沖縄旅行2日目のどに異変…コロナ陽性に困惑「持病の薬なくなる…」

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伊藤恵里奈
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 仕事をやめ、心機一転するために沖縄に一人で来たのに……。

 京都府在住の20代の女性は、7月末に2泊3日の予定で沖縄を訪れた。混雑していない店を選び、一人で沖縄そばやゴーヤチャンプルを楽しんだ。

 だが滞在2日目、起床するとのどに違和感があった。「冷房のせいかなと思ったんです。でも夕方くらいになって、『普通の風邪とは違うな』と気づいて……」

 念のためにホテルのフロントで体温計を借りた。体温は37・4度。急いで近くのコンビニでのどあめや食べ物などを買い、「明日までに熱が下がるように」と体を休めようとした。

 「もし体調が悪化したら。万が一、沖縄でコロナ陽性だと分かったら」という考えが頭を巡った。

 沖縄には友人や家族もいない。自主隔離になったら、買い出しにいけない。さらなる不安に襲われた。

陽性判明 ネットで窮状訴えてみると…

強い行動制限のない夏休み。旅行や帰省で人の往来は活発になっています。ただ、「第7波」の中の旅先でコロナになったらどうしたらよいのでしょう。記事の後半では、旅先の沖縄でコロナとなった女性の詳しい状況に加え、自治体の対応などを紹介しています。

 翌日飛行機で帰る予定だった…

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この記事を書いた人
伊藤恵里奈
盛岡総局
専門・関心分野
ジェンダー史、自然環境、映画、異文化
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