「日の丸背負って戦いたい」 帰国の大谷翔平、WBC出場に前向き

有料記事

堀川貴弘
【動画】大リーグ・エンゼルスの大谷翔平が帰国会見=竹花徹朗撮影
[PR]

 大リーグ・エンゼルスの大谷翔平選手(28)が18日、5年目のシーズンを終えて羽田空港着の航空機で米国から帰国した。「安定して試合に出場することができて、昨年に続き個人的にはいいシーズンだった。来年も目標を持って頑張りたい。(ポストシーズンに進んで)長く試合が出来るようにしたい」と語った。

 投手と野手の「二刀流」で活躍する大谷選手は8月、ベーブ・ルース以来104年ぶりとなる「2桁勝利と2桁本塁打」を達成。最終的にはシーズンの規定投球回数と規定打席数の両方に達した。これは大リーグで現在の2リーグ制が確立した1901年以降で初の快挙だった。今季の成績は、投手として28試合に登板して15勝9敗、防御率2・33。打者では打率2割7分3厘、34本塁打、95打点だった。

 来春開催されるワールド・ベースボール・クラシックWBC)については「日本でプレーしていた時から日の丸を背負いたい気持ちがある。(出場を)前向きに考えたい」と改めて話した。(堀川貴弘)

 大谷選手と報道陣の主なやりとりは次の通り。

 ――帰国しての感想を。

 アメリカではシーズンが終わって少したっているので、リフレッシュした。向こうでの仕事を終わらせて今日帰ってきて、ここから来年に向けて頑張りたい。こちらでは比較的ゆっくりできるかなと思います。

 ――大活躍のシーズンだった。

 去年に引き続き個人的にはいいシーズンだったと思います。また来年に向けて目標をもってがんばりたいなと思います。シーズン的にはまだポストシーズン。来年は長く試合ができるようにがんばりたい。

 ――規定投球回数と規定打席数をダブルで達成した。

 安定して試合に出続けられたのが1番いいところだった。来年も引き続き、毎試合いい状態で試合に臨めるように頑張りたい。

 ――MVPの行方については…

この記事は有料記事です。残り2666文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません