【詳報】ウクライナ侵攻9、3月17日~20日(日本時間)の動き
ロシアによるウクライナ侵攻で各地で被害が拡大する中、深刻な人道的危機も起きています。ロシア軍が包囲する南東部マリウポリでは35万人以上が孤立し、戦闘に巻き込まれています。電気や水の入手も困難な状況になっています。また、ロシア国防省が極超音速ミサイルを使用した攻撃を実施したと発表するなど、緊張は高まっています。停戦協議は依然として進展が見えません。
(タイムスタンプは日本時間。括弧内は現地時間)
■■■日本時間3月20日■■■
22:30(ジュネーブ14:30)
ウクライナでの死者は計902人に 国連が発表
国連人権高等弁務官事務所は20日、ロシアのウクライナ侵攻による死者が、19日現在で902人に達したと発表した。このうち子どもが72人いるという。負傷者は1459人に達したとしている。
20:40(ローマ12:40)
ローマ教皇「この忌まわしい戦いを…」
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇は20日、バチカンで日曜日定例の祈りに参加し、ウクライナ情勢について「無益な虐殺だ」と語り、世界の指導者に向けて「この忌まわしい戦いを止めよう」と呼びかけた。ロイター通信が報じた。
フランシスコ教皇は、ウクライナの戦況について「無益な虐殺だ。毎日、殺戮(さつりく)と暴虐が繰り返されている」と語ったという。
19:14(キエフ12:14)
南東部の第1副市長、ロシア軍に拉致されたか
ロシア軍が占拠しているザポ…
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- 【視点】
日系アメリカ人のロナルド・タカキ は、『なぜアメリカは日本に原爆を投下したのか』において、トルーマン大統領の原爆投下という決断と〈男らしさ〉の関係を考察しました。そして、国の面子、国際的な覇権のために老若男女問わず多くの一般市民が犠牲なった
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