ファークライは今まで全作プレイしてきています。
UBIになってからは「アサクリ」と同じく、時代や場所を買えながら大体同じことをしているだけという
評価が正しく、若干飽きつつ惰性でプレイしていました。
そんな状態で本作をプレイし始めた(約10時間)のですが、かなり食い気味にプレイしてしまいました。
PS5版のプレイとなりますが、まずグラフィックが非常に精細になっており進化しています。マップは徐々に広がっていくいつものパターンですが陰鬱な感じが無く山もあれば海もある、においたつような風景が特徴の熱帯の楽園「ヤーラ」が舞台です。
マップ間移動やロード周りはPS5特有の爆速ロードがあるので、ファストトラベルなどでも2~3秒しかかかりません。テクスチャの貼り遅れなども見当たらずプレイ環境としてはミドル~ハイくらいのPCでやっている感覚に近いです。
5が若干陰鬱として暗い内容だったこともあり、本作はその反動からか、序盤からワニをペットにしたり背中にロケットかついだりデカイ輸送船を沈めたりと最初からぶっ飛んでいます。
また、武器のカスタムや装備も豊富なので色々試して飽きずに楽しめます。
ストーリーラインとしては独裁者アントン・カスティロ(演じるのは「ブレイキング・バッド」のガスなどで有名なジャンカルロ・エスポジート!)による圧政から立ち上がるというもの。
主人公はゲリラ戦士となり革命を成就させようとしますが、もはやどっちが悪役かよくわからなくなります。
ただやはり残念な所はちらほらあり、例えば敵のAIがびっくりするくらいバカな事や、
インタラクトの範囲が妙に狭く物を拾おうとするとむちゃくちゃ近づかなければならない所。
また、物語の進行フラグに不備があり一部進行不能となったりなど。(これは爆速ロードがあるのですぐやりなおせるっちゃあやりなおせますが)
良し悪しありますが、大体は良しが勝っているので★5にしました。
ストーリーシナリオも結構作り込まれていて、中盤くらいにさしかかってきましたが惹かれるものもあります。
こういうカラッとしたシリアスバカゲーを待ち望んでいたので個人的には大満足です。