2022/11/08無料アップデートで「セラフィックゲート」「ヒルドズヴェンジェンス」が追加されました一言で言うと「セラフィックゲート」は「1層ごとに変わる装備」縛りのタイムアタック「ヒルドズヴェンジェンス」はメインストーリーで出てくる「もう一人のヴァルキリー」のストーリーと見せかけて黙々とステージを進めるだけ会話や話し声は無い何処までも手抜きアップデートですマジでいい加減にしろよ（怒クリア後も楽しめるように「無料アップデートを行いました！」というよりはもっと単純に発売時時点で実装が間に合わなかったので、後付けで「無料アップデートです！」とつけただけの印象「今まで評価がイマイチだったが今回のアップデートもあったので購入して遊ぶ価値があるか？」と問われれば「全く無い」プレイして最初に思ったのがRPGとして出た「ファイナルファンタジー7リメイク（以下FF7R）に近いシステムだと感じたので比較対象としますまた、長文なので全体で見ると変な部分があるかもしれませんが御容赦ください基本情報まずロード時間が長くクエスト選択して実際に開始クエスト・終了して戻るまで、それぞれ約30～40秒は待つことになりますクエスト完了後に出てくる宝箱を開けなければクエスト完了できません例えアイテムの所持上限で受け取る事が出来なくても開けなくてはなりません（3～5枚目）一般的なRPGであるLv制やアイテムの販売はありませんLv制が無い事代わりにヴァルキリーの場合スキル習得による強化、武器の強化がありますが強化するための素材が各キャプチャーある為に「上限」があり更に上限の最大値も低いため「ボスが強くて勝てないから、もっとLv上げてから挑戦しよう」とする事が出来ません（1～2枚目）回復などの消費アイテムの販売が無い為に補充する場合は対象アイテムを取得できるクエストを選択して拾いに行く必要があります武器はクエスト途中にある宝箱で拾うかクエストクリア時に出てくる報酬の宝箱で取得するのみですエインフェリアの場合はクエスト中に召喚した回数で強化され素材も必要無いため育成が楽なように見えますが成長に上限があり、その上限も低いためエインフェリアを上限まで上げてしまっても勝てない場合はプレイヤースキルを上げないと詰みます武器にはそれぞれ「熟練度」G～SSRまで設定されてますが熟練度を上げること自体に攻撃力があがる、攻撃速度が上がるといったメリットは一切なくスキル習得条件で必要なF～Cまで上げた後は基本必要はありませんラグについては発生されていない方も居る事から恐らく入手したPS4の型番で処理能力が違うのか私も発生してます1.02になってから頻繁にお凝るようになった印象ですクリア後要素でFF7Rであった難易度変えて強くてニューゲームもありません難易度変えたければ全て最初からやりなおせ、そしてトロコンにはnormalとhardそれぞれクリアしろという馬鹿設定トロコンには全ての武器で「熟練度SSRにする」がありますが引継ぎが無い為に1つのセーブで達成する必要がありますボリュームについてまず好きかどうかは個人差があるのでストーリーの内容は一旦置いておいて、ボリュームは薄いです。ストーリーは長くて15時間程度、FF7Rは実際に発売されるまで「リメイクになってボリュームが無いのではないか？」と思われていたのとは逆ですメインシナリオのチャプターもFF7R半分になっているのでクリアまで15時間程度というのは非常に短く多くの設定を圧縮して短くしている印象を受けましたFF7Rであったミニゲームの類も無くサブクエストもひたすら戦うだけですストーリー・設定について次に一旦置いていたストーリーについては個人差がありますが設定とかは良い方だと思うもののボリュームの薄さが影響して「え？もう終わり？」