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民主党政権 失敗の検証 日本政治は何を活かすか (中公新書) Kindle版

3.9 5つ星のうち3.9 41個の評価

二〇〇九年九月に国民の期待を集めて誕生した民主党政権は、一二年一二月の総選挙での惨敗により幕を閉じた。実現しなかったマニフェスト、政治主導の迷走、再建できなかった財政、米軍基地をめぐる混乱、中国との関係悪化、子ども手当の挫折、党内対立、参院選敗北――。多岐にわたる挑戦と挫折は、日本政治にどんな教訓を残したのか。ジャーナリスト・船橋洋一を中心としたシンクタンクによる、民主党政権論の決定版。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0CZ6WZM45
  • 出版社 ‏ : ‎ 中央公論新社 (2013/9/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/9/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 8352 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • カスタマーレビュー:
    3.9 5つ星のうち3.9 41個の評価

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萩原 久美子
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カスタマーレビュー

星5つ中3.9つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2020年3月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2013年秋、政権の座から転げ落ちて1年後に民主党に比較的近い有識者(「ブレーン」は言い過ぎだったので訂正)によって書かれた検証レポート。
一読して「まあ、よく3年も保ったもんだわ」というのが感想。政治は内部抗争でボロボロ、経済と財政は無策でグダグダ、外交と安保は素人判断でムチャクチャという体たらくなのである。ついでに全編に小沢一郎への恨み節が流れるのだが、これは同時に一種の責任転嫁でもある。
呆れてモノも言えないというのは、まさにこれ。これでも民主党政権に比較的甘めの評価をしている人たちが書いているんである。
ぜひ、自民党側が野党だったときに書いたレポート(2012/8「民主党政権の検証」参議院自民党、pdfファイルが検索できる)と読み比べて欲しい。

本書には国民からの評価・世論の変化が書かれていないのがちょっと残念。執筆当時にはあまりに自明すぎて、これ以上傷つきたくなかった(傷つけたくなかった)んだろうと思うが、時を経るにつれ記憶が曖昧になりつつある。
もう一つ、震災への対応がほとんど触れられていないのも残念。

読んでて途中で気がついたんだが、国民の目に映っていた民主党のあるキーパーソンの名前がなかなか出てこない。最後まで出てこないのかな、と思ってたら本文292ページあるうちの287ページ目に、ようやく功名心に走る人の例として名前が出てきた。
その人の名は、蓮舫。
後に分裂した民主党の中の一党(民進党)の党首までを務めたこの人物、党や政府の意思決定にはなんの関与もしてなかったらしい。「子ども手当て」の考察にすら出てこないのである。執筆者がアンケートも取りに行かないところを見ると、相当の嫌悪感があったのだろう。それであんなにギャンギャン騒いでたら、そりゃまーまとまるものもまとまりませんわw
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年12月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2大政党制を目指し「健全野党」の使命をまっとうしようとした政党が、ある日突然「与党」となってしまった悲劇(喜劇かも?)を丹念に掘り起こした著作。

「マニュフエスト」が政党自体を縛ってしまった悲劇=そもそも限られた幹部のみの「独断」に近い作業であった上に、定義もないのに「国民との契約」としての側面のみが強調され、財源の手当てすら準備されておらず、数値目標や達成期間も明示されず、「公約違反」「不実行は党の全体責任」という批判を自ら引き寄せてしまった。

「政治主導」=実行を検討していたのはごく少数のメンバーにすぎず、大臣・副大臣・政務官の責任範囲があいまいなままで、国会運営にはノウハウ不足であった。ただし「密室」のオープン化には成功したことは功績。

「政治と財政」=そもそも埋蔵金の取り崩しは財政を悪化させることが理解できなかった。住民参加型の透明化と可視化、ムダの排除、経過の重視に成功。

「外交と安保」=グランドデザインなき自立志向は理解されず。

「子供手当」=子育ての社会化には理解を得られたか?

「政権・党運営」=反小沢と小沢の善悪二元論にすべてを落としこんでしまった。人的要因と政策をリンクさせてしまった悲劇。さらに政府に多数の人材を供給してしまったがゆえに党には人材が残らず、政策よりも党内マネジメントのほうがはるかに難しかったために、全体としての責任感欠如。

「選挙戦略」=基本理念が共有できず、開かれた政党と自民党支持者の取りこみが矛盾してしまう。その結果、何も決められない政党化してしまう。

「中間管理職の不在」=業界、政界、上司との間に入って、それぞれの期待値を下げるゲームに恐ろしく不慣れであり、未経験だった。リーダーたちも国家運営意識がない。

という具合に徹底的な検証を繰り返す。議員センセイだけでなく政治を必要とする国民の皆様にぜひ読んでいただきたい好著。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読み応えはあったのですが、著者が統一されていないので、統一感に欠ける嫌いはありました。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月6日に日本でレビュー済み
本書では、民主党政権の政策・選挙対策・党と政府のガバナンスについて、分野ごとに分析したもの。
それぞれかなり面白いけど、要約するには骨が折れるので、面白かった数章を要約します。

6章 政権・党運営

この章では、民主党政権の「政府・与党の一元化」の取り組みについて、分析されています。
言っているのは、こういうことです。

民主党政権では、党ではなく政府のみが政策をうてるようにすることを目指したが、菅と小沢の対立で、
党の高官が政府に入る、という体制にできなかった。
このせいで、党に残った「ヒラ議員」と政府首脳の議員との間に、政策的なズレが出てきてしまった。
それが特に激しかったのは、マニフェストを遵守するかどうか
(特に、マニフェストに書かれていなかった、社会保障と税の一体改革のための「増税」問題)、というところである。
「ヒラ議員」は、夢のようなマニフェストのおかげで当選した人たち。
でも政府首脳の議員は、マニフェストを守らなくても当選できる、選挙に強い人たち。
結局このズレが原因で、「ヒラ議員」はマニフェスト遵守の「小沢グループ」として、
党首脳は「反小沢グループ」として、対立。前者の離党に至った、ということです。

