私は学生時代に発症したうつ病と付き合い30年が経過しました。これまで色々な本を読みましたが、その中でも本書は読みやすく、改めて自分の気持ちを整理できました。
私も考えることに気力を消耗せずに、期限良く生きていきたいと思います。おすすめです。
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イメージ付きのレビュー
生きづらさを抱えてる人に読んで欲しい
私は10代の頃うつ病になって、そこからなんとか自力で回復することができた元当事者です。読んでみた感想「自分がうつ病だった当時にこれ読みたかった😭」「うつ病の友達にぜひこれを読んでもらいたい！」と思うような内容でした。うつ病の時って、「うつ病には〇〇が効く！」が「うつ病治すには〇〇しなきゃ！」になって、全部がプレッシャーになってしんどくなるんですよね。だから私も悩んでた当事、色んな本を読んでは、「〇〇しなきゃいけないんだ」と思って頑張る→出来なくて落ち込む→うつ状態が悪化する→以下ループという感じになってしまってました。その点、この本は一切押し付けがましいところがないので、すごく救われます。〇〇して良いんだよ〇〇で良いんだよと、「生きること」のハードルを下げてくれる。今の時代、SNSがあることで、「生きること」のハードルがどんどん上がっていってしまっている気がします。真面目で素直な人ほど、「〇〇でないといけない！」と思って、頑張り過ぎてしまい、HPを使い果たしてしまうことが多いと思うのです。この本はそんな時代を生きる私達に、「いかに頑張り過ぎずに生きるか」を教えてくれます。この本を読んで、「怠けてる」「自分のことばかり」「いかがなものか」と思う方もいるかもしれません。そう思った方は、ご自身が「〇〇でなければならぬ教」にどっぷり浸かっている可能性があります。そして、ご自身でも気付かぬうちに、その「〇〇でなければならぬ」というルールに、疲れている可能性があります。自分が心から「私はこうしたいからこうしている」という気持ちで生きている人は、本を読んで自分とは違う考え方が載っていても、「なるほどそういう生き方もあるのか〜」と思うだけのはず。この本を読んで、どこか心がザワザワする人ほど、この本に書いてある内容が、実は必要な人なのではないかと思います。・自分自身を大切にすること・〇〇せねばならぬを極力なくすことそれだけで、人は圧倒的に生きやすくなる。でも、多くの人は、過去の私がそうだったように、その具体的な方法が分からない。その具体的なHowToが、これでもか！とまとまった一冊。ぜひ、「生きづらさ」を抱える多くの人に、読んで欲しいです。