と肩透かしをくらいます選択肢を選んで、それによってFF7Rの様に若干でも違うセリフ・違う展開があれば良いのですが残念ながらありません一応マルチエンディングなので選択するために場面がありますが、それは最後のキャプチャーで重要な2択を最後に1回選ぶだけですキャラクターの数ストーリーのみだと普通に「RPGとして仲間4人は流石に少ないな」と思う程度ですが一番の問題が「召喚したエインフェリアが持っている属性がヴァルキリーの通常攻撃にのる」というシステムがある為に「炎」「氷」「雷」「光」「闇」「土」「無」の7つの属性があるのに対してだと「4属性しかないのは少なすぎる」事です敵の弱点属性で攻撃する事で「ブレイク」ゲージをため、そしてブレイク状態で無防備になるので狙っていくのですが「闇」属性が無い為に闇属性の敵には「闇」属性ディバインアーツで攻撃するしかありませんそれも「闇」属性ディバインアーツは1つしかないので「闇」属性は選択肢すらありません少なくとも各属性のエインフェリアは発売時点のストーリーで1人づつ仲間に入るようにしておいて欲しかったですし更にRPGなのに固定メンバーが固定されているためPTを組んだり選んだりする必要が無いのでPTキャラの組み合わせる楽しさも無いのはヴァルキリーシリーズとして致命的です戦闘システム「3Dの立体的でスピード感あふれるアクションRPGへと進化している」と表現されている方もいるでしょうがハッキリ言うと「3Dの立体的でスピード感あふれるアクション」は少なく想像以上に不自由ですまず「スピード感」を一番出すであろう「ソウルチェイン」でターゲットの敵に近づき攻撃に入る部分ですが後半の敵は特にそうですが、敵に対してソウルチェインを出したら当たる前に横に避ける挙動をしますのでソウルチェインも「コンボを繋げる攻撃手段の1つ」の筈ですが攻撃としてはソウルチェインが当たりませんそして、ソウルチェインで近づく前に敵が移動してしまうので「近づくための移動手段」としても微妙です更に酷いのが「ソウルチェインは画面内に移っている敵にしかヒットしない」というシステムです画面内の敵を倒ししたりして画面内の敵は居ないが後ろなど画面に映らない位置にはいる、あるいはワープ能力があるので画面外に移動してしまう敵には「ソウルチェイン」が当たらないため「カメラを動かして見える状態にして」から「ソウルチェイン」を実行するという1手増える事でスピード感をワンランク下げています画面外でもヒットするなら「正面の敵を倒した後に居る筈の敵」或いは「画面外の後ろや横にワープした敵」に当てることが出来、攻撃対象を自動で敵を画面正面にもってくるシステム設定によって画面外の敵を画面中央までカメラを動かす必要が無くなるという挙動が成立し更にスピード感が増すのに出来ないのが非常に残念ですあと最後付近はボスがワープ能力をもっているのが普通でありワープされるとロックオンも外れるので「ワープされる」→「カメラで見える範囲まで動かす必要がある」と地味に面倒くさい次に「3Dの立体的」の部分ですが大型の敵には「破壊部位」があり壊すとダウン状態になりますが破壊部位を持つ敵の殆どは正面から見て「後ろ」か2段ジャンプで届くかどうかの「上」にある場合が殆どですまず「後ろ」にある敵ですが殆どの敵はヴァルキリーに対し正面を向くので「後ろ」まで「属性ダウン状態以外攻撃が届かない」というレベルで当てにくいです次に「上」ですがコレもロックオンターゲットでロック状態にしても、地上でも空中でも通常攻撃が平面でしか動かないので、これも「ダウン状態でないと当たらない」というレベルで当てにくく、逆にダウン状態以外で上部にロックオンしたままだと攻撃は平面にしか動かないので当然攻撃は当たることなくロックオンした場所の下で武器を振り回す羽目になります次に空中コンボですが、先ほどに続き「空中でも平面でしか動かない」為に同じ高さに合わせないと当たりませんさらに大型だと、そもそも浮かないしスーパーアーマーがかかっているので余り意味がありません次に「ディバインアーツ」所謂「魔法」に相当する部分ですがLv3まであるものもありますが基本全てLv1で十分というかヒット後にバフが掛かる「ニーベルン・ヴァレスティⅡ」以外はLv2以上は必要ありませんブレイク状態にするための属性攻撃や火力として使うよりも「ディバインアーツ発動中は無敵」というのを利用して防御不能の大技を躱すなど防御手段にする方が効率的だと思います次に「ブレイク」「ダウン」状態、FF7Rでいうと「バースト」についてですがFF7Rでは大技を潰す手段の1つであり重要なシステムだったのに対し単に一斉攻撃するチャンスでしかありません更に「属性ブレイク」をすると耐性が付き属性ブレイク後一定時間ブレイクゲージが上がらない、次の属性ブレイクまでに必要な数値の上限が上がるとか何を考えて付けたのか理解不能な謎システムになっていますFF7Rの様に次に来る大技潰すために狙う必要が無いですし、ボスであっても大体は1回ブレイクさせるだけで十分で2回目は無理やり狙う必要性が無いですヴァルキリーシリーズにあった「決め技」FF7Rの「リミット技」に相当するゲージ技がありませんゲージを溜めてからの「決め技」であった「ニーベルン・ヴァレスティ」も、ただの消費と火力の多いディバインアーツにまで落とされています「ディバインアーツ」を放つために必要なMPにあたる「アーツゲージ」の回復ですがコンボ判定ヒット数が多い程回復するのでヴァルキリーは手数の多い武器を持って攻撃、エインフェリアは多段ヒットする攻撃を持たせてコンボ数を稼ぐことで「ディバインアーツ」連打が出来ます一応攻撃範囲が広いと記載されていてもコンボ数の稼げない武器は戦闘で持つ必要はありません最後に攻撃が分かりにくいモノが多いですが特に弓攻撃は非常に見えにくいです6枚目のコンボ数表示の下に斜めに白い線が薄く見えると思いますがコレが「撃たれた矢」ですRPG要素についてまずRPGなのにLvがありませんなので「アクションが苦手なのでボスに勝てない、或いは負けた」からLv上げて挑戦するという行動が出来ません一応、育成要素としてある武器強化、スキルツリーでのスキル習得もありますが必要素材の関係上、各キャプチャーで上限が決まっているので上げきったらプレイヤースキルを上げるしか方法がありません更に武器も非常に少なく特典武器1種を加えても8種しかありません特にエインフェリアが居ない上に武器も選べない一番最初のボスが酷く、戦闘システムに慣れていない＆1対1での戦闘を強制される、武器の選択すら出来なくヒット数の多いタイプの武器が初期武器ではない、1人なのでコンボ数が稼げない、その為にディバインアーツを撃つタイミングを考えないといけないと難易度が一番高く感じます逆にエインフェリアが召喚できるようになるとコンボ数が稼げるのでアーツゲージの回復が早くなり一気に難易度が下がりますただしスキルツリーや武器強化も上限があるのでクリア付近でカンスト状態になり仲間であるエインフェリアも召喚回数で強化されていきますが、こちらも上限があるので同じぐらいのタイミングでカンストしますなのでカンスト以降はプレイヤースキル必須になるのでアクションが苦手な人には致命的です武器の「熟練度」がありますがスキルツリーでスキル習得の為に必要なレベルまで上げる以外は攻略や育成上は必要ありませんFF7Rの「武器成長スキル」システムも無いので「熟練度」を上げても攻撃力があがるとか武器攻撃スキルが増えるとか攻撃スピードが上がるとか強化要素は一切ありませんまた「熟練度」は経験値とかではなく熟練度の上昇量は攻撃毎に変わり敵の強さは関係ありませんのでエインフェリアが必要そうな強い敵を倒すよりもエインフェリアなしでクリアできるクエストを何回も熟した方が効率が良いですそして、一番酷いのがトロコンするには全武器の「熟練度」を最高であるSSRまであげないといけないという部分ですそして、データ引継ぎのニューゲームが無い為に難易度変えて、気分を変えてもう1度などできなく1回のセーブデータで全て上げなくてはいけませんそして初期のG→最高のSSRまで1つの武器で15000必要ですロード時間の長さと面倒くささで無の境地になります