菅義偉首相は18日、新型コロナウイルス対応で首都圏4都県に出している緊急事態宣言の解除を決め、記者会見で国民に説明しました。タイムラインで詳報します。
19:55
自殺者対策、菅首相「大きな問題との位置づけで取り組んでいる」
この日の記者会見で最後の質問は自殺者対策についてだった。
女性や若者の自殺が増えていることへの対応を問われた菅義偉首相は「コロナ禍の中で居場所がない、さらには仕事をすることができなくなったというようにいろんな問題があると思っている」と指摘。NPOが開設している自殺相談所に対する支援などを挙げ、「孤独や孤立、さらに自殺の相談、特に若い人はSNSで相談をされている。できることは全て、政策として使いながら、自殺対策というのは大きな問題だという位置づけのもとで今取り組んでいる」と強調した。
19:50
財政出動は?「経済あっての財政、コロナ対策を全力でなんとか…」
菅義偉首相は新型コロナウイルス対策による財政出動について「財政そのものは非常に厳しくなっていることも事実だが、まずは、コロナを収束するために政府としてはできる限りの対応をすることが大事だ」との考えを示した。
首相は「新型コロナの影響で大変厳しい状況にあるご家庭、非正規の方、弱い人に対して、政府としてはさまざまな支援策をおこなっている」と強調。「経済あっての財政という考え方で、コロナ対策を全力をあげてなんとか広げていきたい」と述べた。
19:40
河井案里氏・克行氏の公判証言、菅首相「党として対応する」
菅義偉首相は、官房長官時代に応援に訪れた参院選広島選挙区の河井案里氏(当選無効)と夫・克行被告の公職選挙法違反事件をめぐり、自民党本部の資金が買収に使われた可能性を示す公判での証言について、見解を問われた。
首相は「党の監査を行う。ただ、いま書類が押収されていて、できない。戻ってきた時点で、党としてしっかり対応する」と、従来の発言を繰り返した。
19:35
菅首相「訪米後解散、まったく考えていない」
4月に予定する首相の訪米やワクチン接種の時期が、衆院解散・総選挙の時期にどう影響するかについて質問がでた。
首相は「まずワクチン接種について一日も早くみなさんにお届けするべきだと思う」と強調。変異株や高齢者施設への検査など五つの柱に挙げた感染拡大防止策に対応していくのが自らの役割だとした。
その上で「訪米後解散だとか、まったく解散については考えていません。とにかく優先すべきはコロナの収束。収束をしっかりさせるのが私の責務と思っている」と述べ、早期解散に否定的な考えを示した。
19:35
感染対策の情報「私自身も若者に発信足りなかった」
菅義偉首相は、これまでの感…
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