架した増槽が展開して
二丁拳銃になるのはうれしいギミックですが、
持ち手が短く、ちょっと持たせにくいのが難点。
付属品はバレーボールとバイク、どちらも映画に登場したみたいですが詳しくはわかりません。
バイクはおそらく本体と同スケールで、スタンドと一体化した形です。
また、トランスフォーマーとしては非常に珍しく、バレーボールを持たせる
差し替えハンドパーツも両手分ついています。
気になるところは成型色。
透明度がやや高めの素材で、光に当てて透けたりするわけでしないものの、
戦闘機としての重厚感をそいでいるような気がします。
総じて価格(4000円弱)を考えると非常にいい商品だと思います。
映画を知らなくてもオススメ!
バルキリーのダウンサイジング玩具といったほうがいいかもしれませんが(笑)。
プレイヤー数 | 1 |
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個数 | 1 |
電池使用 | いいえ |
主な素材 | プラスチック |
対象性別 | ユニセックス |
メーカー推奨年齢 | 15歳以上 |
発売日 | 2021/8/7 |
製品サイズ | 7 x 17 x 18 cm; 300 g |
ASIN | B08XYVDCS2 |