鳥取)手術支援ロボ「ダビンチ」最新型導入 県内2病院
長崎緑子
【動画】鳥取赤十字病院が内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」の最新型をデモンストレーション=長崎緑子撮影
ロボットを用いた内視鏡手術を公的保険で受けられる病気の対象が2018年春に拡大されたのに伴い、鳥取大学医学部付属病院(鳥取県米子市西町)と鳥取赤十字病院(鳥取市尚徳町)が、内視鏡手術支援ロボット「ダビンチ」を最新型に更新した。最新機器で新たな手術にも取り組む。
鳥取大学医学部付属病院では、2010年にダビンチを導入してから昨年11月末までに泌尿器科634件をはじめ胸部外科122件など計888件のロボット手術を行っている。今回、ダビンチを更新するのに合わせ、これまでの1台体制から最新型2台の体制とした。今月から運用を始めている。手術の待機時間などの減少が期待でき、心臓弁膜症や子宮体がん、食道がんに対する手術への対応も進めている。
2014年からダビンチを使用している鳥取赤十字病院では16日、最新型ダビンチが報道陣に公開された。最新型は18日に手術室に設置され、外科手術での使用が開始される。
ダビンチは、機械が外科医の…