球状の「九条の碑」を足立に設置 デザインに込められた思いとは

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編集委員・北野隆一
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 市民団体「『九条の碑』を建立する会」が憲法9条を彫り込んだ球状の碑を、東京都足立区柳原に設置した。碑はステンレス製の直径1メートルの球体。ピンク色の文字で9条の条文が輪を描くように並んでいる。19日に除幕式があり、約170人が参加した。

 除幕式で「九条の会」事務局長の小森陽一・東京大名誉教授は「碑に刻まれた憲法9条を読むには、周囲をぐるっと回らなければならない。碑を見に来た人の頭に9条が刻み込まれる」とあいさつ。「碑の球形は地球を表す。ロシアが西の隣国・ウクライナに侵攻した。『戦争をしない』と憲法9条で決めた東の隣国・日本は『国際法違反の戦争をするな』と国連で主張すべきだ」と説いた。

 碑のデザイン・設計を担った…

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この記事を書いた人
北野隆一
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専門・関心分野
北朝鮮拉致問題、人権・差別、ハンセン病、水俣病、皇室、現代史
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