小沢一郎という個性的な政治家のパーソナリティで語られがちな民主分裂劇ですが、
実は政府与党のガバナンスに、構造的な原因を求められる、ということです。

7章 選挙戦略

この章では、民主党を政権に導き、そして政権を追放させた「参院議員選挙」について、
その制度としての「クセ」を分析しています。要約すると、こんな感じ。

民主党の政権獲得を決めたのは、2009衆院選ですが、実はその前の2007参院選での
大勝が「ねじれ国会」を生み出し、自民政権をジリジリ追い詰めていった。
だが、逆に民主党政権の国会運営を難しくしたのも、2010参院選での敗北が原因であった。
この2010参院選、菅氏の「増税発言」が原因で敗北したとされるが、
意外なことに、全国での選挙区の総得票数は、民主が2200万票、自民が1900万票、
民主が勝っていた(!)。ちなみに比例でもそう。
ではなぜ民主は議席を失ったのか。
それは、参院の区割りの「クセ」にある、という。
ご存知の通り、参院は一票の格差がアレで、ということは、有権者の数が少ない地方部での勝敗が、
参院全体での勝敗を決定するのである。
ちょっとでも「反民主」の風が吹けば、地方部で負けまくり、参院全体でも敗北する。
こういう構造があった。
しかも、これに対応するためには、民主党自前の強固な「支持基盤」を育てないといけないが、
野党時代から、「自民の利益誘導」を批判してきた民主党は、この手が使えない!
しかも、こうした議席のスイングを生む区割りのせいで、2008参院選での勝利後の民主は、
政策スタンスにそうとうなバラツキを抱えた政党になってしまった、
そのせいで、政権運営がむつかしくなった、という。

政治というのは、理論だけではできないんだなぁ、、、とつくづく思いました。

感想。むちゃくちゃ面白い本。編著は一般に、各章ばらばらであまり読みたくないのだが、
この本は全体として論調が調整されていて、安心して読める。
また、上に一例を示したように、分析も多角的で緻密。
単なる民主党政権分析本ではなく、現代日本の「政党政治」本としても読める。オススメ。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年5月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
以前から民主党政権失敗の原因を深く知りたかったが、思っていた通り、能力不足、経験不足、寄せ集め政党であり、現在の民進党も同様。改めてまったく期待を持てない。政権との違いを出そうとしているのかもしれないが、常に反対の為の反対であり、しかっりとした対案も示さず、受け皿政党にもなれず、まして政権担当能力など、ゼロに等しい。今後も期待が持てないのがよく解かった。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年11月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
民主党政権がどのようないきさつで政権交代に納得かだけでなく政治の裏側も知ることのできる良書だと思う。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月13日に日本でレビュー済み
著者は2011年に創設された「日本が直面する戦略的課題を調査・検証して日本を再建することについて様々なことを提案する機関」である。したがって「執筆者」が多い。
 「船橋洋一」は<真っ赤かな左巻き>で『民主党政権』の誕生を「朝日新聞」で後押ししていた人物である。
 『民主党』は1996年に結成された。政権を握ったのは2009年のことである。
 『民主党』は選挙に臨んで「マニフェスト」(政策実現目標)を掲げた。「マニフェスト政治」の始まりである。
 しかし「マニフェスト」を掲げるということは「国民」にアッピ-ルするためにとかく<誇大>になる。その典型的なものが<16.8兆円>の「国費」の無駄を無くすであった。そして浮いたお金を(1)高速道路無料化、(2)年金を最低でも月額7万円を支給する、(3)子供手当月額2万6千円を支給する、(4)沖縄の普天間基地を海外に移動させる、これを唱えたのが「鳩山由紀夫」首相。しかし「アメリカ」の反対にあってすぐに頓挫した、(5)アメリカとの二国間貿易協定(FTA)反対、(6)政治主導の貫徹、しかし「官僚」にそっぽを向かれて頓挫して実現できなかった、(7)群馬県の八ッ場ダムの建設反対、(8)規制撤廃、(9)「尖閣諸島」の国有化の推進(「石原」都知事は事前に地権者と会って10億円で買取を承諾してもらっていたが、「野田」首相は「石原」都知事に先を越されてはならないとメンツのあまりこれに反対して結局強欲な所有者に付け入られて20億5千万円で買取らざるを得なくなったのである。最後は(10)「菅直人」首相。「福島第一原子力発電所」の爆発に全く対処できなかった。彼は「東京工業大学」理学部応用物理学科の出身であり《原子力の専門家》を自称していたが、果たして<原子力>を学んだか疑わしく、しかも大学院にも進学してないのであるから、到底《原子力の専門家》とは言えなかった。
 どうして「マニフェスト」が頓挫したかというと《人材不足》だったからである。それは政権を奪取した2009年の「衆議院総選挙」で「議員」が112名→308人となったが、その大半は政治に関わってこなかった<素人>だったからである。「マニフェスト」の目玉の<16.8兆円>の「国費」無駄削減は「連 舫」らを主導とする<素人集団>が連日「官僚」などを呼び出して「テレビ」で報道して削減を迫り『劇場化』と呼ばれたが、何もできなかった。煽った「テレビ」も同罪である。
 そして「日本が直面する戦略的課題を調査・検証することができずに破綻してしまった。「船橋洋一」に対してはさぞかし残念だったことであろう。ご愁傷様だ。
 本書は執筆者が多くて、重複や検証不足が目立って『民主党政権』を検証しきれてない。
7人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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