双子パンダ、専用のミルクをゴクゴク 体重は24キロに 上野動物園
上野動物園(東京都台東区)で昨年6月に生まれた双子のジャイアントパンダ、オスのシャオシャオ、メスのレイレイ。母親のシンシンの母乳やパンダ専用の人工乳「パンダミルク」をたくさん飲んで、順調に育っている。
園によると、2頭は9日で320日齢になり、体重は約24キロになった。シンシンに与えているタケノコなどに興味を示しているが、フンを見る限り、まだ食べてはいないという。
シンシンは1日に2~3回、2頭に授乳している。母乳以外にも体重の増減に合わせて1日1回、人工乳を飲んでいる。生まれた当初はヒト用の粉ミルクを与えていたが、途中から、パンダ向けに開発され、消化の良いパンダ用の粉ミルクを与えている。
最近は一度に飲む量が増えてきたため、哺乳瓶ではなく、皿に入れたものをそれぞれが自分で飲んでいるという。飲んだ後は飼育員が口元を拭いてきれいにしている。
次々と永久歯に生え替わっており、もうすぐ固形物を食べるようになる見込み。ただ、すぐに固形物をたくさん食べるようにはならないため、母乳や人工乳は1歳を過ぎても飲むという。(本間ほのみ)
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